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JRきのくに線×地域課題解決を題材とした異業種交流型 / 越境学習プログラム第3期の参加者を募集

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JR西日本

 西日本旅客鉄道株式会社和歌山支社(理事和歌山支社長:富澤 五月、以下JR西日本和歌山支社)、国立大学法人和歌山大学(学長:本山 貢、以下和歌山大学)、株式会社南紀白浜エアポート(代表取締役社長:岡田 信一郎、以下南紀白浜エアポート)、および株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張 士洛、以下JMAM[ジェイマム]は、和歌山県の各地域をつなぐ「JRきのくに線(紀勢線)」と、地域社会の共生をテーマに、多様な業種・職種からなる企業社員、地域行政と活性化リーダー、地元大学生が協働し、地域課題解決に取り組んでいます。

 このたび、越境学習プログラム “ことこらぼ×きのくに線第3期”の8月のプログラム開始に向けて、4月より参加者の募集を開始しますのでお知らせいたします。

目次

1.取り組みの背景・目的

 企業人と地域を「学び」で結ぶ越境学習※1事業を展開するJMAMと、地域内外の多様な関係者と連携する「横からの地域共生」の実現を目指すJR西日本和歌山支社が連携し、地域の課題解決を実践する学びのプログラムを企画しました。

 参加者にとっては、JR西日本社員のほか、民間企業・地域の自治体の職員や活性化リーダー、大学生など多様な人たちとの協働の中で、組織の枠組みを超えたビジネスセンスを磨く機会となり、地域にとっては、課題解決につながるアイデアの獲得のほか、地域と深いつながりを持つ関係人口創出・拡大につなげることをねらいとしています。

※1 自身が所属する業種・業界の枠組みを越え、組織の外での協働実践経験を積むことで、それを組織に還流する学びのこと。地域ならではの課題や資源を軸とした学びが実現できる自治体や企業と連携し、研修プログラムを開発している。

2.取り組みの概要

 3期目となる今回は、和歌山県の主要地域を繋ぐ「JRきのくに線」と地域社会の共生をテーマに、沿線地域(和歌山市・由良町)の課題解決をめざし参加者がチームを組み、ミッションの達成を目指します。
 全4か月間のプログラムでは、フィールドワークや地域関係者へのヒアリング等の調査、課題設定、解決策の提案に取り組みます。期間中は、行政による受入れ支援、OBによるチーム活動のサポート、アセスメントツールを活動したチームビルディング、専門家や課題当事者によるアドバイスやフィードバックを実施します。

 最終的な提案・実践内容はJR西日本及び地域の施策として社会実装される可能性があります。机上論ではない、生きた事例に取り組み、社会課題起点のビジネス推進を経験することで、これからの企業

の次世代リーダーに不可欠な「社会の変化への対応力」「多様なステークホルダーとネットワークを構築する力」「仕事への軸や信念を持ち、主体的に行動する力」を育みます。

<プログラム内容>

 ・フィールドワーク(地域関係者や課題当事者へのヒアリング、課題体験)

 ・ディスカッション(オンライン会議やチャットワーク)

 ・プロトタイピング(検討内容を関係者への壁打ち、小さな試行などの検証等)

3.実施期間

 2025月8月26日~12月20日までの間で計6回(うち、現地セッション3回、オンライン3回)

日時

会場

内容

第1回

8/26(火)

15:00-18:00

オンライン

キックオフ

第2回

9/12(金)

10:00-17:00

オンライン

オリエンテーション

第3回

9/25(木)−9/27(土)

和歌山県内

※フィールドワーク

基調講演・交流会

第4回

11/13(木)−11/15(土)

和歌山県内

※フィールドワーク

※11/14PM中間報告

第5回

12/19(金)−12/20(土)

和歌山県内

※フィールドワーク

※12/19PM最終報告

第6回

2/16(月) 午後

オンライン

振返り

4.体制

主催:JR西日本和歌山支社

共催:国立大学法人和歌山大学(申請中)、南紀白浜エアポート、JMAM

後援:和歌山県、和歌山市、由良町

対象者(紀南地域内外問わず):

