株式会社リバネスナレッジ
ベルシステム24でのDX推進経験を活かし、コミュニケーション戦略とプロダクト開発を統括
川崎佑治氏、株式会社リバネスナレッジ取締役に就任ベルシステム24でのDX推進経験を活かし、コミュニケーション戦略とプロダクト開発を統括株式会社リバネスナレッジ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉田丈治)は、2025年8月1日付で川崎佑治氏が取締役に就任したことをお知らせいたします。

川崎氏は伊藤忠グループのデジタル群戦略の中核を担う株式会社ベルシステム24において、全社規模でのSlack導入をはじめとするコミュニケーション基盤の構築、Salesforce活用による営業DX推進、生成AIの実務適用など、一連のデジタル変革を推進してきました。また新規事業開発のコンサルタントとしても活躍し、ブランディング・プロモーション領域でクライアントワークを主導してきた経験を持ちます。
グループ全体への波及効果
リバネスグループは「科学技術の発展と地球貢献を実現する」をビジョンに掲げ、研究開発型ベンチャーの創出支援から教育事業まで幅広く展開しています。川崎氏の参画により、グループ全体のコミュニケーション基盤強化と、オープンイノベーションを加速するDX支援という新たな価値創造が期待されます。
当社では同氏の豊富な経験を基盤として、コミュニケーション戦略・ブランディング・プロモーション領域を統括するとともに、自社プロダクト「Pompon!(ポンポン)」のプロダクトマネージャーを務めます。
川崎佑治氏について
これまでの取り組み
・組織コミュニケーションの基盤構築
ベルシステム24でDX企画局長、デジタル&クリエイティブ局長、クリエイティブ&プロモーション局長を歴任。2018年に全社へSlack Enterprise Gridを導入し、メール中心のコミュニケーションから現代的な協働環境への移行を実現しました。導入後のアンケートでは、社員の94%が「コミュニケーション量の増加」を実感し、遠隔拠点間の一体感向上(93%)、組織横断コラボレーションの活性化(80%)という成果を記録しました。
・実践的なDX推進
2021年より「人に寄り添ったDX」をコンセプトに全社DX推進を指揮しました。2023年からはセールスイネーブルメント(営業支援DX)も担当し、SlackやTableau、Salesforceを中心とした業務変革を推進しています。同氏はSlack上でChatGPTやClaudeなどの最新生成AIモデルを1万人規模の社員が活用できる環境を整備し、生成AIの組織実装にも取り組みました。
・創造性を重視したブランディング
マーケティングを主導し、グラフィックやムービー、建築インテリアまでを統合的に指揮してきました。2022年の本社移転では「Serendipity Creates Innovation.」をコンセプトとしたオフィスデザインを実現し、第35回日経ニューオフィス賞関東奨励賞を受賞しました。同氏はクリエイティブが組織に与える影響について豊富な知見を持ち、他企業のコンサルティングでも成果を上げています。
・知見の社外発信
自社での取り組みを積極的に社外発信し、Slack社主催イベントをはじめ多数のITカンファレンスで登壇しています。コミュニケーション改革による業務革新や最新DXトレンドについて、業界内での知見共有に貢献しています。
・今後の役割
川崎氏は取締役として、リバネスナレッジのブランディング、プロモーション活動、コミュニケーション戦略を統括します。組織コミュニケーション活性化のノウハウとSaaS活用知見を活かし、社内外のコミュニケーション体制発展を通じて、ステークホルダーとの信頼関係構築と事業成長に寄与していきます。
また、「Pompon!」のプロダクトマネージャーとして、プロダクト開発と市場展開をリードします。
Pompon!について
Pompon!は、生成AI時代のナレッジ探索プラットフォームです。組織内に散在するドキュメントをAIが解析し、ページ単位・意味単位での高速検索と直感的な情報共有を実現します。熟練社員のノウハウ共有や技術継承にも効果を発揮します。
Slackとの連携により、チャット上から関連資料を即座に検索・展開できます。さらに2025年7月にはSlackに名刺画像を送るだけでSalesforceに自動登録する名刺管理機能も正式リリースするなど、組織の情報活用を多角的に支援するプラットフォームへと進化を続けています。
川崎氏はプロダクトマネージャーとして、これらの強みをさらに磨き上げ、ユーザー企業の情報活用基盤強化とイノベーション創出を支えます。
関連記事:Slackに名刺画像を送るだけでSalesforceに簡単登録!Pompon!のSalesforce連携機能をリリース
Pompon!公式サイト:生成AI時代のナレッジ探索プラットフォーム Pompon!
コメント
川崎佑治氏
「この度、リバネスナレッジに参画する機会をいただき、大変光栄です。リバネスグループが持つ『科学技術の発展と地球貢献』というビジョンに深く共感し、私のDX推進経験がこの理念実現に貢献できると確信しています。ベルシステム24での経験を最大限に活かし、企業規模や地域特性に寄り添い、お客様のナレッジ共有と『創造する時間』の創出を支援するとともに、コミュニケーションに火をつけることでイノベーションを起こすという信念を体現してまいります。」
吉田丈治(代表取締役社長)
「川崎氏は、大手企業でのDXやコミュニケーション改革を着実に成功させてきた経験豊富なリーダーです。SlackやTableau、Salesforceの全社導入から生成AIの実務活用まで、幅広い知見と実行力を備えています。同氏を迎えることで、当社のコミュニケーション戦略およびブランディングが一段と強化され、プロダクト開発・マーケティング両面で大きな推進力を得られると確信しています。リバネスグループ全体のDX支援力向上にも大きく貢献していただけるものと期待しています。」
会社概要
会社名: 株式会社リバネスナレッジ
所在地: 〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4 飯田橋御幸ビル
代表者: 吉田丈治(代表取締役社長)
設立: 2022年8月19日
従業員数: 15名(役員・従業員合計、2025年8月1日現在)
株主: 株式会社リバネス(100%出資)
事業内容: AIソリューション事業、SaaS(Salesforce, Slack, Tableau, Data Cloud)導入支援事業 等