mui Lab株式会社
「第19回キッズデザイン賞」、「サンキュ!明るいミライ大賞 for couple」と合わせてトリプル受賞を達成!

mui Lab株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役CEO:大木和典、以下「mui Lab」)の提供するHEMS*コントローラー「muiボード」が、このたび2025年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
HEMSコントローラーとしてはこれまでに例のない、木製のインターフェースを採用。情報デバイスでありながらも、すまいや家族の暮らしに寄り添い、新たな体験価値を生み出す点が評価されました。
*HEMS:Home Energy Management Systemの略。家庭内のエネルギー使用を最適化し、省エネや節約を実現するためのシステム。
「muiボード」とは?

暮らしにやさしく溶け込む、新しいスマートホームコントローラーのかたち
「muiボード」は、天然木でできたHEMSコントローラーです。IoT家電や空調などさまざまな機器を制御できるほか、家庭のエネルギー使用量をアプリ経由で見える化することで、最適なエネルギーマネジメントを実現します。スマートホームの共通規格である「Matter」および「ECHONET Lite」に準拠し、GX志向型住宅の補助金要件に正式対応。脱炭素やカーボンニュートラルの実現に向けて、三菱地所、小田急不動産、静岡ガス、北海道ガスなどとの業務提携のもと、ハウスメーカーを中心とする企業への導入を拡大しています。
さらに、mui Labでは、「暮らしに寄り添うHEMS」の実現を目指し、AIを活用した「エネルギーマネジメントAI」を独自開発中。各家庭の生活パターンを学習し、太陽光や蓄電池、エコキュートなどの最適な制御を行うサービスの展開を進めています。
「muiボード」デザインに込められた想い
「muiボード」には、一般的なHEMSコントローラーとは一線を画す、木製のインターフェースが採用されています。単なる機器の操作だけではなく、家族との穏やかなコミュニケーションを実現し、「体験」としての新たな付加価値を生み出します。以下では、「やさしい」デザインに込めたこだわりをご紹介します。
1. 木のぬくもりとタッチ操作の融合
「muiボード」は天然の木材を利用しています。手で触れた痕跡や風合いの変化、味わいなど、家具などでは当たり前のように感じられる「愛着」を、デジタル機器にも宿したいという思いからです。ユーザーは木の柔らかな手触りを感じながらタッチ操作が可能であり、筆跡や声といった形で、使う人の記憶や体験が刻まれていくことを目指しています。
2. 暮らしに溶け込む静かなデザイン
一般的なスマートホームコントローラーは情報を積極的に表示・通知することを重視しています。その一方で、「muiボード」は「暮らしの中にそっと溶け込む」ことを第一に設計しており、過剰にユーザーの注意を引くような通知はありません。普段は家具の一部として静かに存在し、ユーザーが求めるときだけ必要な情報を提示できます。
3. 家全体をやさしくつなぐスマートホーム機能
メーカーを問わず、照明、スピーカー、空調などさまざまな機器をクラウド上で一元的に管理できます。そのうえで、複雑な設定や操作を感じさせない、シンプルで直感的なインタラクションを採用。身体の自然な動作を通じて、心地よい住環境を呼び戻せるよう設計されています。
グッドデザイン賞 受賞ページ:
https://www.g-mark.org/gallery/winners/30714?years=2025
muiボードについて:https://muilab.com/ja/products_and_services/muiboard/
mui Labクリエイティブディレクター コメント
すべての人が自由に情報へアクセスできる時代だからこそ、私たちは「日々の暮らしの中で、情報とどう向き合うか」を丁寧に見つめ直すことが大切と考えています。次の世代を生きる子どもたちが、情報を意識することなく、自然に扱えるような道具を届けたい。その想いから、「muiボード」は生まれました。暮らしのあり方をともに考え、一つのかたちとして育ててきたチーム一同、グッドデザインとして認めていただけたことを心から嬉しく思います。
mui Lab Creative Director 廣部 延安/Hirobe Nobuyasu

グッドデザイン賞 審査員コメント
情報デバイスに類する製品はアクリルやガラスなどのパネルに情報を表示することが一般的であるが、本製品はそれを木材にしている点が新しい。その印象はスマートホームコントローラーという製品ジャンルから感じられるハイテクなイメージではなく、ナチュラルで素朴なものであり、情報デバイスをそのような感覚の製品にデザインしたことが評価できる。表示される情報もグラフィカルで直感的であり、親しみやすいものとなっている。(全文引用)
家族のつながりを育むデザインとして、各賞で高く評価
◾️第19回キッズデザイン賞
「muiボード」のデザインは、親子のコミュニケーション促進といった文脈において、これまでも評価を受けています。
2025年8月には、小田急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区 取締役社長:五十嵐 秀)と共同開発した、mui Labが提供する「muiボード」とスマートフォン専用アプリ「mui Homeアプリ」が、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催する「第19回キッズデザイン賞」の「子どもを産み育てやすいデザイン部門」において、キッズデザイン賞を受賞しました。

不足しがちな家族のコミュニケーションを促進し、ウェルビーイングを向上させる目的として、小田急不動産の分譲戸建住宅LEAFIA(リーフィア)に実装されています。家族からのメッセージを伝える「置き手紙」機能や、今の気持ちを記録し未来に表示させる「タイムカプセル」機能といったコミュニケーション機能のほか、人感センサーを利用した部屋のみまもり機能も提供。日常に“ほっと”する瞬間を提供します。
キッズデザイン賞公式Webサイト:https://kidsdesignaward.jp
◾️サンキュ!明るいミライ大賞 for couple
2025年9月には、「muiボード」が、生活情報誌『サンキュ!』編集部と読者代表(アンバサダー)が厳選し表彰するアワード企画である「サンキュ!明るいミライ大賞 for couple」を受賞。共働きや子育てなどに勤しむ夫婦間のコミュニケーションに、潤いやぬくもりをもたらすプロダクトとして評価されています。
サンキュ!明るいミライ大賞 for couple発表Webサイト:https://39mag.benesse.ne.jp/lifestyle/content/?id=214580
★「CEATEC 2025」にて実機展示中!★
2025年10月14日(火)〜17日(金)まで幕張メッセで開催中の、「CEATEC 2025」にて実機を展示しています。ぜひmui Labがデザインする「未来の暮らし」に触れてみてください。
公式Webサイト:https://www.ceatec.com/ja/(入場無料、事前登録制)
(関連プレスリリース:2025/10/9 mui Lab、「CEATEC 2025」に出展)
会社概要

私たちは、人のくらしに寄り添うデザインと新たな体験を届ける「やさしいテクノロジーの専門家」です。京都発の美意識と先端技術を融合したソフトウェアとハードウェアを提供しています。2025年10月6日発売の『週刊東洋経済』においては、今年度の「すごいベンチャー100」に選出。人と自然とテクノロジーが調和した、真に豊かな社会の実現に向けて加速していきます。
会社名:mui Lab株式会社
所在地:京都府京都市中京区夷川通柳馬場東入俵屋町295-1
代表者:代表取締役社長CEO 大木和典
設立:2017年10月
事業内容:
● スマートホーム・エネルギーマネジメントシステムのプラットフォーム「くらしのOS」の開発・提供
● HEMSコントローラーやスマートホームデバイスなどハードウェアの開発・販売
● UI/UXデザイン、IoTシステム開発、コンサルティング
ホームページ:https://muilab.com/ja/