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TOTOギャラリー・間が開設40周年

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TOTO

建築文化の発展、次世代育成に寄与

TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:田村 信也)が、社会貢献活動の一環として運営している「TOTOギャラリー・間(ま)」(東京都港区)は、2025年10月に開設40周年を迎えます。

TOTOギャラリー・間は、建築文化の醸成・育成をとおして社会に貢献することを目的に1985年に開設しました。若手から世界で活躍する国内外の建築家やデザイナーまで、個展を中心に展覧会を企画し、開催回数は累計179回(2025年4月現在)となります。

展覧会では出展者の思想や価値観を凝縮させたメッセージ性のある空間体験を、関連イベントとして開催する講演会では出展者自身の言葉で思想や価値観を直接語っていただくことで、建築に対する理解を深めてきました。また、出展者と交歓する機会をさまざまなプログラムで提供する等、次世代育成につながる活動をグローバルに推進しています。

TOTOグループは、事業を通じて社会の発展に貢献し、世界の人々から信頼される企業を目指しています。これからも建築文化活動をグローバルに展開することで、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。

「平田晃久展 Discovering New」(2018年)© Nacása & Partners Inc.
「TOTOギャラリー・間 企画展 How is Life?」(2022年)© Nacása & Partners Inc.

TOTOギャラリー・間の活動とおもな実績

TOTOギャラリー・間は、1985年に東京・乃木坂に開設した建築専門ギャラリー。40年にわたり建築家の個展を中心に年3回の展覧会・講演会を無料で開催し、展示コンセプトと空間デザインを出展者である建築家に委ねることで、建築の多様な価値伝達と空間体験を創出しています。この活動を通じて、建築に対する理解を深め、社会における建築の重要性を広めています。

・展覧会開催回数 ― 累計179回

・講演会開催回数 ― 累計313回(海外開催含む)

・活動総参加人数 ― 延べ158万人

目次

TOTOの建築文化活動

TOTOは、建築専門ギャラリー「TOTOギャラリー・間」と建築および生活文化系書籍の出版をおこなう「TOTO出版」を運営しています。これらは、建築文化の醸成をとおして社会に貢献することを目的として創設しました。「TOTOギャラリー・間」と「TOTO出版」は、建築家やデザイナーがもつ多様な価値観を空間で表現する「展覧会」、自身の言葉で伝える「講演会」、そしてかれらの理論と思想を伝える「出版」によって、建築の文化的な価値を社会に発信しています。

1.TOTOギャラリー・間(1985年~)

TOTOギャラリー・間は、2015年の30周年に際して、新たに「次世代育成」と「グローバル」というテーマを設定しました。以来この2つの重点テーマを軸として活動しています。

次世代育成の取り組み(2015年~)

「次世代育成」の取り組みの一環として、小学生から大学生まで幅広い層へ建築の面白さや魅力を伝えるラーニングプログラム(ギャラリートーク、ワークショップなど)を実施しています。さらに、出展者と共に日本各地の大学と連携して講演会を開催しています。

「How is Life? 」展 茅葺きワークショップ(2022年)

グローバルの取り組み(2015年~)

TOTOグループの海外拠点との連携により、世界各地で展覧会・講演会を開催。特に日本の先進的建築事例に関心の高いアジア各地で重点的に実施し、学生層からプロフェッショナルまで、毎年多くの方が参加されています。

塚本由晴講演会 ベトナム(2023年)

沿革

1984年

TOTOデザイン顧問委員会DAC(TOTO Design Advisory Committee)を発足

メンバー:安藤忠雄氏、川上元美氏、黒川雅之氏、杉本貴志氏、田中一光氏

1985年

DAC発案により、東京・乃木坂に「ギャラリー・間」を開設

ギャラリー・間運営委員会を発足(初代メンバーはDACメンバーの5氏が就任)

同年10月、第1回展覧会「フランク O.ゲーリィの建築」開催

1989年

日本文化デザイン賞「企業文化デザイン賞」受賞

1995年

TOTO出版と連動した展覧会関連書籍の出版開始

10周年記念展「出展作家の原点展 The 53 Origins」開催

1997年

毎日デザイン賞「特別賞」受賞

2000年

日本各地の大学等との共催による巡回展の開催開始

2002年

メセナ大賞2002「情報発信賞」受賞

100回記念展「この先の建築 Architecture of Tomorrow」開催

2004年

TOTOグループ海外拠点との連携による海外講演会の開催開始

2005年

20周年記念展「日本の現代住宅 1985-2005」開催

2013年

遠藤信行代表(当時)が「日本建築学会文化賞」を受賞

2015年

「TOTOギャラリー・間」に改称。新テーマ「次世代育成」「グローバル」を設定

30周年記念展「アジアの日常から:変容する世界での可能性を求めて」開催

2018年

TOTOミュージアム(福岡県北九州市)での巡回展の開催開始

2022年

スチューデントマンデー(休館日を利用した課外授業活用)開始

2025年

開設40周年を迎える

活動の公平性を維持するしくみ

展覧会の企画は、社会における公平性を判断するために、「TOTOギャラリー・間運営委員会」にて審議・決定しています。

TOTOギャラリー・間運営委委員会

 特別顧問 安藤忠雄(建築家、安藤忠雄建築研究所)

 運営委員 貝島桃代(建築家、スイスETH教授、アトリエ・ワン)

      平田晃久(建築家、京都大学教授、平田晃久建築設計事務所)

      セン・クアン(建築史家、東京大学特任准教授)

      田根 剛(建築家、ATTA)

安藤忠雄氏からのメッセージ

TOTOギャラリー・間の開館40周年おめでとうございます。

建築という文化を世界に発信するためによく頑張ってこられました。

これからも常に新しい時代を見据えながら、

建築やデザインの未来を切りひらく場であり続けてください。

2025年4月16日

安藤 忠雄

40周年記念企画

TOTOギャラリー・間40周年を記念して、記念企画展を開催します。

  • 記念企画1 「篠原一男 空間に永遠を刻む――生誕百年 100の問い」

    会 期:2025年4月17日(木)~6月22日(日)

  • 記念企画2 「新しい建築の当事者たち」

    会 期:2025年7月24日(木)~10月19日(日)

  • 記念企画3 「(仮称)マリーナ・タバサム展」

    会 期:2025年11月21日(金)~2026年2月15日(日)

施設概要

施設名称 ―― TOTOギャラリー・間

所在地 ――― 東京都港区青山2-24-3 TOTO乃木坂ビル3F・4F

展示面積 ―― 240㎡(3F・4F、中庭含む)

開館時間 ―― 11:00~18:00

休館日 ――― 月曜・祝日(展覧会により異なる)

入場料 ――― 無料

TOTOギャラリー・間 外観

2.TOTO出版(1989年~)

TOTO出版は、1989年に創設し、建築・デザイン・生活文化をユニークな視点でとらえた書籍を発行する出版社。1995年以降TOTOギャラリー・間と連動して関連書籍を発行。2024年に35周年を迎えた。これまで展覧会関連書を含めた建築家の作品集の発行点数は195冊。多くの書籍に英語を併記し、海外にも展開しています。

・発行点数 ――― 415点

・発行部数 ――― 累計306万部

・書籍流通国数 ――― 31ヵ国

※本リリース中の画像を無断で転載、複製、改変することは禁止いたします。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年4月16日 13時30分)

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