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企画展「ゲルと草原の物語―絵本原画と生活道具―」開催のお知らせ【横浜ユーラシア文化館】

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公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団

「モンゴルの遊牧文化」ユネスコ無形文化遺産登録記念 ~ 絵本を読み解きながらモンゴルの遊牧生活や歴史を紹介します

 モンゴルといえば、小学校2年生の国語の教科書で学ぶモンゴル民話「スーホの白い馬」やモンゴル人相撲力士の活躍で、多くの人々がモンゴルに親しみと関心をいだいています。家畜とともに暮らし、自然に適応した伝統的な生活はSDGsの観点からも優れた生活様式と言われています。しかし、遊牧民がどのような暮らしをしているのかはあまり知られていません。

 2024年12月にモンゴルの遊牧文化がユネスコの無形文化遺産に登録されました。本展では、日本で活躍するモンゴル人絵本作家バーサンスレン・ボロルマー氏とイチンノロブ・ガンバートル氏による絵本作品『ぼくのうちはゲル』と『モンゴル大草原800年』とともに、そこに描かれているさまざまな生活道具を展示して、モンゴルの遊牧生活とチンギス・ハンの時代から現代に至るまでの歴史を紹介します。

バーサンスレン・ボロルマー(絵・右)イチンノロブ・ガンバートル(文・左)

モンゴル文化芸術大学美術学部卒業。2008年に来日し、文教大学で絵本を学ぶ。共同で絵本を創作、海外でも多数翻訳されている。「空とぶ馬と七人のきょうだい」「イヌワシつかいのエルジャン」(以上、あかつき教育図書)、「バートルのこころのはな」(小学館)など。

【基本情報】

会 期:2025年4月26日(土)~7月6日(日)

開館時間:9:30~17:00 券売は閉館30分前まで。

休館日:毎週月曜日 *5月5日(月・祝)、6月2日(月)は開館。5月7日(水)、6月3日(火)は休館。

観覧料:一般 800円、小・中学生及び横浜市内在住65歳以上 400円

主 催:横浜ユーラシア文化館(公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団)

共 催:横浜市教育委員会

特別協力:バーサンスレン・ボロルマー、イチンノロブ・ガンバートル、国立民族学博物館

協 力:公益社団法人日本モンゴル協会、石風社、福音館書店

後 援:駐日モンゴル大使館、朝日新聞横浜総局、神奈川新聞社、産経新聞社横浜総局、東京新聞横浜支局、毎日新聞社横浜支局、読売新聞横浜支局、FMヨコハマ、NHK横浜放送局、tvk

目次

【主な展示資料と見どころ】      

①絵本『モンゴル大草原800年』『トヤのひっこし』色彩豊かな原画約20点を公開。

『モンゴル大草原800年』(ガンバートル 文 ボロルマー 絵 津田紀子 訳/福音館書店)より

日本で絵本作家として活躍するボロルマーさんとガンバ―トルさん。ボロルマーさんが絵、ガンバートルさんが文章を担当して二人で絵本創作を行っています。特に『モンゴル大草原800年』は6年の歳月を費やして制作された絵本です。色鮮やかで緻密な描写、絵巻物のような構図を是非ご覧ください。

②モンゴルの遊牧生活と800年の歴史を絵本と生活道具で読み解きます。

遊牧民は家畜とともに移動し、衣食住すべてにおいて家畜に依存して暮らしています。遊牧民の暮らしを様々な生活道具から紹介します。チンギス・ハンから現代までの800年の歴史を紹介しつつ、その時代を象徴する資料を展示します。

嗅ぎ煙草入れ 国立民族学博物館蔵  モンゴルでは客人を迎えるために嗅ぎ煙草を使った挨拶の仕方があります。
牛糞籠 国立民族学博物館蔵  乾燥した牛糞は燃料になります。
鉄製冑 東京大学総合研究博物館所蔵
モンゴル全土にチベット仏教が普及した16世紀のモンゴル語仏典 当館所蔵

