令和7年度 男女間賃金格差改善促進奨励金
~7月1日より第2回支給申請受付開始~

■女性管理職の増加促進へ、東京都が中小企業を支援
女性活躍推進法の改正案が2025年6月4日に成立し、2026年4月1日より従業員101人以上の企業には、「女性管理職比率」と「男女の賃金差異」の公表が義務化されます。
これをふまえ、企業でも「女性管理職の増加」への積極的な取組が求められています。
東京都では、女性管理職の増加に取り組む中小企業を応援するため「令和7年度 男女間賃金格差改善促進奨励金」の第2回申請受付を7月1日より開始しました。
■女性活躍推進法による「女性の管理職比率」「男女の賃金差異」公表義務化の影響について
1.社会的信頼や企業イメージへの影響
女性管理職比率や男女間の賃金差異が大きい場合、企業イメージ悪化や社会的な批判のリスクが高まります。一方、改善や積極的な女性活躍推進が見られる企業は「働きやすい会社」として評価され、イメージ向上につながります。
2.採用活動の強化
データ公表が進むことで、ダイバーシティ重視の人材や優秀な女性の採用がしやすくなります。求職者も企業選びの指標として、情報公開を重視する傾向が強まっています。
3.社内体制や制度の見直し
公表義務化に伴い、現状分析や人事制度の見直し、女性管理職登用や研修の充実が進みます。女性が能力を発揮できる体制構築が求められます。
4.賃金・処遇の透明化と改善
男女間の賃金差異について社内外で議論が活発化し、透明性や説明責任の重要性が増します。賃金制度の改善や公正な運用が促されます。
5.コンプライアンス対応と業務負担
女性活躍推進法の改正によるデータ管理や制度整備で、人事部門などの業務負担が増加。適切な運用とガイドライン遵守が課題となります。
今後、従業員101人以下の企業も女性が働きやすい環境整備が不可欠になり、人材確保の競争力が問われます。公表義務化は企業のダイバーシティ推進とイメージ向上の好機ですが、同時に課題への対応力も求められます。
■女性管理職の増加を目指す企業を専門家が無料でサポート
本奨励金は、女性管理職の増加や男女間賃金格差解消など、女性活躍推進法に沿った取組を進める都内中小企業を応援します。支給対象事業者に対して社会保険労務士・中小企業診断士等の専門家が無料で訪問・指導し、取組を具体的にサポートします。
1.奨励金の支給を受けるために実施する3つの取組~最大100万円を支給

例えば、(A)女性管理職の増加に向けた取組を行う場合、下記のようなケースが奨励金の支給対象となります。

※上記以外にも要件があります。詳細についてはホームページ、もしくは募集要項をご確認ください。
[ホームページ]https://joseikatsuyaku-sokushin.tokyo?prtimes2507
[募集要項(PDFダウンロード)]https://joseikatsuyaku-sokushin.tokyo/download?prtimes2507
2.奨励金の支給までの流れ~無料オンラインセミナーの受講が必須
奨励金の支給申請には、まず無料オンラインセミナーを受講していただく必要があります。受講できるのは「本社又は主たる事業所が東京都内にある」「常時雇用する労働者数が300人以下」が条件になります。
無料オンラインセミナーでは女性活躍推進法の概要や、女性管理職の増加に成功した中小企業の事例、本奨励金の具体的な申請方法などを分かりやすくご説明します。

詳細についてはホームページ、もしくは募集要項をご確認ください。
[ホームページ]https://joseikatsuyaku-sokushin.tokyo?prtimes2507
[募集要項(PDFダウンロード)]https://joseikatsuyaku-sokushin.tokyo/download?prtimes2507
3.募集期間と支給事業者数
第2回支給申請受付:先着80社/締切日:令和7年8月31日
4.申込み方法
まずは下記URLもしくはQRコードから無料オンラインセミナーへの申込みをお願いします。
[ホームページ]https://joseikatsuyaku-sokushin.tokyo?prtimes2507

【お問合せ】
令和7年度 男女間賃金格差改善促進奨励金 事務局
TEL:03-6633-3656(平日 9:00~17:00)