大河実業株式会社
〜訪日中国人の増加で高まる“日本品質”への関心。大河実業が日中をつなぐ架け橋に〜
大河実業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:何 軍)はこのたび、ウォルマート傘下の会員制大型スーパーマーケット「サムズクラブ(Sam’s Club)」にて、弊社が中国での正規代理を務める株式会社伊藤園の「おいしく大豆イソフラボン黒豆茶」および株式会社ロッテの「コアラのマーチ宇治抹茶味」の取り扱いが開始されたことをお知らせいたします。

■背景|“日本らしさ”と“健康志向”を求める中国市場
2023年以降、中国からの訪日観光客数がコロナ前水準に近づく中、日本産の食品・飲料に対する信頼感と嗜好性が再び高まっています。特に「宇治抹茶」「ゼロカフェイン」「ナチュラル素材」などのキーワードは、若年層から小さなお子様を持つ家庭まで広く受け入れられています。
そうした中で、健康志向かつ“日本的な価値”を体現する2つのブランド商品が、サムズクラブ(Sam’s Club)を通じて初めて本格的に中国の店頭に並ぶこととなりました。
■ウォルマート傘下の「サムズクラブ」、中国で急成長を続ける会員制高級スーパー
Sam’s Club(サムズ・クラブ)は、アメリカのウォルマートが運営する、有料会員スーパーとなります。ウォルマートの創立者である、サム・ウォルトンからつけられた名前です。
日本には、2025年2月現在まだ未上陸の為、知られていないと思いますが、アメリカでは600店舗以上を展開しており、中国でも40店舗以上を展開しているビックチェーンのスーパーマーケットとなります。
中国では1996年に深セン市で初出店して以来、サムズクラブは着実に成長を遂げ、現在は中国全土で48店舗(2024年12月時点)を構えています。今後も年間10店舗以上のペースで新規出店を予定しており、その勢いは加速中です。
現在、中国のサムズクラブの会員数は500万人を超え、2024年度の売上高は1,005億元(約1兆4,963億円)に達した。主要なターゲット層は、新興中産階級や高所得者層、そして「品質重視」「安心・安全を重視する」ファミリー層です。
■伊藤園、ロッテ 製品を導入する経緯
弊社は、2020年に株式会社伊藤園と中国市場において正規販売代理店契約を締結しました。以来、「ごくごく飲める毎日の1杯青汁」を中国のオンライン・オフラインの全チャネルで展開しています。近年、健康意識の高まりから、女性を中心に大豆イソフラボンが注目されています。大豆イソフラボンは、黒豆に含まれるポリフェノールの一種であり、黒豆茶飲料市場で人気が高まっています。中国でも健康志向の機運が高まっていることから、今回その採用に漕ぎ着けることができました。2024年には、株式会社ロッテと中国市場において総代理店契約を締結しました。昨年より、アイスクリームやキシリトールガムなど、日本や世界中で人気のある商品を中国に届け始めています。ロッテはグローバル化を積極的に推進しており、タイ、ベトナムなどに工場を構えています。今回サムズクラブ様に提供したコアラのマーチ宇治抹茶味は、タイの工場で製造され、中国専用のパッケージデザイン仕様で、サムズクラブ様のオリジナル商品として仕上げられました。
■今後の展望について
今回、ロッテと伊藤園の2社による日本発の高品質商品が、中国最大級の会員制高級スーパーであるサムズクラブに初めて正式導入されたことは、私たち大河実業にとっても大きな一歩となりました。
日本と中国、両市場を深く理解する専門性を強みに、今後も「美味しく、健康的で、安心できる」日本製品を、確かなルートとマーケティング力で中国の消費者へ届けてまいります。
大河実業は、食品・飲料・健康カテゴリーにおいて、信頼できる日本ブランドの中国進出をトータルに支援するパートナーとして、豊富な経験と実績を活かし、さらなる付加価値の創出を目指してまいります。
中国市場での展開において、単なる輸出ではなく、現地ニーズに合わせたブランディング・販売戦略の構築までを一貫してサポートできる体制を整えております。
日本の「良いもの」を、アジアの成長市場へ――。
私たちはこれからも、日本ブランドの可能性を、国境を越えて広げてまいります。
【会社概要】
会社名:大河実業株式会社
所在地:東京都中央区日本橋室町4丁目4−3 喜助日本橋室町ビル 5F
設立:1968年
事業内容:日本食品・日用品の中国市場向け輸出および販売支援、マーケティング事業 等
公式HP:https://taiga88.com