③「モンゴルのブリューゲル」シャラヴの絵画作品を展示

馬乳酒のまつり(模写) B. シャラヴ(1869-1939)作 1910年代 国立民族学博物館蔵 原資料はモンゴル国立ザナバザル記念美術館が所蔵 

シャラヴは、モンゴルが社会主義国家になる前の遊牧民の暮らしを絵に残しました。緻密な、そして風刺の効いた描写から「モンゴルのブリューゲル」と称されます。ボロルマーさんもシャラヴの画風に影響された現代の画家の一人です。


【関連企画のご紹介】

1 イベント「ゲルに集まれ!」 当館中庭にモンゴルの移動式住居ゲルが登場!

日 程:5月10日(土)

参加費:無料

①ゲルの組立・解体

時 間:9:30~16:00

会 場:当館中庭

ゲル解説:窪田新一(日本モンゴル協会理事長)

②モンゴル絵本のおはなし会 事前申込

モンゴル語と日本語による読み聞かせ。モンゴル語はボロルマーさん、ガンバートルさんが行います。

時 間:14:00~(45分程度)

会 場:情文プラザ(横浜情報文化センター1階)

座 席:60席 *先着順

③モンゴルの民族衣装を着てみよう!

時 間:10:00~16:00

2 関連講座「現代のモンゴルを知る」 事前申込

現代モンゴルの遊牧民の物質文化や宗教について最新の研究成果をお話しいただきます。

①「現代モンゴル遊牧民の生活世界にあるモノ─利用をめぐる交渉術」

日 程:6月15日(日)

講 師:堀田あゆみ(立命館大学サステイナビリティ学研究センター客員研究員)

②「現代モンゴルにおける仏教実践と化身ラマ」

日 程:6月21日(土)

講 師:島村一平(国立民族学博物館教授)

会 場:横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1丁目6番地) ①は1号室、②は6号室

時 間:14:00~(1時間30分程度)受付は13:30~

定 員:100人(事前申込)  参加費:各回800円

申込締切:①5月26日(月)、②6月2日(月)

3 トークイベント「『モンゴル大草原800年』ができるまで」 事前申込

ボロルマーさんとガンバートルさんから絵本の製作秘話とお二人が体験した遊牧生活や社会主義時代の生活についてお話しをうかがいます。

日 時:5月11日(日)14:00~15:30(受付は13:30~)

会 場:横浜市開港記念会館9号室

参加費:1,000円  定 員:60名 *先着順

4 ギャラリートーク 担当学芸員が企画展の見どころを解説します。

日 時:5月15日(木)、6月2日(月)、7日(土)、22日(日)、26日(木)、7月5日(土)

        各日14:00 ~ *各回30分程度

参加費:無料(企画展観覧券が必要) *直接会場へお越しください。

5 ワークショップ「モンゴルの民族衣装を着てみよう!」

日 時:4月26日(土)、27日(日)、29日(火・祝)、5月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)、17日(土) 各日10:00~16:00

*予定の変更および6月、7月の開催日につきましては当館ホームページでご確認ください。

6 實方剛(さねかたたけし)写真展「モンゴルの野生動物と遊牧民の暮らし」

獣医師の視点からモンゴルの野生動物と遊牧民の暮らしを撮影。

日 時:展示会期中

会 場:1階ギャラリー、旧第1玄関  観覧料:無料

◉申込方法

①氏名(フリガナ)、②住所、③電話番号、④イベント名を明記の上、当館ホームページまたは往復ハガキでお申込みください。

申込先 http://www.eurasia.city.yokohama.jp/exhibitions/

        〒231-0021 横浜市中区日本大通12 横浜ユーラシア文化館「展示関連イベント」係


【プレス向け内覧会のご案内】 

日 時:2025年4月25日(金)11:00~13:00(受付 10:30~) 

 ※申し込み方法等は後日お知らせいたします。(一般の方はお申込みできません)

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年4月8日 13時00分)

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