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アスエネ、製品のLCA算定サービス「ASUENE LCA」に「比較分析・シミュレーション」機能を追加

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アスエネ株式会社

製品ごとにCO2排出量を比較し、低炭素製品への改善が直感的に可能

アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「当社」)は、製品のLCA算定サービス「ASUENE LCA」に、製品ごとにCO2排出量を比較することができる「比較分析・シミュレーション」機能を追加しました。

本機能により、企業は製品・サービスのCO2排出量を原材料調達、生産、流通、使用、廃棄のライフサイクルステージで比較でき、CFP*/LCA*の改善効果や削減努力を把握・説明することが可能になります。製造業をはじめとしたCFP/LCA算定に知見がない方から、経験者まで直観的に操作をすることができ、環境負荷の低いサステナブルな製品・サービス設計、調達判断を後押しします。

目次

機能追加の背景

企業の脱炭素経営や製品の環境性能向上への関心が高まる中、製造業を中心とする多くの企業では、製品の原材料調達から製造、使用および処分に至る全ライフサイクルのCO2排出量を定量的に評価するCFP/LCAへの取り組みが加速しています。

しかしCFP/LCA算定には、各工程で使用する素材やエネルギーの量、排出原単位などのデータを適切に選定し、排出量を導き出す必要があり、精緻な算定を行うには高度な専門知識と信頼性の高いデータの活用が求められます。加えて、製品ごとの設計変更や比較条件の設定にも定量的な分析力が必要となるため、算定にかかる負荷は大きく、初めて取り組む企業にとっては難易度が高い領域といえます。

欧州においてはCBAM(炭素国境調整措置)の導入が段階的に進められています。2026年には、鉄鋼、アルミニウムなどの対象品目を欧州向けに輸出する企業は、欧州域内の企業と同等の炭素排出量報告義務を負うことになります。報告内容には、製品単位でのCO2排出量の情報が求められるため、欧州と取引のある日本の製造業においても、対応が急務となっています。

こうした背景を受けて、「ASUENE LCA」は「比較分析・シミュレーション機能」を追加しました。それにより、製品・サービスを設計する段階でCFPを予測し、CBAMによる炭素コストを見据えた開発判断が可能になります。CO2排出量の削減努力や改善効果を簡単に見える化できることで、企業の低炭素・脱炭素製品の開発・設計を支援します。

「比較分析・シミュレーション」機能の特徴

今回追加された「比較分析・シミュレーション」機能には、以下の特徴があります。

・時系列比較

製品を選択することで、年次・月次などさまざまな条件でCFP/LCA結果を比較

・設計シミュレーション

活動量を追加・変更することにより、設計変更や素材変更によるCO2排出量の増減をシミュレーション

・履歴管理

比較分析結果を保存でき、環境負荷の継続的な削減を把握・評価することが可能

加えて本機能は、複雑な製品構成や多様なシナリオ分析に対応可能となっており、持続可能な製品・サービス設計や調達判断を後押しします。

「ASUENE LCA」について

ASUENE LCAは、SuMPO独自開発の原単位を世界初搭載した算定サービスです。初心者の方でも簡単に算定・分析・報告書作成が可能です。

ASUENE LCAサービスサイト:https://asuene.com/lca

アスエネ 会社概要

会社名:アスエネ株式会社

事業内容:

・CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」

・ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」

・GX・ESG人材特化型転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」

グループ会社:

・カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」

・脱炭素・非財務情報の第三者検証・保証、アドバイザリーサービス「アスエネヴェリタス」

・SaaS事業者向けAPI連携プラットフォーム「Anyflow」

・GHG排出量可視化クラウドサービス、AIエネルギーマネジメントクラウドサービス「NZero」

資本金:80億2,700万円(資本剰余金含む)

代表者:Founder 代表取締役CEO兼COO 西和田 浩平

住所:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階

拠点:日本、シンガポール、米国、タイ、英国、フィリピン

URL:https://corp.asuene.com/

<注釈補足>

* CFP:Carbon Footprint of Products(カーボンフットプリント)の略称。商品やサービスがつくられてから捨てられるまでのライフサイクルの各過程における温室効果ガス排出量の合計をCO2排出量に換算して表示する仕組み

* LCA:Life Cycle Assessment(ライフサイクルアセスメント)の略称。製品やサービスの生産から消費、廃棄に至るまでのライフサイクル全体における環境負荷を定量的に算出する手法

*CBAM:Carbon Border Adjustment Measure略。EU排出量取引制度に基づいて域内の製造事業者に課される炭素価格と同等の炭素価格を、EU域外から輸入される対象製品に課す規則

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年7月18日 10時00分)

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