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「夢パス・カフェテリア」× クラーク記念国際高等学校 認知度アップへ高校生とアイデアソン

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Criacao Shinjuku

子どもたちに“食”と“夢”を届ける取り組みを、若者の力で広げる

 クリアソン新宿は2025年5月より、新宿区在住の小学生を対象に、地域の飲食店で使えるオンライン形式の食事券を提供する、新しいタイプの子ども食堂「夢パス・カフェテリア」をGigi株式会社と共同で開始しました。

参考URL:「夢パス・カフェテリア」を始動 小学生に月1回の“夢を支えるごはん”を届ける、地域の新プロジェクト

 その発展企画として、クラーク記念国際高等学校 東京キャンパス(新宿区高田馬場)にて、「夢パス・カフェテリア」の課題解決を目指し、高校生のアイデアソンを7月1日に開催しました。

目次

「夢パス・カフェテリア」~子どもたちが「選んで、食べて、夢を描く」仕組み

 「夢パス・カフェテリア」の対象は、新宿区在住の小学生。月に1回、新宿地域にある飲食店で1,000円分の食事ができる食事券をオンラインで無償配布します。子どもたちは、提携する飲食店の中から自分の好きなお店を選び、スマホで提示するだけで食事を楽しむことができます。

 「子ども食堂=決められたスケジュール、決められた場所に行くもの」という常識を覆し、子ども自身が選べて、地域とつながれるこの仕組みは、Gigi株式会社が運営する「こどもごちめし」のプラットフォームと連携することで実現しました。

立ち上げから2ヶ月、4つの課題に直面

しかし、立ち上げから2ヶ月。4つの課題に直面しています。

  • 利用者がまだ少ない

  • 協力飲食店が19店舗にとどまっている

  • 協賛や寄付の広がりが十分でない

  • 「夢パス・カフェテリア」が全く認知されていない

「このプロジェクトを、もっと多くの人に届けるにはどうすればいいか?」

 この問いを若者たちと一緒に考えるため、クリアソンは包括連携協定を結ぶクラーク記念国際高等学校 東京キャンパスにて、高校生のアイデアソンを企画しました。

正解のない問いに、真っ直ぐに向き合う高校生たち

 参加したのは、食物栄養コースとパフォーマンスコースの1〜3年生、約110名。15のグループに分かれ、ディスカッションの後、各グループの代表が1分以内でアイデアを発表しました。

 この日、教室で議論が交わされたのは、正解のない問いです。それでも、生徒たちは全員がグループリーダーを中心に熱心に議論。クリアソンの西山大輝、赤井シャロッド裕貴の両選手もグループに加わり、真剣なやりとりが繰り広げられました。

高校生の自由な発想から生まれた実践的なアイデア

発表されたアイデアは、どれも今の高校生だからこそ出せるものばかりでした。一部を挙げると

  • スマホを持っている保護者に向けて、飲食店などとコラボしたSNSや動画を活用

  • クリアソンの試合やサッカー体験会、地域でのイベントを知らせる場として活用

  • 学童保育や児童館など子どもが集まる場所で告知

  • 保護者に届くよう、学校で使われているプリントなどの連絡方法を活かす

 クリアソンの西山は「大人が仕事をしていると、ちょっと面倒だなと思ってしまうことがあったりするのですが、そういうものと関係なく、『これだったらできそうだよね』と、真剣に、楽しそうにアイデアを出しているのがすごく印象的でした」と話しました。赤井も「一人一人が積極的に参加してくれて、本当に有意義な時間になりました」と振り返りました。

地域とともにある実践の学び

 この取り組みは、「探究学習」の一つとして位置づけられています。指導にあたった秋山耕太郎・東京キャンパス副キャンパス長は、今回の学びの意義についてこう語ります。

 「クリアソンには試合会場での応援など、地域貢献することを考える機会をもらっています。今回は、社会の仕組みを知ることや、アイデアがどういう形で実装されるのかを学んで欲しい。食物栄養コースの生徒は、子ども食堂の仕組みや難しい経済状況のことなども含めて、パフォーマンスコースは日頃から培っているダンスや演技、歌唱、RAPなどの実技や発信力をどう生かすのかも考えてくれると良いですね」

 参加した生徒からはこんな声が寄せられました。

「クリアソンが地域とのつながりを大切にし、僕らよりも下の世代のことまで考えてくれるのかと感じました。子どもたちが喜んでくれるのかを考えるのが楽しかったです」(パフォーマンスコース3年)

「子ども食堂があることや、経済的に食べられない子どももいることなど、初めてこういう問題を知りました。ご飯を食べることが楽しいものになってくれると良いと思いました」(食物栄養コース2年)

「栄養について学んでいるので、子ども食堂で食べるものの栄養バランスも気になりました。子どもたちには特に栄養が大事だと思うので、そういうメニューを考えてくれるとうれしいです」(食物栄養コース2年)

この日生まれた数々のアイデアは、クリアソンのスタッフが実現可能性を精査し、生徒たちと連携しながら実践へと移行していく予定です。クリアソンは、これからも、子どもたちの未来を地域で育む仕組みを、一つずつ、丁寧にかたちにしていきます。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年7月8日 10時00分)

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