株式会社Lond
渋谷駅の大型交通広告にて掲出開始
銀座を中心に国内外84店舗の美容サロン(主に美容室)を展開する株式会社Lond(本社:東京都中央区銀座、代表取締役CEO:斉藤 信太郎、吉田 牧人、石田 吉信、甲斐 紀行、長岡 宏晃、小林 瑞歩)は、アッヴィ合同会社(本社:東京都港区、社長 :ティアゴ・カンポス ロドリゲス)が主催する炎症性腸疾患(IBD)患者さまの外出時のトイレへの不安解消と社会全体での理解を高めることを目的とした「I know IBDプロジェクト」(以下、本プロジェクト)に協力企業として参画しています。
このたび、本プロジェクトの一環で制作されたモザイクアートを活用した大型交通広告が、2025年6月30日(月)より、渋谷駅構内で掲出が開始されましたのでお知らせいたします。本モザイクアート制作には、当社スタッフも協力しています。

プロジェクト協力の背景
IBDは主に指定難病である潰瘍性大腸炎とクローン病※1,2があり、主な症状である下痢や腹痛により、トイレの回数の増加※3,4や、食事の制限※5など患者さんの日常生活にさまざまな影響を及ぼすこともある疾患です。本プロジェクトの目的は、「見えない壁」ともいえる、社会が気づいていないIBD患者さんを取り巻くさまざまな課題を明らかにし、その解消に取り組み、さらにはIBDを正しく認知し理解する人が一人でも多く増えることで、社会全体の IBDについての理解を高めることです。
株式会社LONDは、美容室という日常生活に密着した場を社会の公器と位置づけ、社会課題の解決や啓発活動に積極的に取り組んでまいりました。本プロジェクトには、そういった活動の一環として賛同し、サロンでのスタッフ・お客様への啓発活動やIBDの方々へのトイレの提供を行っています。


※1 難病情報センター潰瘍性大腸炎(指定難病97) https://www.nanbyou.or.jp/entry/62(2025年4月1日閲覧)
※2 難病情報センタークローン病(指定難病96)https://www.nanbyou.or.jp/entry/81(2025年4月1日閲覧)
※3 Rubin DT, et al.:Inflamm Bowel Dis. 27,1942-1953(2021)
※4 Hibi T, et al.: Inflamm Intest Dis. 5:27–35 (2020)
※5 Matsumoto T, et al.: J Crohns Colotis. 9,477-482 (2015)
渋谷駅構内へ大型モザイクアートを掲出
本プロジェクトにより、「IBDを理解する日」である5月19日にあわせて、患者さんへの応援の気持ちを伝えるモザイクアートが制作されました。株式会社Londも協力企業として写真を提供しています。このモザイクアートを使用した全長22mの大型交通広告が、以下の通り掲出されます。
広告やモザイクアートをはじめとする全てのビジュアルには、実際の協力企業店舗の方々の写真が使われています。プロジェクトの立ち上げから3年を経て、一人ひとりの想いが力強く重なり、業種や業態を越えてIBD患者さんを支える輪が広がっている様子を表現しています。
【掲出情報】
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掲出場所:東急田園都市線渋谷駅 B1F A0/A1出口
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掲出期間:6月30日(月)10時頃 ~ 7月6日(日)までの7日間
※駅及び、駅係員へのお問合せはご遠慮下さい

モザイクアートは下記サイトからもご覧いただけます。
https://www.iknowibd.com/prj/mosaicart/
<広告掲出に関するお問い合わせ先>
I know IBDプロジェクトPR事務局(プラップジャパン内)
abbvie_IBD@prap.co.jp
IBD(炎症性腸疾患)について
IBDは、大腸や小腸など消化管に炎症が起こり、腫瘍を合併することもある疾患で、主に指定難病である潰瘍性大腸炎とクローン病があります※1,2。下痢や腹痛が主な症状であるため、トイレの回数の急増※3,4や、食事の制限※5など患者さんの生活にさまざまな影響があります。IBDの発症は、これから社会で活躍する世代である10-20代で多く報告されていますが、現時点では完治につながる治療法がなく※1,2、患者さんの人生に大きな影響を及ぼし得る指定難病です。国内のIBD推計患者数は約29万人※6と、指定難病の中でも患者数が多い※7疾患で、国内患者数は年々増加傾向にあります※1,2。
注)IBDという指定難病はありませんが、潰瘍性大腸炎とクローン病をIBDという一つの疾患と定義した場合の患者数の試算です。
※1 難病情報センター潰瘍性大腸炎(指定難病97)https://www.nanbyou.or.jp/entry/62(2025年4月1日閲覧)
※2 難病情報センタークローン病(指定難病96)https://www.nanbyou.or.jp/entry/81(2025年4月1日閲覧)
※3 Rubin DT, et al.:Inflamm Bowel Dis. 27,1942-1953(2021)
※4 Hibi T, et al.: Inflamm Intest Dis. 5:27–35 (2020)
※5 Matsumoto T, et al.: J Crohns Colotis. 9,477-482 (2015)
※6 「潰瘍性大腸炎およびクローン病の有病者数推計に関する全国疫学調査」厚生労働科学研究費補助金 難治性 疾患等政策研究事業 難治性炎症性腸管障害に関する調査研究 総括研究報告書(平成28年度)
※7「特定医療費(指定難病)受給者証所持者数,年齢階級・対象疾患別」令和4年度衛生行政報告例(令和4年 度末現在)
I know IBD(アイノウ アイビーディー)プロジェクトについて
本プロジェクトの目的は、「見えない壁」ともいえる、社会が気づいていないIBD患者さんを取り巻くさまざまな課題を明らかにし、その解消に取り組み、さらにはIBDを正しく認知し理解する人が一人でも多く増えることで、社会全体のIBDについての理解を高めることです。5月19日の「IBD(炎症性腸疾患)を理解する日」に先駆け、2022年5月17日に発足しました。
具体的な取組みとしては、本プロジェクトの趣旨に賛同いただける協力企業・協力店を募り、IBD患者さんに対して、施設・店舗内トイレの貸し出しを行います。また、本プロジェクトのステッカーを施設・店舗内に掲出し、IBD患者さんへの支援・理解の可視化につなげます。さらに、協力企業・協力店の従業員を対象にIBDに関する教育資材の配布などを行い、社会全体での疾患認知と理解を広げていきます。さまざまな企業・店舗の賛同を得て協力者の輪を広げていくことで、トイレの問題だけでなく、IBD患者さんを取り巻く見えない壁を解消し、希望あふれる日常の実現を目指します。
WEBサイト:https://www.iknowibd.com/prj/
株式会社Londについて
2013年に専門学校のクラスメイト6人で立ち上げた会社。「従業員第一主義」「全従業員の物心両面の幸福の追求」を経営理念に「人のやめない美容室の会社」を運営。創業より5年は離職率0。現在も美容室業界では類を見ない離職率の低さで話題。
会社名:株式会社Lond
代表者 :斉藤 信太郎、吉田 牧人、石田 吉信、甲斐 紀行、長岡 宏晃、小林 瑞歩
設立 :2013年4月
所在地 :東京都中央区銀座2-8-19 FPG links GINZA 2F
企業URL:https://www.lond.jp/