マザーウォーター株式会社
環境負荷の低い紙パックによるミネラルウォーター製造を本格化――マザーウォーター株式会社(東京都渋谷区代々木・代表取締役本井晃一)が「日本初」の水専用製造ラインを導入を発表(2026年4月より発売開始)
プラスチック削減など環境配慮への意識が高まる中、再生可能資材として注目される紙パックにミネラルウォーターを充填する専用製造ラインを構築し拡販する。(2026年4月)

これまでも紙パックミネラルウォーターは販売されているが、水以外の各種飲料製造ラインと共有のため水の製造可能数は伸び悩んでいた。
同社は世界最大の紙パック飲料の製造機器・包材メーカーである「テトラパック」の日本法人、日本テトラパック株式会社と紙パック入りミネラルウォーターに特化した10年間の拡販契約を締結した。
マザーウォーターはテトラパック充填装置の特徴に合わせたミネラルウォーター規格専用の水処理装置を開発、同装置で処理した水をテトラパック充填装置へ送りミネラルウォーター(330ml入り)を生産する。製造ラインは兵庫県養父市にあるマザーウォーター兵庫工場内に配置し 2026年4月に稼働予定としている。
主に小売り、法人需要を見込んでおり、年間約4万本よりオリジナルパッケージ対応も可能となる。
マザーウォーターは法人向けオリジナルラベルウォーターの製造販売元で、既に顧客は「再生ペットボトル」を選択可能だが、近年SDGsを背景にプラスチック削減など顧客要望が多様化してきていることが導入背景の一因としている。
世界で流通し日本国内でも馴染みのあるテトラパックの330mlキャップ付き形状(イメージ画像)とすることで、紙パックミネラルウォーターが選択肢の一つとなるように訴求していく。
■「日本初」紙パック入りミネラルウォーター専用製造ライン
・自社調べ
・2025年6月30日現在
・日本国内における「紙パック飲料製造装置の運用方法」として
問い合わせ先
マザーウォーター株式会社
info@motherwater.co.jp
TEL 03-6383-3107
窓口 営業部 島田(しまだ)