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ERPC、フランクフルトデータセンターがSolana DoubleZeroネットワークに接続。SWQoSエンドポイント専用線活用でさらなる低レイテンシと安定化を達成

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ELSOUL LABO B.V.

フランクフルトリージョンデータセンターのSolana専用線ネットワーク「DoubleZero」接続を発表。SWQoSエンドポイントなどプラットフォームの専用線活用により、レイテンシ低減と安定化

ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役CEO:川崎文武)と Validators DAO が運用する ERPC は、フランクフルトリージョンデータセンターのSolana専用線ネットワーク「DoubleZero」接続を発表しました。

これにより、SWQoSエンドポイント及びEpics DAOバリデータにおける専用線活用により、レイテンシ低減と安定化がさらに進みます。Solanaネットワーク全体の強靭性が高まり、ERPCプラットフォーム全体のパフォーマンスも向上します。

目次

背景

ERPCでは、Solanaネットワーク全体の通信品質向上に向けて、信頼できる各データセンターパートナーと協力し最適化を継続的に実施してきました。今回、フランクフルトリージョンデータセンターがSolana専用線ネットワーク「DoubleZero」に正式参加したことで、これまでの取り組みが一段と進化しました。

この接続により、同拠点で稼働するSWQoSエンドポイントおよびEpics DAOバリデータの通信経路がすべてDoubleZero上で直結し、従来よりも短い経路でデータ伝送が行われるようになりました。結果として、低レイテンシと安定性が両立したネットワーク構成が確立され、Solana全体の信頼性向上にも寄与しています。

DoubleZeroネットワークとは

DoubleZeroは、CoinbaseやGalaxyなど200を超えるSolanaバリデータが参加する専用線ネットワークであり、バリデータやRPC間の通信を最短ルートで直結します。パブリックインターネット経由の経路変動や混雑を回避し、帯域の拡張と低遅延を同時に実現する構成です。

今回、フランクフルトデータセンターのインフラ全体がDoubleZero上に統合されたことで、Shredstream、gRPC、SWQoS RPCといった複数の通信方式が同ネットワーク内で専用線により完結し、Solanaネットワークにおける応答速度と安定性が大幅に強化されました。

DoubleZero: https://doublezero.xyz/

Epics DAO Validatorの成長

Epics DAO Validatorは、SWQoSサービス開始当初の10,000SOLステークから順調に成長を続け、現在は20,000SOLを突破しました。すべての手数料を0%で運用し、Jito MEV対応によりステーカーへの報酬を最大限に還元しています。

今回のDoubleZero接続によってネットワーク経路がさらに短縮され、Shinobiスコアも改善しました。今後もステーク拡大を通じてERPC全体のBandwidth強化に貢献し、Solanaネットワークのさらなる発展を支えていきます。

Epics DAO Validator アドレス: `EpicsoqLdDP8qRn3wQRKTSKAXbjK9dUgFfNPRQS77MQD`

バリデータパフォーマンス情報 (Shinobiスコア): https://xshin.fi/#Validators?pubkey=EpicsoqLdDP8qRn3wQRKTSKAXbjK9dUgFfNPRQS77MQD 

SWQoS RPCとネットワーク最適化

SWQoS(Stake weighted Quality of Service)は、ステーク接続を持つバリデータを優先帯域で処理する仕組みで、Solanaリーダーは約80%を優先帯域に、約20%を非優先帯域に割り当てています。この制御はPriority feeの評価より前に適用されるため、Priority feeを上げてもトランザクションが先に優先帯域に乗らなければ処理は行われないため、Priority feeを上げるより前に、この優先帯域を利用することが求められています。

今回のDoubleZero対応により、SWQoSエンドポイントとEpics DAO Validatorは同一専用線上で接続され、トランザクション送信効率とレイテンシがさらに改善されました。これにより、Solanaネットワーク内でのSWQoSトランザクションがより効率的かつ安定して処理されるようになります。

Solana RPC Bundle プラン

Bundle プランは、RPC・Geyser gRPC・Shredstream の 3 方式をひとつにまとめて利用できるパッケージで、SWQoS帯域の利用条件にも含まれています。既に RPC や Geyser gRPC を利用中のユーザーは、Bundle に移行することで Shredstream を追加費用なしで利用でき、本番環境の柔軟な検証や性能テストにも最適です。

Geyser gRPC で安定稼働するアプリケーションをそのまま維持しながら、Shredstream を活用した高速化に段階的に移行することができます。開発・運用の両面で実戦的な構成を実現する、Solana プロジェクト向けの標準プランです。

導入や移行のご相談は Validators DAO 公式 Discord より受け付けています。

Premium Ryzen VPS

ERPC と同一ネットワーク内で動作する Premium Ryzen VPS は、世界最速の 5.7GHz 高クロック CPU、ECC DDR5 メモリ、NVMe4 ストレージ、25Gbps ×2 のネットワークを備えています。オーバーコミットを一切行わない設計により、仮想環境でありながらベアメタル級の処理性能を実現します。

Jito Shredstream や主要 Solana バリデータと同一データセンター内に配置するゼロ距離構成により、インターネット経由の遅延を排除。計算性能と通信性能を両立したこの構成は、すでに多くの開発者から高く評価されています。

開発体制とSLVオープンソース

私達は、SLVを中核としたオープンソース開発を通じて、Solanaノード運用の即時立ち上げや自動更新、ゼロダウンタイム移行を可能にしてきました。

これまで数多くのテストランニングを重ね、ERPCおよびバリデータ運用の両面で継続的な改善を実現してきました。信頼できるデータセンターパートナーと密に連携し、得られた成果をすべてのユーザーとステークホルダーに還元しています。

今後は、バリデータ・RPCプロバイダ・トレーダー・Web3プロジェクトが相互に連携できるエコシステムをさらに拡張し、インセンティブを通じてSolanaネットワーク全体の効率化と強靭化を促進します。

SLVオープンソースもその中心的な要素として開発を続けていきます。

ERPC、Validators DAOが解決する課題

  • RPC環境で発生しがちなトランザクション失敗やレイテンシ変動

  • 多くのインフラプロバイダーによる性能制限

  • ネットワーク距離が通信品質に与える影響の大きさ

  • 小規模プロジェクトほど高品質インフラへアクセスしづらい状況

私達は、オープンソース開発を支援するSolana NFTカードゲームプロジェクトEpics DAOの開発過程で、高品質かつ高速なSolana開発環境が容易に手に入らないという課題に直面しました。そこで独自のプラットフォームを構築し、その知見を基盤としてERPCやSLVを提供しています。

金融分野のアプリケーションは特にミッションクリティカルであり、遅延やエラーは直接ユーザー体験に影響します。分散したバリデータやWeb3特有の構造が重なり合うSolana開発では全体像の把握が難しく、多くのプロジェクトが遅延や不安定さに悩まされてきました。

私達は必要とされる高性能な開発基盤を提供し、Solanaエコシステム全体の開発体験とユーザー体験の向上に貢献していきます。ERPCもSLVも、その一環として位置付けています。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年10月11日 13時04分)

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