＜背景＞

少子化、労働力不足、物価高騰による家計の圧迫などが社会問題となる中、主婦層の就労促進が注目されています。コロナ禍を経て在宅ワークのハードルが下がり、主婦層が働きやすい環境が整いつつある一方で、実際に在宅ワークをしている主婦層はどの程度いるのでしょうか。またその実態はどのようになっているのでしょうか。そこで、「ライブチャットアカデミー」を運営する株式会社GARDENは、「30代～40代の子持ち主婦の在宅ワークに関する実態調査」を実施しました。

＜調査サマリー＞

・30代～40代の子持ち主婦で、現在、在宅ワークをしている人の割合は1割強

・30代～40代の子持ち主婦の在宅ワークでは、ライター系の仕事をしている人が比較的多い

・在宅ワークをしている理由のトップ3は、1位「家事や育児と両立しやすいため」、2位「家族のそばにいる時間を増やしたいから」、3位「自宅で働く方が精神的・身体的に楽だから」

・現在、在宅ワークをしている30代～40代の子持ち主婦の8割以上は、在宅ワークで得ている月の収入が5万円未満

・30代～40代の子持ち主婦で、現在している在宅ワークに満足している人の割合は2割強

・30代～40代の子持ち主婦が、在宅ワークを選ぶ際に、最も重視するポイントは「時間の融通が利くこと」

＜調査概要＞

調査期間：2025年5月19日～5月21日

調査方法：インターネット調査

調査対象：30代～40代の子持ちの主婦の方

調査人数：1,761名

モニター提供元：RCリサーチデータ

まず、「現在、何らかの在宅ワークをしているか」を尋ねる設問への回答では、「いいえ」が88.1％、「はい」が11.9％という結果になりました。この結果から30代～40代の子持ち主婦で、現在、在宅ワークをしている人の割合は1割強であることが明らかになりました。

次に、現在、在宅ワークをしていると回答された方に「現在している在宅ワークはどのようなことか」を尋ねる設問の回答では、1位が「その他」で59.3％、2位が「ライター系の仕事」で19.1％、3位が同率で「デザイナー系の仕事」と「何らかの講師業」で8.1％という結果になりました。この結果から、6割近い人はここで提示した選択肢以外の在宅ワークをしていることが判明しましたが、ここで提示した選択肢の中では、ライター系の仕事をしている人が比較的多いことがわかりました。

続いて、現在、在宅ワークをしていると回答された方に「あなたが在宅ワークをしている主な理由」を尋ねる設問の回答では、1位が「家事や育児と両立しやすいため」で64.6％、2位が「家族のそばにいる時間を増やしたいから」で42.1％、3位が「自宅で働く方が精神的・身体的に楽だから」で40.7％という結果になりました。また、4位以降も回答率30％を超える回答が複数並ぶ形となり、この結果から在宅ワークをしている理由は様々あることが判明しました。

また、現在、在宅ワークをしていると回答された方に「現在している在宅ワークで月にどの位収入があるか」を尋ねる設問への回答では、1位が「3万円未満」で65.1％、2位が「3万円以上～5万円未満」で15.3％、3位が「7万円以上～10万円未満」で8.1％という結果になりました。1位と2位の回答を合計すると回答率80％を超える形となり、この結果から、在宅ワークをしている30代～40代の子持ち主婦の8割以上は在宅ワークで得ている月の収入が5万円未満であることが明らかになりました。

また、現在、在宅ワークをしていると回答された方に、「現在している在宅ワークにどの位満足しているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「普通」で51.2％、２位が「満足している」で20.1％、3位が「不満」で18.6％という結果になりました。「とても満足している」と回答された方も2.9%に留まり、この回答と2位の回答を合計しても、回答率20％台前半となり、この結果から、30代～40代の子持ち主婦で、現在している在宅ワークに満足している人の割合は2割強であることがわかりました。

調査の最後、現在、在宅ワークをしていると回答された方に、「在宅ワークを選ぶ際に、最も重視するポイントは何か」を尋ねる設問の回答で多かったのは、1位が「時間の融通が利くこと」で50.7％、2位が「短時間でできること」で15.8％、3位が「労働の負荷が低いこと」で11.9％という結果になりました。この結果から、在宅ワークを選ぶ際には「時間の融通が利くこと」を最も重視する人が多いことが明らかになりました。

まとめ

今回の調査により、30代～40代の子持ち主婦で、現在、在宅ワークをしている人の割合は1割強であり、30代～40代の子持ち主婦の在宅ワークでは、ライター系の仕事をしている人が比較的多いことがわかりました。また、在宅ワークをしている理由のトップ3は、1位「家事や育児と両立しやすいため」、2位「家族のそばにいる時間を増やしたいから」、3位「自宅で働く方が精神的・身体的に楽だから」であり、現在、在宅ワークをしている30代～40代の子持ち主婦の8割以上は、在宅ワークで得ている月の収入が5万円未満であることが明らかになりました。尚、30代～40代の子持ち主婦で、現在している在宅ワークに満足している人の割合は2割強であり、こうした人たちが、在宅ワークを選ぶ際に、最も重視するポイントは「時間の融通が利くこと」であることが判明しました。

本調査の結果から、30代～40代の子持ち主婦が在宅ワークを選ぶ際に、最も重視するポイントは「時間の融通が利くこと」であることが明らかになりましたが、株式会社GARDENが運営する「ライブチャットアカデミー」では、自分のペースでライブ配信をして収入を得る、ライブ配信者として活動するためのノウハウを提供しています。