株式会社GOLD CAREER
ランダムに選出した男女374名に対し、転職活動は「働きながら」と「辞めてから」のどちらがいいかについてアンケート調査しました。
株式会社GOLD CAREER(本社:東京都港区 代表取締役:鎌田大樹)は、男女374名に対し、転職活動中の就業状況について調査しました。

【調査サマリー】
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直近の転職活動を「働きながら」した人は55.6%、「辞めてから」した人は44.4%
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働きながら転職活動をした人の手段は「求人・転職サイト」「転職エージェント」が多い
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辞めてから転職活動をした人は「ハローワーク・職業紹介所」の利用も多い
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転職活動期間でみると、働きながらの人は1~2カ月以内、辞めてからの人は2~3カ月以内が多い
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「働きながら」と「辞めてから」のどちらがいいかについては、全体の約8割が「働きながら」がいいと回答
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「働きながら」がいいと思う派の理由として、「収入が途切れないから」が最も多い
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「辞めてから」がいいと思う派の理由には、「十分な時間を取れるから」が多数を占める
※本情報を引用する場合、以下ページを引用元としてください。
https://gold-career.co.jp/jobchange-while-working/
今回のアンケート項目
今回のアンケートでは男女374名に対し、次の調査を行いました。
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働きながら・辞めてから転職活動した人の割合
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「働きながら」「辞めてから」別の転職の決め手となった転職活動方法
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「働きながら」「辞めてから」別の転職活動期間
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転職活動は「働きながら」と「辞めてから」のどちらがいいと思うか
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働きながら転職活動した方が良いと思う理由
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辞めてから転職活動した方が良いと思う理由
以降で結果をみていきます。
■働きながら・辞めてから転職活動した人の割合
働きながら・辞めてから転職活動した人の割合を調査した結果は以下のとおりです。


「働きながら」転職活動をした人は55.6%と半数以上を占める一方で、「辞めてから」転職活動をした人も44.4%にのぼり、大差はありませんでした。
「働きながら」と「辞めてから」では収入面や時間の確保など、それぞれにメリット・デメリットがあります。
どちらの方法で実施するかは、転職活動における大きな選択となるでしょう。
■「働きながら」「辞めてから」別の転職の決め手となった転職活動方法
転職の決め手となった転職活動方法を「働きながらの人」「辞めてからの人」に分けて調査結果を解説します。
【働きながらの人】直近の転職の決め手となった転職活動方法
働きながら転職活動をした人が決め手となった転職活動方法を調査した結果は、以下のとおりです。


働きながら転職活動をした人が転職の決め手となった方法で多かったのは「求人・転職サイト」「転職エージェント」が上位を占めました。
働きながら転職活動をする場合は時間の確保が課題となりますが、転職サイトや転職エージェントはオンラインで転職活動がしやすいことから、多くの人に選ばれている手段だと推測できます。
また、転職エージェントは一連の転職活動をサポートしてもらえる点でも、仕事と転職活動を両立する人には利用しやすいサービスなのでしょう。
【辞めてからの人】直近の転職の決め手となった転職活動方法
辞めてから転職活動をした人が転職の決め手となった転職活動方法は、以下の結果となりました。


働きながら転職活動をした人と同様に「求人・転職サイト」が転職の決め手となった人が最も多いです。
また、辞めてから転職活動をした人の多くは「ハローワーク・職業紹介所」を利用していることが分かりました。
時間的に余裕があることやハローワークでの求職活動が失業手当の条件になっていることから「ハローワーク・職業紹介所」を利用する人が多いのではないかと推測されます。
■「働きながら」「辞めてから」別の転職活動期間
転職活動にかかった期間を働きながらの人、辞めてからの人に分けて調査しました。


働きながら転職活動をする人の44.8%が1~2カ月以内で転職を決めており、効率よく活動していることがうかがえます。
働きながらの転職活動は時間が限られているため、集中して取り組むことで結果的に短期間で決まりやすいと考えられます。
一方で退職してから転職活動をした人は期間がばらつき、最も多いのは2~3カ月以内で28.3%です。
半年以上かかっている割合も多いことから、時間をかけて納得できるまで転職活動を続ける人が多いことがうかがえます。
■転職活動は「働きながら」と「辞めてから」のどちらがいいと思うか
過去の転職経験を踏まえ、転職活動は「働きながら」と「辞めてから」のどちらがいいと思うかアンケート調査した結果、以下の回答になりました。


