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【JACOB&CO. STORIES】Vol.1:ブランドの原点

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JACOB&CO. JAPAN

革新と芸術性を体現してきたジェイコブ&コーの歩みを、シリーズ形式でご紹介する「JACOB&CO. STORIES」。第1回では、創業者ジェイコブ・アラボがブランドを立ち上げるまでの道のりに迫ります。

目次

◆JACOB&CO. STORIES

2022年4月、JACOB&CO. JAPAN(代表取締役 福田魁)が設立されました。
今年、ジャパン設立から3年目という節目を迎えるにあたり、改めてブランドの軌跡を深く掘り下げ、その本質に迫る連載企画「JACOB&CO. STORIES」を始動します。

本企画では、ブランドの創業から現在に至るまでの歴史、世界的なパートナーシップ、そして珠玉の現行コレクションを、全24回にわたってご紹介予定。

なお、本連載は毎月第2・第4月曜日に公開を予定しております。

ジェイコブ&コーの軌跡を、定期的にお届けしてまいります。

*連載構成*

Vol.1~Vol.4:『ブランドヒストリー』 創業から成長まで、ジェイコブ&コーの原点に迫る。
Vol.5~Vol.6:『パートナーシップ』 各界とのグローバルなパートナーシップを紹介。
Vol.7~Vol.24:『現行コレクション』 革新と美学が息づく現行ラインナップの魅力を紐解く。

◆ブランド創業までの物語

会長兼ブランド創業者「ジェイコブ・アラボ」

少年が見た夢、それがすべての始まりだった。 

──「JACOB & CO.」創業者 ジェイコブ・アラボの原点 

世界中のセレブリティやコレクターたちを魅了するラグジュアリーブランド「JACOB & CO.」。
その物語は、豪奢なブティックや煌めくジュエリーの世界からは想像もつかない、ひとりの少年のささやかな憧れから始まりました。

貧しさの中にあった、確かな希望 

1965年、旧ソビエト連邦下のウズベキスタン。厳しい経済状況のなかで生まれ育ったジェイコブ・アラボは、限られた環境の中でも家族とともに日々を力強く生きていました。

そんな中、父ニソン・アラボは、より良い未来を求め、妻と4人の娘、そして幼いジェイコブを連れてアメリカへの移住を決意します。

手にしていたのは最低限の荷物と、大きな夢と希望だけ。

見知らぬ土地での生活は決して容易なものではありませんでしたが、その移住こそが、後のブランド誕生への大いなる一歩となるのです。

在りし日のジェイコブ・アラボ(左)と父ニソン・アラボ(右)

13歳で出会った“運命の時計” 

アメリカでの暮らしが始まって間もないある日、ジェイコブは父から1本の時計を贈られます。

「13歳のときに父がプレゼントしてくれた時計には、2つのタイムゾーンが表示され、金メッキの世界地図が描かれていました。中には2つの機械式ムーブメントが入っていて、その構造の複雑さに心を奪われました。」

この時計との出会いが、ジェイコブの人生を根底から変えることになります。
まだ少年でありながら、彼は時計職人の見習いとしてキャリアをスタート。分解、組立て、構造の理解……そのすべてが、彼の中の好奇心と創造力に火をつけていきます。

父 ニソン・アラボから送られたWAKMANNのダブルタイムゾーンウォッチ
2023年にはWAKMANNのダブルタイムウォッチをオマージュした「ワールドイズユアーズ デュアルタイムゾーン」が発表された

情熱は夜に宿る――独学で磨いた技術と美意識 

正規に就業できる年齢に満たなかったジェイコブは、年齢を偽り地元のジュエリー工場に就職。週給わずか125ドルのなか、彼は組み立て作業を通して着実にスキルを身につけていきました。 

しかし、量産されたジュエリーに創造性を見出せなかった彼は、日中の仕事を終えた後、自室に設けた簡易な作業スペースで自らの感性と向き合います。夜ごと、自分の手でデザインし、組み上げるジュエリーこそが、のちのJACOB & CO.の魂を宿す最初の作品群となりました。

「母や4人の姉のアクセサリーをよく直していたおかげで、自然と手先が器用になりました。“美しいもの”を見極める感覚は、旧ソ連時代に写真の訓練を受けていた経験からも養われたと思います。」

その審美眼と情熱が、のちのブランド哲学へと深く根づいていくことになります。

創造への渇望が、ブランドというかたちを得た瞬間 

ジュエリーに対する深い探究と、独自の感性を武器に、ジェイコブは1986年、ニューヨークにて自身の名を冠したブランド「JACOB & CO.」を設立します。
それはラグジュアリーの文脈にありながら、どこまでも個性的で、遊び心と美を併せ持つ唯一無二のブランドとして静かに歩みを始めました。

 大量生産の対極にある、ひとつひとつが物語を持つような作品たち。
ジェイコブが抱いた“スタイル”と“本物志向”は、ニューヨークのエンターテインメント業界を中心に瞬く間に評判となり、やがて世界中のセレブリティたちの心をつかんでいきます。

 心の奥底で燃え続けた「時計」への想い 

ジュエリーブランドとして確固たる地位を築いた後も、ジェイコブの胸の奥には、あの13歳の夏に出会った時計への熱い想いが消えることなく残り続けていました。

「あの時計がなければ、私はこの世界に入っていなかったかもしれない。」

2つのタイムゾーン、機械式ムーブメント、そして金色に輝く世界地図。
それは単なる時計ではなく、ジェイコブ少年に“世界を見渡す視野”と“構造美の神秘”を教えてくれた、人生の原体験そのものでした。

その原点は、のちに彼が再び時計の世界へと舞い戻る大きな原動力となり、「ジュエリー × ウォッチ」の革新的融合という唯一無二のフィロソフィーへと昇華されていくのです。

*次回*

【JACOB&CO. STORIES】Vol.2:ブランド黎明期

【ジェイコブ&コーについて】

1986年に設立。当初は高級ジュエリーを取り扱い、宝飾業界で高い地位を確立し、2002年に時計業界へ本格的に参入しました。世界中のセレブリティを中心に一世を風靡したファイブタイムゾーンウォッチから始まり、これまで不可能と言われてきた複雑機構「アストロノミア」、「ツインターボ」、「ブガッティ シロン」などの開発に成功し、時計業界に技術革新を起こし続けています。現在、ジェイコブは超高級車メーカー「ブガッティ」やサッカー界のスター選手「クリスティアーノ・ロナウド」などとパートナーシップ契約を結び、「不可能を可能に」というコンセプトのもと革新的な作品を生み出し続けています。スイス最高峰の時計製造技術と宝飾業界で培った高い芸術性とノウハウを兼ね備え、時計業界の最先端を行くブランドとして、世界中で多くのファンを魅了し続けています。

▼ジェイコブ&コー銀座ブティック

〒104-0061

東京都中央区銀座6-7-9丸喜ビル1階

営業時間11:00〜20:00

Email:info@jacobandco.jp

Tel:03-6281-4777

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年4月28日 13時37分)

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