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戸籍法改正でキラキラネーム廃止の危機!? 約9割が「名前の読み方への制限」に賛成! 一方で、課題も浮き彫りに… 【ベビーカレンダー調査結果】

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株式会社ベビーカレンダー

2025年5月、戸籍法の改正法が施行され「名前のよみ方」が戸籍に登録されることになりました。名前のよみ方として認められるのは「氏名に用いる文字のよみ方」として一般に認められているもののみで、これまで使われていたよみ方が、今後は名前のよみ方として認められなくなる可能性があります。

これからの名付けに大きく関わるこの改正法。ママたちはどのように考えているのでしょう。

専門家から直接アドバイスを受けられる日本最大(※)の育児支援サイトを運営する株式会社ベビーカレンダー(旧社名:株式会社クックパッドベビー、本社:東京都渋谷区、代表取締役:安田啓司、以下「ベビーカレンダー」https://baby-calendar.jp/)は、子育て中のママにアンケートを実施し、赤ちゃんの名付けについて調査をおこないました。

※2024年11月時点において各メディア(当社選定競合サイト4社)が発表している月間PV数(当社調べ)において

【調査サマリー】 

1.法改正で名前のよみ方に制限が加わる!?約9割が賛成

2.重要性を感じている人が約9割! 名前(漢字)はよみやすいほうが良い

3.「よめない」「よまれない」──約8割が困った経験アリ

4.よみづらいけれど個性的な名前には一定の理解も

5.多様性の尊重とルール整備の両立はできるのか…見えてきた課題とは?

目次

1. 法改正で名前のよみ方に制限が加わる!?約9割が賛成

個性的でオリジナリティある名前を付けたいと考える人には、大きな影響をもたらしかねない今回の改正法。賛否について尋ねたところ、「強く賛成」「どちらかといえば賛成」を合わせて、85.93%の人が賛成の意向を示しました。

「よみやすく、書きやすく、変換しやすいという点で良いと思う」

「ある程度の自由は確保されていると思うので、制限されても問題ない」

「自分が珍しいよみ方をする名前で苦労したので、フリガナの規律は子どものためになると思う」

一方で「強く反対」「どちらかといえば反対」と回答した人は約14%。

「親が付けたいと思う名前が付けられない可能性があるから」

「そのよみ方になる深い意味や思いがあるかもしれないから」

「今までの子どもには名付けられた点で不公平になり、よくないと思う」

「少し寂しく感じる。なぜ多様性を尊重される今になって法改正の必要があるのか疑問」

社会全体としての「ルール」は必要としつつも、個人の表現の自由や多様性を「否定したくない」とする意見が存在することがアンケート結果から見えてきました。

名付けは“子どもへの最初の贈り物”とも言われ、パパやママの想いや価値観が色濃く反映されるもの。今回の改正は一見、制度の整備として合理的に映りますが、名付けの自由と社会的ルールのバランスがあらためて問われているように感じられます。

2.重要性を感じている人が約9割! 名前(漢字)はよみやすいほうが良い

今回の法改正の背景には、響きや個性を重視するあまり一般的によめない名前が増加し、社会生活において不便が生じるケースが増えていることがあります。

「名前のよみやすさ」がどれほど重要かを尋ねたところ「やや重要」が最多で、「非常に重要」と合わせると92.6%もの人がよみやすさを重視していることがわかりました。

その理由には、

「名前がよめない場合、訂正する手間がある」

「手続きの際、わかりにくいとトラブルやミスの元になってしまう」

「初対面の人でもよめる名前はスムーズで良い」

といった声が寄せられました。

一般的ではない読み方による不便さから、この結果となったことが考えられます。


3. 「よめない」「よまれない」──約8割が困った経験アリ

名前のよみ方で困った経験の有無を尋ねたところ、

・他人の名前がよめず困ったことがある 64.2%

・自分の子どもの名前が正しくよまれず困ったことがある 4.3%

・よめない・よまれないどちらの経験もある 9.2%

・特に困ったことはない 22.3%

という結果になりました。

読みづらい名前に関する困りごとの多くは「他人の名前がよめないこと」が原因で発生していることがわかります。

一方で、「困った経験はない」と答えた人が22%。

よめない名前に対してネガティブな意見が多い中で

「初見でよめなくても、それをきっかけにコミュニケーションを取れば良いと思う」

「はじめに子どもが親からもらえるプレゼントを制限しすぎるのは良くない」

「みんな一生懸命素敵な名前を考えているのだと思う」

と、ポジティブな受け止め方をする声も見受けられました。

4.よみづらいけれど個性的な名前には一定の理解も

改正法に対し反対意見が一定数見られる背景には「赤ちゃんの名前の多様化」があります。近年「人とかぶらない」「印象に残る」といった個性やユニークさを重視した名付けが広まりました。インターネットやSNSの普及により、他人の名付けエピソードや珍しい名前に触れる機会が増えたことも、名付けの自由度を後押ししていると考えられます。

よみづらいけれど個性的な名前に対する意識を尋ねたところ、

・とても良いと思う 5.72%

・良いと思う 30.79%

・どちらとも言えない 44.43%

・良いとは思えない 19.06%

という結果になりました。

これまでのアンケート結果と比較すると、名前のよみ方に一定の制限を設けることに賛成する人が多い一方で、個性的な名前に対しては共感や理解を示す人も少なくないことが浮き彫りとなりました。

5. 多様性の尊重とルール整備の両立はできるのか…見えてきた課題とは?