転職活動は「働きながら」と「辞めてから」のどちらがいいと思うかという質問に対して、全体の約8割が「働きながら」と回答しています。
直近の転職では「辞めてから」転職活動した人が4割以上いた一方で、転職経験を踏まえた上で「働きながの方がいい」と思う人が多数を占める結果となりました。
■働きながら転職活動した方が良いと思う理由
働きながら転職活動した方が良いと思う理由を調査した結果は以下のとおりです。


働きながら転職活動した方が良いと思う理由は「収入が途切れないから」「精神的にゆとりがあるから」「転職に失敗しても安心だから」が上位を占めています。
収入が途切れないことで精神的なゆとりが持てることや、現職に残ることもできるという理由で働きながら転職活動をする人が多いことが分かりました。
「じっくりと転職活動できるから」「妥協せずに仕事を探せるから」といった理由から、在職中の方が余裕を持って転職活動に臨めることがうかがえます。
■辞めてから転職活動した方が良いと思う理由
辞めてから転職活動した方が良いと思う理由を調査した結果は、以下のようになりました。


辞めてから転職活動した方が良いと思う理由の上位を占めたのは「十分な時間を取れるから」「面接・面談のスケジュール調整がしやすいから」「精神的にゆとりがあるから」という回答でした。
働きながらの転職活動は精神的・体力的に負担が大きいことから、辞めてから転職活動をする方が良いと考える人が多いようです。
「職場に気兼ねなく転職活動できるから」「失業手当がもらえるから」といった点に、辞めてから転職活動をするメリットを感じている人もいます。
【総括】
今回の「働きながら」と「辞めてから」の転職活動に関する374名への調査により、主に次のことが分かりました。
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直近の転職活動を「働きながら」した人は55.6%、「辞めてから」した人は44.4%と大差は見られない
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働きながら転職活動をした人の手段は「求人・転職サイト」「転職エージェント」が多く、オンラインで転職活動できる点が選ばれている理由と推測できる
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辞めてから転職活動をした人は「ハローワーク・職業紹介所」の利用も多い
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転職活動期間でみると、働きながらの人は1~2カ月以内、辞めてからの人は2~3カ月以内が多い
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「働きながら」と「辞めてから」のどちらがいいかについては、全体の約8割が「働きながら」がいいと回答
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「働きながら」がいいと思う派の理由として、「収入が途切れないから」が最も多い
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「辞めてから」がいいと思う派の理由には、「十分な時間を取れるから」が多数を占める
直近の転職活動において「働きながら」と「辞めてから」では大差がなかった一方で、転職経験を踏まえた上でどちらの方法がいいかという質問に対しては「働きながらの方がいいと思う」と回答した人が約8割を占める結果となりました。
仕事を辞めてから転職活動をすると収入が途切れたり、転職先が決まらないリスクや失敗できないプレッシャーがあったりする一方で、働きながらの転職活動では精神的に余裕をもって取り組める点が大きなメリットとなっています。
ただし、働きながらの転職活動では十分な時間を確保できない人も少なくありません。オンラインで求人を探せる転職サイトや、一連の転職活動をサポートしてくれる転職エージェントの利用が転職成功のカギとなるでしょう。
【調査概要】
調査主体:GOLD CAREER
調査方法:クラウドソーシングサイト上のアンケート
調査対象:クラウドソーシングサービスに在籍する374名に対して実施
実施期間:2025年5月9日〜2025年5月13日
【引用時の参照ページ】
本情報を引用する場合、以下ページを参照元としてください。
https://gold-career.co.jp/jobchange-while-working/
【会社概要】
株式会社GOLD CAREER
代表取締役:鎌田 大樹
所在地:東京都港区北青山1丁目3-1-301
設立:2023年10月
事業内容:職業紹介事業、メディア企画・設計・制作・運営事業
ホームページ:https://gold-career.co.jp/