日本電気株式会社
NECは、東京メトロポリタンテレビジョン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 真紀、以下 TOKYO MX)へ、多言語での番組制作に向けAIアナウンサーを提供します。
NECは本人の動画からAIアバターを生成する技術及び、原稿を基にアナウンス映像などを制作するプラットフォームサービスをTOKYO MXへ提供しました。
TOKYO MXでは、ジャーナリスト堀潤氏のAIアバターを制作し、2025年4月4日から報道・情報番組「堀潤 Live Junction」内で新たにスタートするコーナー企画で、堀潤氏ご本人と「AIホリジュン」が生放送で共演する、これまでにない演出を実現しました。

AIアナウンサーは、80ヶ国以上の言語に対応し、入力されたテキストに対して自然な形で口元を動かし、原稿を読み上げることが可能です。これにより、原稿のテキストデータを用意するだけでアナウンス映像を制作することができます。多言語コンテンツを制作する場合も、機械翻訳を活用することで日本語コンテンツとほぼ変わらない作業時間で映像を制作することが可能です。
今回生成された「AIホリジュン」は、堀潤氏の声と表情をそのままに、国内外のニュースを多言語(英語・中国語・スペイン語など)で伝えます。なお、AIアナウンサーにはDeepBrain AI社(本社:韓国)のAIアバターソリューションを活用しています。
本件についてTOKYO MX白井浩太郎 報道局長より、以下コメントをいただきました。
<コメント>
堀潤さんのジャーナリズムを多言語で伝えられる点にメリットを感じ、当システムの導入を決めました。AIアバターを活用し、新しい報道の形を追求していきたいと思っています。
今後もNECは、AIアナウンサーなど最新のデジタルテクノロジーを駆使して、放送局のDXを支援していきます。