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エリクソンモビリティレポート:5G加入者数は2025年末までに世界で29億人を突破、5Gが移動系通信契約の1/3に

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エリクソン・ジャパン株式会社

本資料は2025年6月24日に発表された報道資料の抄訳です。

  •  現在固定無線アクセスを提供する全世界の通信事業者の半数以上が5Gで強化された速度ベースの収益化メリットを活用 

  • 2030年末までに5Gネットワークが世界のモバイルトラフィックの80%を処理すると予測 

  • 特集記事ではソニーとの共著により、ダイナミックスライシングとQoD(Quality on Demand)APIを活用したモバイルネットワーク上でのライブメディア制作と優れたユーザー体験を紹介

2025年6月版のエリクソン(NASDAQ:ERIC)モビリティレポートによると、FWA(Fixed Wireless Access、固定無線アクセス)は引き続き世界中の通信事業者の関心を集めており、特に、5Gの機能によって強化された速度ベースの料金プランを提供できる点が注目されています。

エリクソンが調査した世界の通信事業者の約80%が現在FWAサービスを提供していますが、最も急速に成長しているのは、5G対応の速度ベース料金プランを提供する通信事業者です。

5G FWAを使うことで、ケーブルや光ファイバーサービスと同様にさまざまなデータ速度とエンターテイメントオプションを備えた多様な加入者パッケージを提供できるため、従来世代のFWAと比較して通信事業者にとって収益化の機会が増加します。

2025年6月版のエリクソンモビリティレポートによると、FWA サービスを提供する世界の 通信事業者の半数以上 (51%) が速度ベースのオプションを含めており、2024年6月の同時期の40%から増加しています。これは北米での高い導入率と欧州と中東の成長に牽引されています。

FWAは新規固定ブロードバンド接続の35%以上を占めると予測されており、2030年末までに3億5,000万件に増加する見込みです。5G FWAは、特に従来の有線インフラ整備が難しい地域でブロードバンドアクセスを拡大する上で重要な役割を果たします。

2025年6月版のエリクソンモビリティレポートは、5G加入数について、2025年末までに全世界の契約数が29億件を超え、全モバイル契約数の約3分の1に達すると予測しています。2030年末の5G契約数は63億件の見込みです。

モバイルネットワークのデータトラフィックは、2024年第1四半期から2025年の同時期にかけて19%増加しました。成長率は緩やかになっているものの前年比の純増トラフィックは増加を続けており、今回のレポートでは、2030年末までの予測期間を通じてモバイルデータトラフィックが2倍を超えると見込んでいます。

5Gネットワークは、2024年末までに世界のモバイルトラフィックの35%を処理しており、2030年末までにはこの割合が80%を超えると予想されています。

欧州では、2024年末までに5Gミッドバンドの人口カバー率が50%を超えました。この数字は世界平均と同等ですが、2024年末までに5Gミッドバンド展開の人口カバー率が90%を超えた北米や95%に達したインドなど、最先端の国々には大きく遅れをとっています。

今回のレポートは、解説や知見、カスタマー/パートナーの事例研究を通じて、データ量ではなく価値の提供に基づいて世界中の通信事業者に収益化の機会を創出する、5Gスタンドアロン(5G SA)と5G Advancedの機能が強調されています。

また、本レポートでは、通信事業者が消費者、企業、公共機関に差別化された接続サービスを提供することで、新たなビジネスチャンスを追求している点に焦点を当てています。今回取り上げた活用事例には、放送/動画制作、POSシステム、イベント/アリーナ、ゲーム、FWA、仮想プライベートネットワーク、企業の生産性向上などがあります。

以下に記事の概要をご紹介します。

  •  生成AIが将来のモバイルネットワークトラフィックに及ぼす影響に関する調査。普及率の高い、かつ高データレート要件を必要とするアプリケーションは、世界的なモバイルネットワークトラフィックの成長に影響を与えるでしょう。 

  • BTグループとの共同執筆記事:通信事業者による5G SA導入戦略を紹介。同社はこの戦略を「ネットワークのアップグレードを超えたサービス」として位置づけています。5G SAネットワークは、2025年3月末時点で英国の人口の40%以上をカバーしており、50の主要都市で2,800万人以上が利用できる状態に達しています。 

  • ソニーとの共同執筆記事:新しい革新的なテクノロジーを活用し継続的にエンターテインメント事業を強化している事例を紹介。ダイナミックスライシングとQoD(Quality on Demand)APIを組み合わせることで、モバイルネットワーク上でのライブメディア制作を可能にし、優れたユーザー体験を実現します。 

エリクソンの上席副社長兼CTO、エリック・エクデン(Erik Ekudden)は、次のように述べています。

「私たちは今、5Gとエコシステムがイノベーションの波を巻き起こす転換点にいます。最近の5G SAネットワークの進展は、5G対応デバイスの進歩と相まって、コネクテッド・クリエイティビティに革新の機会をもたらすエコシステムを整えました。通信事業者は5Gの潜在力を認識し、単なるデータプランの販売を超えた革新的なサービス提供を通じて収益化し始めています。5Gの可能性を最大限に引き出すためには、5G SAの継続的な展開とミッドバンド基地局のさらなる構築が不可欠です。5G SAの機能は、新たなビジネスの成長機会を促進する触媒となります」

エリクソンとパートナーのネットワークに関する独自の知見に基づくエリクソンモビリティレポートは、2011年の発行以来、通信業界のネットワークデータ、性能、統計、予測に関する重要な参考文献となっています。

2025年6月のエリクソンモビリティレポート全文は、こちらからご覧いただけます。

エリクソンについて
エリクソンの高性能なネットワークは、毎日何十億人もの人々にコネクティビティを提供しています。エリクソンは150年近くにわたり通信テクノロジー開発のパイオニアであり続け、通信事業者や企業にモバイル通信とコネクティビティのソリューションを提案しています。お客様やパートナーとともに、エリクソンは未来のデジタルな世界を実現します。

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出典:PR TIMES

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