15th Rock
センサーとAIを積んだ最新スマートランプの国内展開パートナーを募集
Human Augmentation（人間拡張）を投資テーマに掲げる独立系ベンチャーキャピタル『15th Rock』はこのたび、AIを活用したスマート照明ソリューションで高齢者介護を大きく変える、革新的なエイジテック企業であるベルギーのNobiに出資しました。
併せて、同社の日本市場進出も支援するため、協業パートナーの募集を開始いたしました。
Nobiは、センサーとAIを組み合わせた世界最先端のスマートランプを開発し、転倒検知/予防/予測を実現するための革新的なテクノロジーを持つスタートアップです。同社のスマートランプは、イギリスの介護施設では、2023年の実証で転倒事故が84%減少し、転倒検知率は100%を達成。この結果を受け、500台の追加導入が決定したり、アメリカの大手介護施設事業者が運営する56拠点で導入が始まるなど欧米の高齢者施設や病院に採用され、その効果が実証されています。
■「Nobi」スマートランプの主な特徴
ー 転倒の即時検出とアラート送信
Nobiのスマートランプは、世界トップクラスのAI専門家によって6年間にわたり25万件を超える実際の状況でトレーニングされた高精度のAI技術により、転倒を瞬時に検出します。利用者の転倒を検知すると、AIがスピーカーを通じて呼びかけ、反応がない場合は自動的に介護者や家族に通知し、迅速な対応を促します。
転倒後の迅速な対応は極めて重要です。長時間地面に倒れたままだと、合併症や死亡のリスクが大幅に増加します。同社の調べでは、転倒後1時間以上経過すると6か月以内の死亡リスクが50%増加するとの研究がありますが、Nobiのスマートランプを導入した施設では、対応時間が1時間8分から4分と94%短縮されるというデータが報告されています。
ー 転倒予防機能
Nobiは転倒を未然に防ぐ機能も備えています。入退出時に自動で照明が点灯/消灯する機能に加え、夜間は利用者がベッドから起き上がると自動で柔らかいライトが点灯し、暗闇でのつまずきを防止。また、歩行の異常を検出し、転倒リスクの高い利用者を事前に特定する機能も搭載しています。
ー AIによるモニタリング
Nobiは、利用者の動作パターンをAIで分析し、健康状態の変化を把握。歩行速度や活動レベルを記録し、健康状態の悪化を早期に察知することで、医療・介護関係者が適切な対応を取れるよう支援します。
ー プライバシー保護に配慮した設計
Nobiの提供するスマートランプはすべて、プライバシー保護を中心に据えて構築されています。
AIによる解析はすべてランプ本体内で行われ、外部サーバーに映像を送信しない設計となっています。これにより、プライバシーを確保しながら安全を提供します。また転倒状況を表す画像は、プライバシーに配慮し、人体を極端にデフォルメした棒人間のイラストも選択できるほか、画像を一切共有しない設定もあります。
■「Nobi」スマートランプのラインナップ
・Nobi Pendant ー ペンダントライト型モデル
・Nobi Ceiling ー シーリングライト型モデル
・Nobita ー キッチンやバスルームなど小スペース向けのコンパクトモデル
■協業パートナーの募集
15th Rockでは、Nobiの日本市場への進出を全面的に支援するため、パートナーの募集を開始しました。
具体的には、法規制や認証などへの対応や各種ガイドラインへの適合のサポート、介護施設向けへの販路開拓など、Nobiのスマートランプの国内展開を全面的に推進してくれる方を募集します。（個人・法人問いません）
ご関心のある方は下記サイトのコンタクトフォームよりお問い合わせください。
【15th Rockについて】
15th Rock株式会社は、投資領域をHuman Augmentation（ヒューマンオーグメンテーション。人間の能力拡張）とコンシューマーサービスに定め、投資活動を行っているベンチャーキャピタルです。Human Augmentationとは、人間の能力をテクノロジーの力で拡張させることで、これまで不可能であったさまざまなスキル習得や健康寿命の延伸などを可能にする技術です。弊社は同分野への投資を通じて、固定概念、年齢、あらゆる障壁を超えて、新しいライフスタイル、新しい当たり前を創っていくことを目指します。
代表：Founder / General Partner 中島徹、源健司
所在地：東京都港区