株式会社LASSIC

株式会社LASSIC(ラシック)(東京本社:東京都港区、代表取締役社長: 若山幸司、以下「LASSIC」)が運営する、「場所に依存しない働き方」を推進・支援する情報を発信するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」は、『リモートワークと健康意識の関係』を公開しました。https://teleremo.net/
リモートワークと健康意識の関係は? 多様な働き方が生む習慣の違い
一般的に、リモート勤務やハイブリッド勤務には「運動量が減る」「生活リズムが乱れる」といった負のイメージを持つ人も少なくありません。
確かに毎日の通勤がなくなれば、一日あたりの運動する機会は大幅に減少するかもしれません。人によっては「気づいたら一日中座りっぱなしだった」なんて日もあるでしょう。
ですが健康的な生活を意識するワーキングパーソンの中には、減少した運動量を見越してジムに通ったり、ウォーキングの時間を取り取り入れたりするなど、自分のペースで体を動かすようになったという人もいるでしょう。
一方、オフィス勤務をする人は移動の機会がある代わりに、自由な時間が取りづらく、継続的な運動習慣を取り入れることが難しい可能性もあります。
多様な働き方が推奨される現代で、運動に対するスタイルもまた、人それぞれに変わってきているのかも知れません。
今回は「リモートワークと運動」について調査してみました。
勤務形態別、性別ごとの健康習慣を中心に、働き方によって運動量に差が出るのかを見ていきましょう!
まずは気軽に続けられる運動が大事! 個性的な健康法にも着目です!
ワーキングパーソンのみなさんに、「日々の健康法として、取り入れたものはありますか?」と聞いた結果は下記の通りです。

勤務形態に関わらず、「ウォーキング」や「ストレッチ」、「規則正しい食事(自炊)」「早寝早起き」が高いポイントを獲得しているのがわかります。
運動着に着替えたり、専門的なトレーニング器具を使ったりする運動は、どうしても手間に感じてしまいがちです。
現代の多忙なワーキングパーソンにとって重要なのは、運動を無理なく続けられること。特別な健康法を取り入れるより、健康習慣を生活の一部に組み込んでしまおうという意識が見える結果ですね。
もちろん「ジム通い」や「筋トレ」に取り組んでいる人もいますが、全体を通して見た場合、勤務形態によって取り入れる健康法が大きく変わるといったことはなさそうです。
続いて、男女別で結果が変わるのかを見てみましょう。
Q.日々の健康法として、取り入れたものはありますか?(勤務形態×男女別)

フルリモート勤務をしている男女を比較してみると、男性は特定の項目に集中する傾向が見られなかったことに対し、女性は「規則正しい食事(自炊)」を習慣化させた方が飛び抜けて多いようです。
在宅勤務ではどうしても仕事とプライベートの境界線が曖昧になってしまいがちです。時間をとって料理し、食事の時間をとることで、「今はプライベートの時間」とメリハリをつけることが重視されたのかもしれません。
続いてハイブリッド勤務をしている男女を見ていきましょう。
男性は「ウォーキング」や「ストレッチ」、「ジム通い」「筋トレ」など、身体を動かす健康法を幅広く実践。勤務先と自宅、両方を行き来するメリハリが、運動の機会を生んでいるようです。
女性の全体的な傾向はフルリモート女性と似ていますが、「ストレッチ」や「ヨガ」など低強度トレーニングへの取り組みが増加しています。オフィスに出社する機会もあることから、心身のリラックス効果を重視しているのかもしれませんね。
最後にフル出社する男女の比較です。
男性の場合、ハイブリッド勤務の男性と同様の健康法を選ぶものの、習慣化できている人は全体的に少ないようです。
対する女性は「早寝早起き」や「サイクリング」「バランスボール」など、日常生活に無理なく組み込める手軽な方法を中心に実施している様子が見えてきます。
「その他」を選んだ方の中では「週2で縄跳び」や「ピラティス」などという回答が見られた他、「猫を吸う」という変わった回答も。
健康に対する意識は千差万別のようです!
働き方に合わせた健康生活を応援します
運動量そのものは、働き方だけで決まるわけではありません。
ですが「どうやって運動するか」には、働き方によって違いが出てくるようです。
たとえばフルリモート勤務者の多くが、日々の生活の中に運動習慣を取り入れていることがわかります。
中でも注目すべきはハイブリッド勤務の男性です。
オフィス勤務と在宅勤務のバランスを取りながら働くこの層は、「ウォーキング」や「ジム通い」「筋トレ」など、幅広い健康法を実践している傾向が見られました。運動に取り組む割合も他の勤務形態より高く、特にボディメイクを意識した行動が目立つようです。
この背景には、ハイブリッド勤務ならではの適度な人との接触、そして時間のゆとりが両立していることにも関係があるのかもしれませんね。
一方、フル出社勤務の人たちは時間の制約もあるためか、ストレッチや早寝早起きなど、手軽に取り入れられる健康法を選ぶ傾向がありました。
通勤にも時間がかかりますし、仕事の前後に運動のための時間を取るのも簡単ではありません。このため、日々の生活リズムの中で自然に取り組める「早寝早起き」や「ストレッチ」など、無理なく続けられる方法を選ぶ人が多いのでしょう。
また、男女で比べてみると、男性は筋力アップや体力向上を目的とした運動を取り入れている人が多く、女性は自炊やストレッチ、日光浴など、自律神経を整えるような穏やかな健康法に取り組む傾向があるようです。
以上、勤務形態、性別ごとの健康習慣をまとめてみました。
この調査が、健康的なワークライフを送りたいすべての方のお役に立てば幸いです。
テレリモ総研では、今後も継続して意識調査を行ってまいります。
※テレリモ総研サイト内でも調査結果を基にしたコラムを公開中です。https://teleremo.net/?p=500
調査概要
調査期間:2025年4月8日~2025年4月16日
調査対象:全国20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1003名
調査方法:インターネット調査
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テレリモ総研では、人々が場所によって仕事内容や職種、勤務条件を左右されることなく活躍できる世界を実現すべく、テレワーク・リモートワークが働き方の選択肢の一つとして一般化することを目指し、多様な働き方に注目した情報をお届けしてまいります。
以上
株式会社LASSIC(ラシック)について
LASSICは2006年に鳥取県で創業し、『~鳥取発~ITで、地方創生』を経営理念に、ITを通じてポテンシャルや魅力に溢れた地方の活性化、地方創生の実現を目指している企業です。
東京に一極集中しているIT業界の経済活動を地方に分散させる“地方輸出”の仕組みづくりや、ITとアイデアで地方自治体の課題解決を支援する地域イノベーション支援事業、人や組織の状態を見える化し改善を支援する感情解析技術の研究開発などに取り組んでいます。
人々が心豊かに働ける環境を整えると同時に、社会に向けて新しい価値を発信し、日本全体の経済活動を盛り上げるべく、事業を推進しています。
■会社概要
東京本社: 〒108-0074 東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル 4F
鳥取本社: 〒680-0843 鳥取県鳥取市南吉方3-201-3
代 表 者 : 代表取締役社長 若山 幸司
設 立: 2006 年 12 月 26 日
資 本 金 : 9,968万円
事業内容: システムインテグレーション事業、Remogu(リモグ)事業(リモートワーク人材エージェント)、KnockMe!(ノックミー)、地域イノベーション支援事業、感情解析研究開発事業
拠 点: 鳥取、東京、那岐
U R L : https://www.lassic.co.jp
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