戸籍法改正には多くの賛同が集まる一方で、これから生まれてくる子どもやその保護者にとってより良い制度にしていくためには、いくつかの課題も残されています。

今回のアンケートでも、以下のような声が寄せられました。

「どの程度がフリガナとして認められるのか、判断が付けづらくわかりにくい。付けたい名前があっても引っかかりそうなら、出生届けに記入する前に一度役所に確認する必要がありそうだと思った」

「出生届を提出したその場で『よみ方が認められない』と言われた場合、混乱を招くことが予想される。事前に相談できる仕組みや再検討できる追加期間などが、どのように整備されているかが気になるところ」

「良い制限かなと思うけれど、画数などを加味した結果適した漢字が見つからないとこともあるのではないでしょうか。理由込みでOKになるなど、一部ゆるくしてほしいなと思う」

これらの意見からは 、保護者が戸惑わずに届け出ができる仕組みづくりが急務であることが読み取れます。

「わが子に最高の名前を贈りたい」という願いはすべての保護者に共通する想いです。一方で、響きや姓名判断を重視する人にとっては、フリガナがネックとなり希望する名前が付けられない可能性もあります。「名前に込めた想い」と「よみやすさによる利便性」をどのように両立させるか——。想いと利便性が共生する名付け文化が根付くことを期待したいですね。

ベビーカレンダーは今後も、赤ちゃんの名付けの調査・情報提供を通じて、子育て世代の声を届けてまいります。


ベビーカレンダーでは、赤ちゃんの名前ランキング、名前のよみランキング、名前の漢字ランキングをそれぞれ1位〜100位まで発表しています! 2010年以降の年間名前ランキングや、名付けトレンドなど、名前に関するさまざまな情報をまとめています。ぜひご覧ください。

▼「2024年赤ちゃんの名前ランキングTOP100」はこちら

https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/71825

■調査概要

調査タイトル:「子どもの名前」に関するアンケート

調査方法:インターネットリサーチ

調査期間:(1)2025年3月12日(水)~3月19日(水)・(2)5月14日(水)〜5月21日(水)

調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用した方

調査条件:1人以上お子様がいらっしゃる方(1)326人(2)683人

【出典について】

本調査内容を転載される場合は、プレスリリース下部のお問い合わせ先までご連絡ください。

<「ベビーカレンダー」メディアに関して>

『ベビーカレンダー』は、月間PV数3.1億PV、会員登録数が年間約36万人、総勢約100名の医師・専門家が監修する妊娠・出産・育児の情報を網羅した日本最大(※)の育児支援メディアです。妊娠してから赤ちゃんが2歳になるまでの間、赤ちゃんの成長に合わせ、元雑誌編集経験者を中心とした20名以上の編集者が質の高い記事を毎日提供します。

※2024年11月時点において各メディア(当社選定競合メディア4社)が発表している月間PV数(当社調べ)において

ニュースリリースはこちら▶https://baby-calendar.jp/smilenews/release

<運営会社「ベビーカレンダー」に関して>

社名:株式会社ベビーカレンダー(https://corp.baby-calendar.jp) ※2021年3月25日 東証マザーズ(現グロース市場)上場

本社所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-38-2 ミヤタビルディング10F

代表者:代表取締役 安田啓司

設立年月日:1991年4月

主要事業:メディア事業、医療法人向け事業

多くの医療専門家監修による、日本最大のPV数を誇る育児支援メディア「ベビーカレンダー」を運営。ベビーカレンダー以外にも、女性のライフスタイルにあわせた情報提供メディアを展開し、事業を拡大中。

<運営メディア一覧>

■ベビーカレンダー:医師・専門家監修の妊娠・出産・育児の情報メディア

URL:https://baby-calendar.jp/

■ウーマンカレンダー:オトナ女子によるオトナ女子のためのアンチエイジングメディア

URL:https://woman-calendar.jp/

■ムーンカレンダー:生理・恋愛・美容 女性たちのリアルがわかるメディア

URL:https://moon-calendar.jp/

■シニアカレンダー:シニア情報メディア

URL:https://kaigo-calendar.jp/

■シッテク:恋愛・結婚&マッチングアプリ紹介メディア

URL:https://moon-calendar.jp/sitteku/

■赤ちゃんの名づけ・名前ランキング:赤ちゃんの名前、よみのランキング検索メディア

URL:https://baby-calendar.jp/nazuke/

■ヨムーノ:忙しくても「くらしをもっと楽しく賢く!」くらし情報メディア

URL:https://yomuno.jp/

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【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社ベビーカレンダー 担当:高橋

TEL:03-6631-3600 FAX:03-6631-3601 MAIL:info@baby-calendar.jp

※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年6月9日 15時20分)

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