株式会社シーエーシー
～ Datadogソリューションを活用した予兆検知サービス「Datadog Proactive Monitoring」を提供開始 ～
株式会社シーエーシー（本社：東京都中央区、代表取締役社長：佐別當宏友、以下CAC）は、Datadog, Inc.（CEO：Olivier Pomel、本社：米国ニューヨーク州、以下：Datadog社）とパートナーシップ契約を締結しました。これに伴い、Datadogソリューションを活用してアプリケーションシステムの障害を予兆検知する「Datadog Proactive Monitoring」（以下、本サービス）を2025年10月15日（水）から提供開始します。
本サービスは、障害の予兆を早期に把握することにより、システムの信頼性とサービスレベルの向上に寄与するものです。
■Datadogとは
マルチクラウド環境のインフラやアプリケーションの監視、ログ収集による可視化や分析を行えるSaaS型の統合プラットフォームであり、高いオブザーバビリティ（可観測性）を実現します。
■サービス提供の背景
近年、SaaSなどのクラウドサービスの普及に伴い、企業が扱うシステムの複雑化・分散化が進んでいます。その一方で、システム障害が事業継続やユーザー体験に直結するリスクが増大しており、閾値監視では障害の予兆を捉え切れないことが課題となっています。こうした中でAIを活用した高度な予兆監視へのニーズが高まってきていることから、本サービスを提供することにしたものです。
■本サービスの特長
本サービスは、企業のアプリケーション環境全般のシステム運営を代行する「CAC マネージド アプリケーション オペレーション サービス（マネージドAOS）」のラインナップの一部として提供するもので、次のような特長があります。
・AI予兆監視機能の活用
DatadogのAI機能を使った監視を実現します。単なる閾値監視ではなく、機械学習を活用して、過去からのメトリクス、ログ、トレースデータを横断的にリアルタイム分析し、異常検知アルゴリズムにより通常時とは異なる現象や予兆を自動検出し、運用者に通知します。
・障害未然防止の改善方針をアドバイス
AI予兆監視で検知した異常箇所を分析調査し、ボトルネック箇所の特定と改善方針の提言まで行います。※対象はCACが「マネージドAOS」で提供するサービス範囲内となります。
また、月次でシステム健康診断レポートを提供し、月間のシステム状況サマリ報告と、将来的なシステムの潜在リスク要素を可視化し、改善施策のアドバイスを行います。
・相関分析可能なダッシュボードの提供
相関分析可能なダッシュボードで、重要メトリクスやビジネスに直結するSLO（サービスレベル目標）指標を一元的に可視化して管理できます。リアルタイムに状況を把握でき、関連データの横断的な相関分析で、異常の原因を“点”ではなく“面”で把握。障害原因の早期特定と、安定したサービス品質維持を実現します。
■Datadog Proactive MonitoringのWebページ
https://www.cac.co.jp/product/mgddws/services/datadog_pm
■CACマネージドAOSのWebページ
https://www.cac.co.jp/product/mgddws/aos/
■Datadog社の認定パートナー
当社はDatadog社の認定パートナーとして、Datadogライセンス販売から導入、監視運用、プロアクティブなモニタリング運用まで、クラウド・オンプレ・ハイブリッド環境を問わず、Datadogを活用した統合的かつ効率的なオブザーバビリティ基盤を実現します。
■CACならではの強み
本サービスを「マネージドAOS」の他のサービスと組み合わせることで、アプリケーション運営全体を統合集約管理できます。これにより、運用負荷を軽減しながらシステムの安定性とサービス品質向上の両立を実現します。
＜株式会社シーエーシー（CAC）概要＞
所在地：東京都中央区日本橋箱崎町24番1号
代表者：代表取締役社長 佐別當宏友
資本金：4億円（東証プライム上場 株式会社CAC Holdingsの100%子会社）
事業内容：システム構築サービス、システム運用管理サービス、業務受託サービス
コーポレートサイト：https://www.cac.co.jp/
[商標等について]
・本資料に記載されている社名、製品名等は各社の商標または登録商標です。
＊本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
＜本件に関するお客様からのお問い合わせ先＞
株式会社シーエーシー
エンタープライズサービス統括本部
マネージドAOS担当
E-mail：cac-mgds@cac.co.jp