アドビ株式会社
制作したポスターは宮崎市内の店舗や新宿みやざき館KONNEなどで掲示予定
【2025年4月17日】
アドビ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:中井陽子、以下アドビ)は、4月16日(水)に宮崎市内の会場にて、広報のためのデザインワークショップ「まちの広作室 in みやざき」を、宮崎市ぎょうざ協議会(会長:渡辺愛香)と共同開催しました。


宮崎市は宇都宮市、浜松市に並んで「餃子の町」として注目されており、餃子にまつわる様々なPRに取り組んでいます。今回のまちの広作室では、宮崎ぎょうざの魅力を餃子店店主や餃子の卸売業などの事業者自らが“発信する術”を身につけ、広報活動を強化してもらうことで地域活性化につなげることを目的に開催されました。
当日は、「餃子を新たな観光資源に」をコンセプトに掲げる「宮崎市ぎょうざ協議会」に加盟する餃子事業者11名が参加しました。ワークショップでは、アドビが提供するデザインツール「Adobe Express」を使用したデザインの基礎講座を受けた後、“宮崎餃子の魅力を詰め込んだ”ポスター制作に取り組みました。なお、ワークショップで制作したポスターは4月23日以降、宮崎市ぎょうざ協議会の会員店舗、ならびに東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップ「新宿みやざき館KONNE」(東京都渋谷区代々木2丁目2−1 新宿サザンテラス内)にて順次掲示される予定です。
■開催の背景
餃子の消費量では、宮崎市、浜松市、宇都宮市が熾烈な争いを繰り広げています。2025年2月7日には総務省から昨年1年間の家計調査が発表され、2024年の餃子購入額は浜松市が日本一に輝きました。宮崎市は購入頻度では5年連続の1位を死守したものの、購入額での1位獲得はなりませんでした※1。そこで、購入額でも「餃子日本一のまち」を目指すため、各店舗・事業者の発信力や広報活動の向上を目的として、この度のワークショップが開催されました。
※1 出典:総務省統計局「家計調査」
■宮崎市ぎょうざ協議会 会長 渡辺愛香氏よりコメント

ワークショップの開催に先立って、宮崎市ぎょうざ協議会 渡辺愛香会長からは、「会員の皆さんのデザイン力の向上をバックアップする取り組み・連携を通して、市民県民の皆さんをもとより、全国の皆さんへ宮崎の餃子を幅広く知っていただくことを期待しています。」と、宮崎ぎょうざの魅力発信に向け激励の挨拶がありました。


■「Adobe Express」に触れる。豊富なテンプレートを使えばすぐにデザイン制作が!
イラストレーター/キャラクターデザイナーの北沢直樹氏と宮崎県在住のWebデザイナー/アートディレクター黒葛原 道氏を講師に招いた本ワークショップは、Adobe Expressの基本操作のレクチャーからスタートしました。Adobe Expressでは様々なデザインテンプレートが利用できるため、新しいメニュー表やポップなどの作成はもちろん、SNS画像の作成など、昨今求められるソーシャルメディアでの発信にも対応することができます。
Adobe Express内のデザインテンプレートを使って、デザインを作成した参加者からは、「簡便に素材やテンプレートを見つけられ、気軽にポスターなどを作成できとてもいい」と、デザインの面白さと簡便さを実感いただきました。
■「生成AI機能」を活用して醤油皿を削除!? 飲食店の広報における生成AIの活用方法とは
Adobe Express内には生成AI「Adobe Firefly」の機能も組み込まれています。ワークショップ内では、餃子の写真の横に映り込んだ醤油皿を、「オブジェクトの削除」の機能を使って、簡単に削除。完全に削除されると、多くの参加者から感嘆の声があがりました。
その後、「オブジェクトの挿入」の機能を使って、醤油皿があった位置にニンニクやレモンなどを画像生成して追加し、新たな写真画像を簡単に作り上げました。参加者は、生成AIの機能を活用することで「時短」と「コストダウン」の効果を実感しました。

■各事業者の個性が集結!宮崎ぎょうざの魅力を1枚のポスターに。
ワークショップの後半では、参加者各々が自店舗・自社の餃子をPRするポスター作りに挑戦しました。今回は、自店舗・自社の魅力を伝えるカードを作成し、そのカードを1枚のポスターに集結させる形でポスター制作に挑みました。Adobe Express内のテンプレート素材に、各自持参した餃子の写真や店舗のロゴデータなどを挿入し、個性溢れる作品を制作しました。背景のカラーやフォントの選定などには、参加者各々のクリエイティビティが反映されました。


ワークショップの最後には、参加者が作成した作品を集結させ、宮崎ぎょうざの魅力を伝える1枚のポスターが完成しました。各事業者の餃子への“愛”と、宮崎ぎょうざのバラエティの豊かさが伝わるポスターになりました。完成したポスターを見た参加者からは、「宮崎ぎょうざの個性が集まった素敵なポスターになったと思う。このポスターを掲示してより宮崎ぎょうざの魅力を広めていきたい。」などの声がありました。
■4月23日以降、宮崎市内や東京・新宿でもポスターが掲示
参加者各々のクリエイティビティが集結したこのポスターは、宮崎市内の各店舗や東京・新宿にある「新宿みやざき館KONNE」にて4月23日以降、順次掲示される予定です。

名称 |
住所 |
新宿みやざき館KONNE |
東京都渋谷区代々木2丁目2−1 新宿サザンテラス内 |
黒木屋 |
宮崎県宮崎市橘通西2丁目7-18 長尾ビル1・2階 |
株式会社一真 |
宮崎県宮崎市東大淀1丁目1-14 napビル5階 |
大明神 |
宮崎県宮崎市上野町7-7 石井ビル1階 |
有限会社青島食肉食鳥 |
宮崎県宮崎市青島6丁目12-1 |
アドビでは、今後もデザインワークショップ「まちの広作室」を通じて、日本全国の広報活動に関するデザイン業務に課題を抱えている店舗・企業の皆様との対話を続けてまいります。また、多忙な店舗運営業務の中でも、導入コストを抑えつつも手軽に自身のクリエイティビティを発揮いただけるよう、あらゆるコンテンツ制作が可能なオールインワンのデザインツールであるAdobe Expressの普及に努めてまいります。
■「アドビ」について
アドビはデジタル体験を通じて世界に変革をもたらします。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト( https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html )をご覧ください。
■まちの広作室について
「まちの広作室」は、店舗を運営する方々が日々行っている広報制作物のデザイン業務(チラシ、ポスター、メニュー表、SNS向け画像や動画制作など)を、アドビが提供するデザインツール「Adobe Express」を使うことで、簡単に作成できるようにサポートするプロジェクトです。これまでも、東京・下北沢商店街、福島県大熊町、鹿児島市、高松市、長崎市、大阪市、山形市の日本全国で開催し、様々な地域や店舗のクリエイティブにおける課題解決をサポートしてきました。今回の宮崎市で8か所目の開催となります。
■宮崎市ぎょうざ協議会について
「餃子を新たな観光資源に」をコンセプトに、餃子専門店をはじめ、餃子卸会社、ラーメン店、それを支える商業施設や広告掲載企業などで構成され、2020年9月23日に発足した協議会です。これまでも餃子消費を促進するイベント、キャンペーンを官民挙げて取り組んでまいりました。
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