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「リサイクル不可」から資源へ──混合廃プラスチックを活かす革新技術で5mm成形板を実現

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InnovateX株式会社

焼却・埋立されてきた廃プラに新たな命を。脱炭素・循環型社会を環境省・自治体と共に社会実装へ

従来技術では実現不可能とされてきた「厚さ5mm・300×300mm」の廃プラスチック板材

廃プラスチックのリサイクルに挑む、InnovateX株式会社(本社:茨城県東茨城郡城里町、代表取締役:潮来喜久夫)は、混合廃プラスチックや汚れた包装材を使用した「厚さ5mm・300×300mm」の板材の製造に成功し、環境問題への新たな解決策を提示します。この革新は、プラスチックごみを価値ある地域資源へと転換することを目指し、環境省や全国の自治体との連携を強化していく所存です。

使われたのは、混合廃プラ、アルミ付き菓子袋、汚れた包装材など、従来は“リサイクル不可”とされ、サーマルリサイクルや埋立が当然とされてきた素材ばかり。

この技術は、「燃やさずに使い切る」ことを可能にし、今あるプラスチックごみを価値ある地域資源へと転換していきます。
脱炭素と循環型社会の実現を目指し、私たちはこの革新を、環境省や全国の自治体とともに社会実装していくことを目指します。

目次

「脱プラ」だけでは救えない現実。でも、私たちには別の道がある。

プラスチック問題に対して、今、世界中で「使わない」「減らす」という取り組みが進んでいます。
確かにそれは大切な一歩です。けれども、すでに世界には何十億トンという“使い終わったプラスチック”が存在しており、その多くが今もなお、焼却や埋立によって処理されています。

なかには、混ざり合った素材、汚れた包装、金属が含まれる袋など、「リサイクル不可能」と言われ、手をつけることすら諦められてきたプラスチックもあります。

でも、私たちは、そこにこそ未来があると信じています。
“使わない”だけでなく、“使い切る”技術こそが、これからの社会に必要不可欠です。

「あらゆる廃プラスチックを、新たな素材へ」──それは未来をつくる挑戦です。

私たちInnovateXは、あらゆる種類の廃プラスチックを溶かし合わせて、新たな形にする独自の技術を開発してきました。
そしてついに、従来では不可能とされていた「厚さ5mm・300×300mm」の板材を、プレス成形だけで実現しました。

これはただの板ではありません。そこには、お菓子の袋、家庭のごみ、海岸に打ち上げられた漂着プラなど、「もう使えない」とされた素材が命を吹き返した姿があります。

そしてこの技術には、もうひとつの力があります。それは、“焼却しない選択肢”を社会に提供するという力です。

地域とともに、国とともに。「共創の力」で循環型社会を実装へ

この素材を、公園のベンチに。商店街のパーテーションに。未来のまちのインフラに。
地域の課題を、地域の資源で解決する「地産地消型の資源循環」へつなげていきます。

私たちは今、環境省や自治体、企業の皆さまと一緒に、「脱炭素」と「循環」を両立する新たな実装モデルを広げようと活動しています。
まだ見ぬ社会のかたちを、一緒につくりませんか?

図:素材別CO₂排出量の比較(ベンチ1脚あたり)

製品写真:5mm厚 廃プラ成形板(平滑・凹凸タイプ)

以下は今回プレス成形に成功した、あらゆる廃プラ由来の5mm薄型板材の実物写真です。

▲ 写真1:平滑タイプ。美しいマーブル模様が特徴。
▲ 写真2:異なる質感の素材が混ざり合い、見る角度によって印象が変化する意匠的な魅力がある。
▲ 写真3:凹凸タイプ。素材の混ざり合いが意匠的効果を生む。
▲ 写真4:粗めの素材が穏やかな凹凸を生み、表面の質感がさりげなく空間にアクセントを加えている。

代表コメント

「世界中で“プラスチック=悪”という印象が広がっていますが、私たちはそれを“未来をつくる資源”に変えられると信じています。焼却や埋立しかなかった素材にも、新しい命を吹き込む。そんな技術を、自治体や企業、そして国と一緒に社会実装していけたらと思います。ぜひ、一緒にこの循環型社会の現実にむけてご協力ください。」

── InnovateX株式会社 代表取締役 潮来 喜久夫

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年7月3日 10時00分)

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