カテゴリー

ナイスネイチャ・メモリアルドネーション、開始直後に1,000万円超の寄付が集まる

  • URLをコピーしました!

STYZ

―引退馬の「余生を生きる権利」支える、7年目の寄付キャンペーンに注目集まる―

ナイスネイチャ・メモリアルドネーション、開始直後に1,000万円超の寄付が集まる(写真提供:認定NPO法人 引退馬協会)

寄付プラットフォーム「Syncable(シンカブル)」を運営する株式会社STYZ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中辰哉)は、認定NPO法人 引退馬協会が実施する「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション2025」において、キャンペーン開始当日に1,000万円を超える寄付が集まったことをお知らせいたします。(4月22日(火)午前9時現在の支援総額は30,285,976円)

本キャンペーンは、かつて多くのファンに愛された引退馬・ナイスネイチャ(1988年4月16日生~2023年5月30日没)の誕生日にちなんで行われている寄付活動です。2023年の逝去以降も、その精神を引き継ぐ形で「メモリアルドネーション」として継続されており、昨年は寄付件数18,479件、総額74,889,338円という結果を記録しました。ナイスネイチャが生前に集めた共感と、引退馬支援の意義が広く社会に根付いてきた証と言えます。

目次

引退馬の「第二の馬生」に必要な支援とは

競走馬として生まれたサラブレッドの多くは、わずか数年で現役生活を終え、引退後の行き先が決まっていないまま余生を迎えることになります。レースに出られなかった馬も含め、彼らの多くはデビュー前から厳しい選別を受け、役目を終えると、その多くが余生の生活基盤を持てない現実があります。

こうした状況に対し、近年では報道でも取り上げられる機会が増え、競走馬の「その後」に光を当てる取り組みが社会的な関心を集めつつあります。命ある存在としての馬に対し、競技を終えた後も尊厳ある生活を保障しようという動きが、少しずつ広がりを見せています。

引退馬協会は、そうした馬たちの受け入れや養育、医療、再就職支援などを行っており、ナイスネイチャの支援を通じて社会にその課題を伝え続けてきました。協会は今後も、持続可能な形で引退馬の命をつなぐ体制の構築を目指しています。

引退馬協会の代表理事・沼田恵美子氏は『皆さま一人ひとりの温かなご支援が、「引退馬のために力になりたい」という大切な想いを私たちに届けてくださったことに、心から感謝申し上げます。ナイスネイチャから始まったこの活動が、皆さまの温かいご協力によって続けられていることにも感謝いたします。この大切な活動を未来へと繋げていくために、引退馬が安心して穏やかに過ごせるよう、今後も努力を続けてまいります。』と語っています。

欧米との比較が示す日本におけるメモリアルドネーションの意義

アメリカや英国などにおいて、歴史的に個人や企業、財団からの寄付が社会全体で積極的に行われ、GDP(国内総生産)の数パーセントに相当する額が毎年寄付されているという統計があります。2010年に内閣府が発表したGDPに占める寄付の割合では、アメリカは2.01%、日本は0.18%と示されました。(※1)

日本においては通常時における個人寄付のGDP比率は欧米と比較すると低く、寄付が大きく注目されるのは、東日本大震災や能登の震災など、緊急支援が必要な状況に限られる傾向があります。

こうした背景の中、今回のナイスネイチャ・メモリアルドネーションは、災害などの緊急支援を背景としないにも関わらず、安定して寄付が集まる数少ないキャンペーンとして注目される事例です。寄付が個々の共感から始まり、持続的な社会支援の仕組みとして定着する可能性を示すこの取り組みは、日本における寄付文化に新たな風をもたらすことを示唆するものです。

(※1)出典:寄附金に関する日米英の状況(内閣府)

https://www.npo-homepage.go.jp/about/kokusai-hikaku/kifunichibeiei-joukyou

「誕生日を、社会のために」寄付文化を変えるバースデードネーションの力

ナイスネイチャ・メモリアルドネーションは、もともと生誕記念日に寄付を募る「バースデードネーション」として始まりました。2017年4月16日から毎年公開されるこのキャンペーンは、〝共感〟を通じて社会課題に関わる新しい寄付スタイルとして注目されています。

Syncableでは、寄付者ひとりひとりのストーリーを大切にしながら、多様な寄付方法を通じた参加を推進しています。今回も開始当日に1,000万円を超える寄付が集まり、ナイスネイチャの遺した足跡と、競走馬支援の必要性が改めて確認されました。

「ナイスネイチャの誕生日を、今でもたくさんの方が心に留めてくださっている。この活動が〝寄付は誰にでもできる社会参加〟という文化を広げる一助になれば」と、株式会社STYZ代表の田中は述べています。

ナイスネイチャ・メモリアルドネーション2025概要

目標金額

32,000,000円

【4月22日(火)午前9時現在の支援総額は30,285,976円/支援者数6,587人】

期間

2025年4月16日(水)〜2025年5月15日(木)

キャンペーンサイト

https://syncable.biz/campaign/7763

【過去の実績】

2024年:(目標金額:50,000,000円/寄付金額:7,488万9,338円/寄付件数:18,478件)

2023年:(目標金額:20,250,000円/寄付金額:74,022,066円/寄付件数:21,622件)

2022年:(目標金額:13,600,000円/寄付金額:54,127,293円/寄付件数:17,155件)

2021年:(目標金額:3,000,000円/寄付金額:35,829,730円/寄付件数:16,296件)

2020年:(目標金額:1,600,000円/寄付金額:1,763,900円/寄付件数:404件)


Syncableについて

Syncable(シンカブル)」という名称は、「Sync(つながる)」と「able(できる)」を掛け合わせた造語であり、『非営利団体と社会をつなぐ』ことをコンセプトに誕生しました。私たちは、企業や行政が対応しにくい社会課題に柔軟に取り組む非営利団体を支援するためにサービスを提供しており、2016年のリリース以来、国内最大級のデジタルファンドレイジングサービスとして、4,500以上の団体が登録しています。また、多彩な寄付方法を用意することで、支援者各々のご都合やご意向に沿った形で、社会課題解決に貢献できる仕組みを整えています。

株式会社STYZについて

「民間から多種多様な社会保障を行き渡らせる」をミッションに掲げ、STYZは3つの事業があります。非営利セクターを中心に新しく資金流入を促す『ドネーションプラットフォーム事業』、企業課題と社会課題の解決を共に目指す『インクルーシブデザイン&エンジニアリング事業』。そして、次世代的なテクノロジーで人間ならではの体験を創造する『システム開発&エンジニアリング事業』になります。3つの事業を通じて、企業(ビジネスセクター)・行政(パブリックセクター)、NPO(ソーシャルセクター)、個人との媒介となり、社会の課題解決の促進を行います。

社名

株式会社STYZ

代表者

代表取締役社長 田中 辰也

資本金

5,725,000円

売上高

非公開

設立

2016年3月

従業員数

60名(業務委託含む)

HP

コーポレートサイト(https://styz.io/

ドネーションプラットフォーム事業(https://syncable.biz/

インクルーシブデザイン事業(https://culumu.com/

システム開発&エンジニアリング事業(https://styz.io/tech

所在地

〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4 クエストコート原宿102

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年4月22日 09時20分)

大手通販サイトのあらゆる商品の価格を比較、最安値を検索!

まずはお好きなキーワードや商品名を入力して探してみましょう
×
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次