株式会社Barbara Pool
株式会社Barbara Pool、探究学習を加速する次世代プラットフォームをリリース

株式会社Barbara Pool(本社:東京都豊島区、代表取締役:井上祐巳梨)は、探究的な学びの推進を目的に、学校と企業が直接つながることができる新たなプラットフォームを構築し、このたびリリースいたしました。本プラットフォームは、企業や自治体と教育機関をシームレスに結びつけることで、次世代の教育環境の発展に寄与するものです。
■背景
近年、社会の変化が加速する中で、子どもたちが主体的に学び、実社会と接続しながら成長できる環境が求められるようになりました。学校教育においても、企業や地域社会と連携しながら、創造力や課題解決能力を育成する探究的な学びの重要性が高まっています。
このような背景のもと、学校がより柔軟に企業や自治体とつながり、学びの機会を広げるための仕組みが必要とされています。株式会社Barbara Poolは、こうした教育の新たなニーズに対応するため、学校と社会をシームレスにつなぐポータルサイトを構築し、このたびリリースいたしました。本プラットフォームは、探究的な学びを推進し、次世代の教育環境の発展を加速させていきます。
■ポータルサイトの主な特徴
事例の蓄積と共有:
過去の探究的な学びの事例や授業の進め方、ポイントを動画や記事を通じて知ることができます。自治体が進める独自教科において、どのような資質・能力の育成を目指しているのか、どのような学習過程を通じて実践されているのかを学ぶことができます。
学校と企業・団体の直接マッチング:
企業や団体と学校がつながり、授業パートナーとして協力できる仕組みを提供します。独自教科の実施にあたり、「STEAM×探究的な学び」の視点で授業をつくる先生方や、子どもたちの学びを支える企業・団体を結びつけます。
教育現場に最適化された機能:
これまでの事例を参考にしながら授業を計画し、学びの設計をすることが可能です。さまざまなジャンルの事例を活用し、授業パートナーと円滑に連絡を取りながら学びを計画するためのツールを提供します。
■ 導入実績
本プラットフォームはすでに複数の自治体で導入され、探究学習の場を提供しています。

おおたの未来づくりポータル(東京都大田区教育委員会)
URL:https://ota-mirai.city.ota.tokyo.jp/
大田区における探究学習を支援するためのポータルサイト。地域の企業・団体と学校を結びつけ、独自教科「おおたの未来づくり」に沿って、社会課題をテーマにした学びの機会を創出しています。

探究「シブヤ未来科」ポータル(東京都渋谷区教育委員会)
URL: https://tankyu-shibuya.com/
渋谷区の小中学生が、企業や専門家と連携しながら社会課題やその解決方法等について考える探究的な学びの場を提供。実践的なプロジェクトを通じて、社会との接続を深めています。
■ 導入支援と関連サービス
本ポータルサイトの導入にあたり、株式会社Barbara Poolでは、単なるシステム提供にとどまらず、教育現場に寄り添った伴走支援を行っています。渋谷区では、以下の取り組みを通じて、探究的な学びの支援を強化しました。
教員向け 探究ハンドブックの開発・提供:
探究学習を実践するための具体的な指導方法や事例をまとめたハンドブックを作成。


出典:探究ハンドブック初版 2024年3月 発行:渋谷区教育委員会 監修:信州大学名誉教授 東原義訓 編集:株式会社Barbara Pool
探究的な学びの伴走支援・カリキュラム開発:
学校現場と連携し、実践的な探究学習のカリキュラムを共同開発。

■ 本件に関するお問い合わせ
STEAM JAPAN では、教育機関がDXとSTEAM教育を推進するために必要な支援を提供しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。