福岡県北九州市(北九州市役所)
~AI時代の次世代自治体モデルを共創~
このたび、北九州市は、生成AI分野の世界的リーダーであるOpenAI,Inc.(CEO Sam Altman 以下「OpenAI」)と、下記のとおり生成AIの活用に関する連携を開始しました。この連携によって、生成AIの可能性を最大限に引き出し、「AI活用ナンバーワン都市・北九州市」の実現に向けた取組を一層加速させてまいります。

北九州市では、少子高齢化や複雑化する社会課題への対応力強化のため、AIをはじめとする先端技術の積極的な活用を推進しています。今年4月には、政令市で初となる「AI」を組織名に冠した「DX・AI戦略室」を設置し、7月17日に「AI活用推進都市」宣言を行うなど、全庁的なAI活用体制の強化に取り組んでいます。

取組概要
OpenAIとの連携の第1弾として、OpenAIが提供する最先端モデルを活用した、政策立案の高度化・迅速化と、自治体におけるユースケース創出・展開に向けた取組を開始します。まずは、同社の提供するChatGPT Enterpriseを活用し、トップマネジメント層、各局区の戦略立案担当、DX変革リーダーなどを中心に取組を進めます。

今後、AI技術の進展はさらに加速し、行政運営や市民サービスの在り方は大きく変革していくことが予想されます。北九州市は、OpenAIとの連携を通じて、最先端のAI技術を積極的に取り入れ、市民一人ひとりに寄り添う質の高い行政サービスを実現するとともに、福祉・防災・環境・教育などに係る社会課題の解決や市民サービス向上にもチャレンジします。
これからも、市民・地域・関係機関と協働しながら、AGI(※)の到来も見据え、AI時代の新たな自治体モデルの創出を目指してまいります。
※AGI:Artificial General Intelligence = 人間と同等以上の汎用人工知能