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【管理職の実態調査 2025】約6割が業務増加を実感

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株式会社EVeM

“人が育たず、信頼が築けない”——管理職のリアルな苦悩とその背景に迫る

 「罰ゲーム化する管理職」「昇進したくない社員が7割」と言われる時代。 管理職が“割に合わない役回り”として語られることも少なくありませんが、その背景には複雑化する業務や人材マネジメントの難しさがあります。

マネージャーイネーブルメントサービスを提供する株式会社EVeM (本社:東京都新宿区 代表:長村禎庸) は、全国の管理職・中間管理職1210名を対象に調査を実施。 その結果、業務の多さと共に「人が育たない」「信頼関係が築けない」といった人間関係に起因する悩みが、より深刻であることが明らかになりました。

調査サマリ
今回の調査では、管理職の「業務量の増加」に加えて「人材育成」や「信頼関係の構築」といった“人に関する悩み”が浮き彫りになりました。

・約6割が「業務が増えた」と感じており、64%が「業務が多い」と実感。管理職にとっての業 
 務過多はすでに“当たり前”の状態に近づいています。

・業務が増えた背景として、「人手不足」「業務の種類の増加」「働き方に制約のあるメンバーの増
 加」が挙げられます。こうした課題への対応が、現場のマネージャー個人に委ねられがちであ
 る実態も浮かび上がりました。

・約8割が「業務量が見直されるとは思えない」と回答。努力では改善できない閉塞感が、管理職
 のモチベーション低下につながるリスクを孕んでいます。

・管理職の悩みとして「部下が育たない」「部下との人間関係」が上位に。部下との関係がマネジ
 メントの悩みの一つの焦点になっています。

 自由記述でも「部下のモチベーション」「苦情対応」など、“対人関係のストレス”に関するキー 
 ワードが多数出現。

・組織に望むこととしては、「報酬アップ」に加えて「業務の適正化」「人材への投資」を挙げる
 声が目立ちました。


 約6割が「業務が増えた」、64%が「業務が多い」と実感

「日々の自分の業務量をどう感じていますか」という質問に対し、業務量が「多い」「非常に多い」と感じている管理職は全体の64%にのぼり、 さらに「以前より自分の業務量が増えた」と感じている人も6割を超えました。 日常的に多忙を極める状況が常態化していることが見受けられます。


背景にあるのは“人手不足”と“多様化”

「ご自身の業務量が増えた背景は何だと思われますか」という問いに対し、 業務量が増加した背景に「人手不足」「業務の種類が増えている」「働き方に制約のあるメンバーの増加」といった回答が上位を占め、 構造的かつ人事的な課題が浮き彫りになりました。


改善の光が見えず——約8割が「期待できない」と回答

 「今後、業務量が見直されると思うか」という問いに対しては、約8割が「期待できない」「わからない」と回答。 “頑張っても報われない”という空気感が、現場に広がっていることがわかります。

 
頭を悩ませているのは“人が育たないこと”

「管理職としてのお悩みは何か」という 自由回答において、「部下がなかなか育たない」「部下との人間関係」など、人にまつわる悩みが多数を占めました。 現代のマネジメントは、ただの“指示出し”ではなく、“信頼関係の構築”が不可欠であるにもかかわらず、時間も仕組みも不足しているという声が寄せられています。


“人間関係” “部下の育成” “苦情対応”——自由記述から見えるリアル

「管理職としてこれまでに最も大変なこと・大変だったことはなんですか」という問いに対し、以下のような声があがりました。(自由記述)

・部下の仕事が遅くこちらの指示が悪いのかと悩んだこと(男性38歳)

・スタッフのモチベーションをアップすること(女性45歳)


・業務量が増大しているのに、人手不足で十分なシフトが組めない(男性54歳)

・上層部と部下の意見の板挟みにあうこと。解決策がなかなか見つからずに苦労した(男性33歳)

・育児休業をとる社員が増えたこと。それに対し目標はへらされないこと(男性56歳)


さらに、自由記述をもとにしたテキストマイニングでは、「人材育成」「人間関係」「部下の育成」「トラブル処理」など、人間関係の負荷に関するキーワードが多数抽出されました。 人との関係性に悩む管理職が、孤独を抱えながら日々の業務と向き合っている実態が明らかです。


管理職が本当に求めているのは「育成への投資」と「属人性からの脱却」

「自身の所属する組織(会社など)に望むことは何でしょうか」という問いに対して「報酬アップ」に加え、「業務量の適正化」「人材への投資」が上位にランクイン。 現場は“頑張る個人”ではなく、“育成と信頼が仕組みで回る組織”への転換を求めています。


調査概要

・調査期間:2025年03月21日(金)~2025年03月28日(金)

・調査対象:全国の管理職および中間管理職(係長・主任クラス含む)
・調査方法:インターネットリサーチ
・回答数:1210人
・調査機関:EVeM


EVeMからのコメント

株式会社EVeM代表取締役CEO 長村禎庸
DXやAIの進化など変化のスピードが速い上に、人材不足に悩む企業の多い現代で、予想通り業務過多が管理職のみなさんの悩みを占めています。加えて人に関する悩みが多いのは、雇用流動化や働き方の多様化で、マネジメントが複雑化していることがありそうです。私たちEVeMは「マネジメントを誰でもできるテクノロジーにする」を掲げ、勘やセンスに頼らない、技術としてのマネジメントを提唱しています。年功序列、上位下達の従来型マネジメントが通用しない現代。技術・役割としてのマネジメントを広めることで、疲弊しがちな管理職の皆さんのお力になれたらと願っています。


EVeMについて

EVeMは、ベンチャー企業に必要な「マネジメントの型」を提供することを目的に、2020年8月に設立されました。設立以来、個人や法人を対象にマネジメントトレーニングを提供しており、現在までに約162社・2,000人以上の経営者やCxO、ベンチャーマネージャーが受講し、企業の成長に貢献しています。

また、ベンチャー企業から生まれたマネジメントノウハウをさまざまな業種に広げ、日本全体のマネジメントの質を向上させることを目指しています。

会社名:株式会社EVeM

代表取締役:長村禎庸

所在地:東京都新宿区西新宿3-7-30 フロンティアグラン西新宿10階1003

設立 :2020年8月

URL :https://www.evem-management.com/

問い合わせ先:evem-contact@evem-japan.com

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年4月24日 13時00分)

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