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第22回日本うつ病学会総会の共催シンポジウムにて、「うつ病予防事業」を発表

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特定非営利活動法人こどもたちのこどもたちのこどもたちのために

中込和幸先生らを座長としてトークセッションを開催

特定非営利活動法人こどもたちのこどもたちのこどもたちのために(所在地:東京都千代田区、理事長:小島直樹、以下「NPOこどこど」)は2025年7月12日に開催された「日本うつ病学会総会」にて国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センターの中込和幸先生らを座長とし共催シンポジウム「うつ病は予防する時代 – 科学とデータで考える新時代のメンタルヘルス – 」を行いました。

NPOこどこどは休眠預金活用制度を利用した助成事業において、「うつ病予防支援事業」を行う資金分配団体として、5つの実行団体に対して資金的・非資金的支援を実施しています。そして、各実行団体はうつ病の一次予防をするために様々な活動を通じて、うつ予備群にアプローチを行っています。

今回の学会発表では「うつ病の予防」に焦点を当て、医療モデルだけでなく、生活習慣や行動への介入を含むポピュレーションアプローチの重要性が改めて強調されました。実際の取り組みを通じて予防の効果が示され、簡易抑うつ症状尺度(QIDS-J)を用いた評価でうつ症状の改善や重症度の軽減といった症状の削減も確認されました。さらに社会的インパクト評価の手法により成果の可視化もみられました。また、トークセッションでは予防が必要な人ほど支援に届きにくいという情報格差・行動格差の課題も共有され、多職種連携や社会全体での取り組みの必要性が再認識されました。

今回得られた知見や課題を今後の活動に活かし、より効果的な予防策の普及と、社会全体でのうつ病予防支援の充実に取り組んでいきたいと考えています。

[図:森林セラピーを活用したうつ予防支援プログラムの開発における削減率]

◆NPOこどこどについて

NPOこどこどでは「こどもたちのこどもたちのこどもたち」、つまり100年後の将来世代が幸せになれるかを考え、行動し、実現していきます。主な取り組みには、予防医療の普及、遺伝子検査を活用した健康管理支援などがあり、科学的根拠に基づいたアプローチで社会課題の解決を目指しています。各分野の専門家が連携し、100年後の未来に貢献する活動を行い、今後も挑戦を続けていきます。

また、より多くの方に予防の重要性と取り組みを広く知っていただくため、「健康経営EXPO〈秋〉」への出展も9月に予定しております。詳細はこちらにてご覧ください。

◆ご意見・お問い合わせ先

今回の発表について、忌憚ないご意見、ご感想をお待ちしております。NPOこどこどの問い合わせからご連絡くださいませ。


◆ 共催シンポジウムの登壇者と題目

・特定非営利活動法人こどもたちのこどもたちのこどもたちのために 弘中信治

 「JANPIAの休眠預金制度を活用したNPOこどこどの取り組み」

・国立精神・神経研究センター 山口創生先生 

 「社会的インパクトの測定における現状と課題」

特定非営利活動法人森林セラピーソサエティ 春日未歩子様 

 「森林セラピー®️を活用したうつ予防支援プログラムの開発」

株式会社フェアワーク 吉田健一先生 

 「従業員サーベイを活用した都内在勤者のメンタルヘルスの可視化と予防的介入」

特定非営利活動法人東京メンタルヘルス・スクエア 温間隆志様 

 「無料電話相談とメンタルヘルス」

・他1題


この事業は、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)の休眠預金等活用事業の助成を受けて運営しています。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年7月18日 10時22分)

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