株式会社良品計画
「生活協同組合ひろしま」の2店舗へ無印良品の商品供給を開始
株式会社良品計画(東京都文京区/代表取締役社長 清水 智)は、5月1日(木)、生活協同組合ひろしま(理事長 宗本 干城/以下、「生協ひろしま」)と「連携に関する協定」を締結しました。
良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、地域の皆様と課題や価値観を共有し、地域課題の解決に取り組むとともに地域を活性化するさまざまな活動を進めています。また、地域に開かれた店舗運営を通じて店舗が人と人、人と自然、人と社会をつなぐ場となることを目指しています。そのような考えのもと、良品計画では2021年9月に広島事業部を設置し、地域の取り組みを進めています。広島県においては、「無印良品 広島アルパーク」にオープンしたコーヒー&アイスを楽しめるコミュニティスペースや、「無印良品 ゆめテラス祇園」内の「まちの保健室」※、「無印良品 フレスポ三次プラザ」のコミュニティスペースなどで、地域のお客さまが集う場をつくり、地域との接点を広げながら、地域住民の健康づくりの促進や広島県産品の販売、情報発信、地域の活性化に努めてまいりました。また、広島県および広島市のそれぞれと「包括的連携に関する協定」を締結し、地域活性化や地域課題解決にともに取り組んでいます。
生協ひろしまは、「協同の力で、より豊かなくらしの創造と、平和な社会づくりに貢献する」ことを目指しており、日々のくらしに役立つ商品やサービス、だれもが参加でき、共に学び育つことのできる場づくりに取り組んでいます。
子育て支援、高齢者支援や健康づくりなど、幅広い分野で行政との連携を図り、広島県内の地域課題の解決に貢献するため、広島県の23市町全てと包括的連携協定を締結し、各地で取り組みを進めています。
良品計画は、これまでも広島県内の各店舗において、生協ひろしまと連携した取り組みを進めており、無印良品の「まちの保健室」を拠点として生協ひろしまの「ひろしまGENKI体操」を定期開催してまいりました。
また、2024年度は生協ひろしまの組合員活動の一つである、「認知症学習会」を「無印良品 広島アルパーク」のOpenMUJIというコミュニティスペースで開催したほか、子どものための金銭教育「ランチプレートゲーム」を県内の無印良品3店舗にて開催し、生協ひろしまと無印良品のそれぞれのコミュニティが交流する場所ができました。
このたび、さらなる地域の活性化、地域が主体となった活動の継続など、双方がめざす姿の実現に向け、共に取り組んでいくため、このたびの協定締結に至りました。
(1) 地域の活性化に関する事項
(2) 健康と食育に関する事項
(3) 平和と環境、防災に関する事項
(4) 商品知識や背景の理解、認知の向上と利用促進に関する事項
(5) 地域や暮らしの安全・安心に関する事項
(6) 子育てや福祉に関する事項
(7) 地域のコミュニティづくりに関する事項
(8) 前各号の他、前条の目的に関する事項
本協定により、両者が連携、協力しながら、地域のだれもが参加できる暮らしの学びあいの場や、日常生活を支える商品の利用の機会を創出し、持続可能な地域社会の実現をめざしてまいります。



■「生活協同組合ひろしま」の2店舗へ無印良品の商品供給を開始
良品計画は、生協ひろしまが運営するスーパーマーケット2店舗に対して、無印良品で人気の靴下や肌着、化粧水、文房具、収納用品、掃除用品やレトルトカレー・お菓子など、生活の基本となる約900アイテムの商品供給を5月16日(金)より「コープ高陽」、5月30日(金)より「コープ西風新都」の店内一画にて開始します。
生協ひろしまでは、2023年2月より、生活協同組合連合会コープ中国四国事業連合(コープCSネット)への商品供給を通じ、広島県内の組合員に無印良品の商品を宅配事業でお届けしていますが、スーパーマーケット内で無印良品を取り扱うことで、新規顧客の獲得や、既存ユーザーの商品の選択肢を増やし、満足度の向上を図ります。
良品計画は、引き続き地域の皆様のお役に立つ商品をさまざまな形で提供し、生活の基盤強化に寄与するため、「無印良品」取扱店舗の拡大をすすめていきます。
※「まちの保健室」は、「日々の暮らしを自然に見つめなおすきっかけをつくり、自分らしい健やかさを実現するための行動を後押しする」ことをコンセプトに地域行政、医療とも連携して活動している良品計画の取り組みです。