株式会社新潮社
毎日少なくとも100本、年間では延べ5万本の論文に接している東京大学教授の池谷裕二さんが、最新の科学論文から「これは!」と唸った研究を独自の解説を交えながら紹介する『すごい科学論文』を4月17日、新潮社より刊行いたします。

「老化は徐々に進むわけではない?」「なぜ母乳は生物界の大発明なのか?」「記憶力は悪いほうがいい?」
本書は、生命の神秘から最新テクノロジー、より良く生きるためのヒントまで、バラエティに富んだ「新たな発見」の連続に、知的好奇心が揺さぶられること間違いなしの理系コラム集です。
1トピック3ページに凝縮された最先端科学の結晶が75本集まった、世界の見え方が変わる一冊になっております。
■目次

■書籍内容紹介
科学の進歩は“論文”にあり! 「ネイチャー」や「サイエンス」など世界的学術誌に掲載される最新の科学論文から、「毎日100本以上チェックする」という脳研究者が厳選。アルツハイマー治療、タコの利き足や母乳の意外な役割、幸福の条件など、その研究の「どこがすごいのか」「何が新しいのか」「どう役に立つのか」を丁寧に解説。長寿のヒントから最新AIまで、知的好奇心を大いに刺激する万能理系コラム!
■著者紹介:池谷裕二(いけがや・ゆうじ)
1970年静岡県生まれ。薬学博士。東京大学薬学部教授。脳研究者。2024年、『夢を叶えるために脳はある』で第二十三回小林秀雄賞を受賞。著書に『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』『脳はなにかと言い訳する』『パパは脳研究者』『生成AIと脳』など。
■書籍データ
【タイトル】すごい科学論文
【著者名】池谷裕二
【発売日】2025/04/17
【造本】新書
【定価】1,056円(税込)
【ISBN】978-4-10-611084-9