・自組織や業界の外でスキルを発揮する経験を積む(または積ませる)ことで、これからの時代において必要なリーダーシップを育みたい(育てたい)と考えている方

・地域活性化や地域社会に根ざした事業展開を志す企業/自治体/事業者の方

募集受付期間:2025年4月~7月

定員:14名程度(1チーム6名+地域事業者1名=7名×2チーム)

応募方法や参加費、その他のご質問等は、以下専用フォームからお問い合わせください。

https://forms.gle/nMxZFPkaCMk72HL19

<“ことこらぼ” とは>

 JMAMが提供する地域課題解決型の越境学習サービス。多種多様な業種・職種の人々とチームを組み、フィールドワーク関係者や地域との交渉等を行い、協働経営者としてプロジェクトを実行することで、社会課題起点でビジネスを推進する経験を提供します。「ことこらぼ×きのくに線」は2023年にスタート、3期目となります。1期は、白浜町・すさみ町・新宮市、2期は、串本町・太地町・那智勝浦町の各地域で実施しました。取り組みテーマは、駅を中心としたコミュニティづくり、子どもの学びの支援、熊野古道やロケットを機会にした観光振興、大学生を対象にした研究フィールドづくりなどです。

URL: https://www.jmam.co.jp/hrm/learningworkation/ 

<紀勢本線(愛称名:きのくに線) について>

 きのくに線は、和歌山県の主要都市を結ぶ主要な地域交通ですが、各地の地方鉄道線同様、沿線人口の減少・少子高齢化、自家用車の普及、道路整備などが進み、取り巻く環境が大きく変化してきました。JR西日本発足以降約35年で同区間の利用者は約5~7割減少し、大変厳しい状況です。

【参考】平均通過人員(ご利用されるお客様の1日1㎞当たりの人数)

区間

1987年度

2023年度

減少率

新宮~和歌山市

9,741

4,119

▲58%

新宮~白浜

4,123

935

▲77%

・「ローカル線に関する課題認識と情報開示について」(2022/4/11)

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220411_02_local.pdf

・「2023年度区間別平均通過人員(輸送密度)について」(2024/8/2)

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240802_00_press_yusomitudo2023.pdf

・「データで見るJR西日本2024:区間平均通過人員および旅客運輸収入(2023年度)」

https://www.westjr.co.jp/company/info/issue/data/pdf/data2024_08.pdf

<和歌山大学について>

 1949年、学芸学部(現・教育学部)と経済学部からなる新生大学として設置され、現在はシステム工学部、観光学部を加えた4学部からなる国立大学です。2023年度には、社会課題や事象を情報技術で分析・把握し実践する人材の育成を目的とした「社会インフォマティクス学環」、観光地域共創人材を育成する「観光地域マネジメント専攻 専門職大学院」を開設しています。

<株式会社南紀白浜エアポートについて>

 南紀白浜空港の民営化に伴い2018年に設立された民間資本100%の空港運営会社。「空港の発展は地域の発展から」をコンセプトに、誘客と地域活性化の専門部署を設けて、企業誘致・ワーケーションを中心に幅広く地域課題解決型ビジネスを展開しています。本研修の対象を含む紀南12市町村を広域でマネジメント・マーケティングする観光庁認定「紀伊半島地域連携DMO」として、地域の課題や歴史・文化をコンテンツ化する着地型旅行事業(紀伊トラベル)を通じた地域づくりを実施、企業経営・地域活性化のプロフェッショナルが在籍しています。

<日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)について>

 1942年創立の一般社団法人日本能率協会(JMA)から1991年に分社化し、創立。研修や通信教育等による人材育成支援と、ビジネス書や資格書、教育書などの出版を柱とした「学びのデザイン事業」、NOLTYブランドを中心に手帳等を扱う「時間〈とき〉デザイン事業」の2つを事業ドメインとして展開しています。JMAMは「成長に、寄り添う。」をパーパスとして掲げ、だれもが成長する喜びを知り、人生を自分らしく豊かにできる社会をつくるために、一歩踏み出す人に寄り添い、パートナーとして伴走することを約束します。

URL: https://www.jmam.co.jp

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年4月11日 14時10分)

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