株式会社エヌエイチケイ文化センター
古代東地中海の二大帝国であるエジプトとヒッタイトとの交流史をわかりやすく解説します

古代エジプトといえば、ピラミッドやスフィンクスなどなんとなくイメージが湧く方も多いかと思います。
しかし、そのエジプトと肩を並べる古代東地中海の帝国、ヒッタイトのことはご存じない方もいるかもしれません。

ヒッタイト人は鉄器製造技術を身につけていたことで有力になったと考えられており、ヒッタイトの登場はオリエントの歴史に大きな 変化をもたらしました。
紀元前2000年紀後半、エジプトとヒッタイトは「帝国」と称されるほどに勢力を強め、時には軍事的な衝突を起こし、時には手を結びながら独自の関係を築いてきました。

エジプトとヒッタイトは対立し、カデシュの戦いが勃発します。
十数年の戦いの後にヒッタイトとエジプトは講和を結び、平和条約を石版に残すことになりました。
その後、両国は友好国としての関係を続けていきます。

講師は早稲田大学 會津八一記念博物館 助手 有村 元春さん。

このようなエジプトとヒッタイトとの交流について、外交・戦争・婚姻関係など様々な側面から最新の研究成果をもとに解説していただきます。
有名な「ザナンザ事件」や「カデシュの戦い」、世界最古の「平和条約」とも言われる条約に関する説明はもちろん、日本語文献ではほとんど紹介されることのない記録やエピソードもふんだんに交えてお話しします。
古代東地中海の大国に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
エジプトとヒッタイト~二大帝国の交流史300年~
講師:早稲田大学 會津八一記念博物館 助手 有村 元春
開催形式:教室&オンライン
開催日時:2025年7月19日(土)10:30~12:00
受講料:教室受講 会員 3,784円、一般(入会不要) 4,356円
オンライン受講 会員・一般 3,784円
※教室受講・オンライン受講とも見逃し配信付き
会場・主催:NHK文化センター町田教室
詳細URL:
教 室 https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1312678.html
オンライン https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1312679.html