NICO
地域や施設の価値と調和するものづくりを通じて、極上の食事体験を提案。
プロジェクトページはこちら
「新潟県の産業をもっと元気に」を使命に、チャレンジする県内企業を応援する公益財団法人にいがた産業創造機構（本部：新潟市、以下「NICO」）では、「新潟発ブランド」の発展を支援する取り組みを多角的に進めています。
今回は、カトラリー分野で高い評価を得る山崎金属工業株式会社（燕市）が野村不動産ホテルズ株式会社（本社/東京都）の運営するNOHGA HOTEL UENO TOKYO（東京都台東区）とのコラボプロジェクトを立ち上げ、NICOがデザインなどを調整し、同ホテル内のレストラン“Bistro NOHGA（ビストロ・ノーガ）”のために専用品を特別制作しました。これは当財団初の事例となります。
NICOでは、今回のコラボ案件のような「新潟発ブランド」の発展に資するプロジェクトに取り組んでいく方針です。銀座・新潟情報館THE NIIGATAの立地も活かしながら、「新潟のモノ・食品などを、双方のブランド価値向上に配慮しながら、効果的にビジネスに取り入れたい」という県外の協力者を随時募集しております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
コラボレーションの概要
【新潟県企業】山崎金属工業株式会社
国内外で評価の高い老舗テーブルウェアメーカー。ノーベル賞創設90周年記念晩餐会のカトラリーを提供した唯一の日本企業。職人たちの高い技術に加え、脳波測定データによるカトラリーの「使い心地の数値化」など、先駆的な取組みで品質を磨き続けている。
【導入先】NOHGA HOTEL UENO TOKYO 『Bistro NOHGA（ビストロ・ノーガ）』
（野村不動産ホテルズ株式会社）
ホテルやレストランという空間を通じ「地域の人々と世界の人々をつなげる」ため、地域の職人やデザイナーと連携したオリジナルプロダクトやアートなどを取り入れている。製作者や工房をゲストに紹介するのみならず、一部コラボ商品はホテル内で販売もしている。
【プロジェクトのポイント】
①NICOからの提案でスタート：美観と機能（切れ味など）を両立し、食事体験を向上させるナイフ、フォークの１つとして、山崎金属工業株式会社の製品をBistro NOHGAに提案。
②試作調整もＮＩＣＯがサポート：特注デザイン（Bistro NOHGA内装と調和するピンクゴールド塗装、ロゴ入れ）は、ロゴの位置、色味の確認など調整過程もNICOがサポート。
③サステナビリティにも配慮：あえて刃を塗装しない意匠を採用したことで、デザイン性は高いまま、研ぎ直しが可能に。永く切れ味を維持できるサステナブルなカトラリーとなった。