株式会社MG-DX
〜自動検知、即時アラートで受付業務の効率化を支援〜
株式会社MG-DX （本社：東京都渋谷区、代表取締役：堂前 紀郎、以下「当社」）は、オンライン調剤サービス「薬急便（やっきゅうびん）」において、自社開発のAI-OCR技術を活用し、処方せんの有効期限を自動で判別する新機能の提供を開始したことをお知らせします。
本機能により、患者さんが「薬急便」を通じて事前送信した処方せん画像を解析し、有効期限を自動で判別することが可能となります。
調剤薬局においては、処方せんの有効期限を確認することが欠かせませんが、これまでは薬剤師やスタッフが目視で確認する属人的な運用が一般的でした。そのため確認漏れが発生したり、確認するタイミングによっては患者さんがすでに店舗を離れている場合もあり、こうした行き違いがトラブルや業務負荷の要因となっていました。
このような背景から、当社はAI-OCR技術を独自に開発し、既存の「薬急便」プラットフォームにシームレスに統合しました。
■ 機能の特徴
新たに提供する本機能では、「薬急便」の処方せん事前送信にてアップロードした処方せん画像を自動で解析し、有効期限が過ぎている場合には即座にアラートを表示することで、スタッフの確認作業の負担を軽減し、確認ミスのない正確な対応を可能にします。
さらに、有効期限切れの早期発見により、患者への連絡・再取得の依頼がスムーズに行えるため、待ち時間や再訪リスクの低減にもつながり、結果として患者対応の品質向上にも寄与します。
なお、本AI-OCR技術は、当社が提供する調剤特化型AIエージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」への統合も予定しており、薬局業務全体のDXをさらに加速させてまいります。
■ 料金体系について
本AI-OCR機能の利用には、ご利用メニューに応じて追加オプション費用が発生いたします。
＜料金例＞
処方せん事前送信時の有効期限チェック：3円〜/枚
レセプトコンピューター入力用QR変換 ：9円〜/枚
※価格はご利用状況や契約内容により変動する場合がございます。
当社では今後も、「薬急便」の機能拡充を通じて、患者さんと薬局の双方にとってより利便性の高いサービスを提供し、調剤業務のDX推進を支援してまいります。
「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」事業責任者コメント
三澤 佳祐（株式会社MG-DX 遠隔接客事業部 事業部長）
かねてより多くのご要望を頂いていた自社開発のAI-OCR技術を活用した新機能を、このたび提供開始いたしました。「薬急便」サービスをご利用の皆さまにとっては、併用いただくことで利便性の向上とコストメリットを同時に実感していただけるものと確信しております。
今回リリースするのは処方せんの有効期限を自動で判定する機能となりますが、今後もさまざまな機能を順次拡充し、業務現場のさらなる効率化を支援してまいります。
また、私が責任者を務める「エーアシ」でも、このAI-OCR技術を受付AIエージェントの“目”として活用し、AIによる接客の質をアップデートする多様な機能の展開を予定しています。
ぜひご期待くださいませ！
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社MG-DX 広報担当 pr@mg-dx.co.jp