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Earth hacks、学校法人慶應義塾等と共同で「デカボウォーターサーバー」を通じた消費者の脱炭素への態度変容に向けた実証実験を共同で実施

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Earth hacks株式会社

Earth hacks主催のビジネスコンテスト「デカボチャレンジ」の参加学生発アイデアを、企業・大学と連携して社会実装化し、環境貢献の可視化による脱炭素意識の変容を目指す

 生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す生活者共創型プラットフォームを展開するEarth hacks株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関根澄人、以下「Earth hacks」)は、学校法人慶應義塾(理事長:伊藤公平)、みずほリース株式会社(代表取締役:中村 昭)と、株式会社みずほ銀行(取締役頭取:加藤正彦)は、Earth hacksが開催した共創型ビジネスコンテスト「デカボチャレンジ 2024 Winter」の発案者である大学生チームとともに、「デカボウォーターサーバー」を通じて、消費者の行動変容による脱炭素への取組みの促進に係る実証実験(以下、本実証)を実施しました。本実証は、慶應義塾大学日吉キャンパス協生館内に設置され、みずほ銀行が提供するスマホコード決済サービス「J-Coin Pay」を通じて利用できる「デカボウォーターサーバー」において取得した決済データを活用し、Earth hacksが提供する「デカボスコア*1」に基づく脱炭素効果の可視化と、設置場所と決済データに基づいて最適化された広告を通じた収益モデルの確立の可能性について検証を行ったものです。「デカボウォーターサーバー」の利用を促進し、ペットボトル削減による環境負荷低減を図るとともに、「デカボスコア」を通じて利用者の環境貢献度を可視化することで、脱炭素への意識向上を目指します。

*1 デカボスコアとは、製品やサービスのCO2排出量(CO2e、温室効果ガス相当量)の削減率をスコア化した指標です。

■「デカボウォーターサーバー」概要

ペットボトルからマイボトルへの切り替えによるCO2の「代替削減量」をデカボスコアにより可視化することで、ウォーターサーバーを利用することの環境貢献度をユーザーへ分かりやすく伝え、脱炭素意識の向上を図ります。

■実証実験の概要

<実施概要>

1.消費者へのサービス需要性(利用意向や魅力度)

2.消費者行動変容への効果

3.広告枠の有効性の検証

<検証期間>2024年12月10日(火)~20日(金)(※平日9:00~17:00)

<実施場所>慶應義塾大学日吉キャンパス内 協生館3階

<検証方法>既存製品・サービス(一般的なウォーターサーバーやディスプレイ、既存のJ-Coin Payサービス)を組み合わせ、デカボウォーターサービスを提供。利用者や未利用者に対し、アンケートを実施することで、①~③の検証を行いました。

<実証結果>

回答数:「デカボウォーターサーバー」 回答者計57名

【魅力度】と【魅力点】

質問4.本サービスの魅力度を教えてください。

質問5.サービスの魅力になる点について、当てはまるものをすべて選択してください。

・利用者の約8割が魅力的と評価しました。

・魅力点として、ウォーターサーバーの特徴である「無料で飲料水が飲める」が89.7%と、最も高い結果となりました。

・また利用者の3人に1人が「環境に貢献できる」ことを魅力と捉えていることから、脱炭素訴求がサービス利用を一定促進したと考えます。

【脱炭素意識向上】

質問7. サービスを利用してから、環境負荷や脱炭素に対する意識は高まりましたか

・利用者の半数にあたる合計48.3%が、脱炭素の意識が向上したと回答しました。
(「とても高まった(13.8%)」と「やや高まった(34.5%)」の合計。)

本実証実験の結果をふまえて、消費者の行動変容を促すウォーターサーバーを活用した新しいビジネスモデルの可能性を引き続き検証してまいります。Earth hacksは今後も、企業や自治体等と連携し、消費者が継続的に脱炭素に取り組める仕組みづくりを推進してまいります。

■共創型プラットフォーム「Earth hacks」について

「Earth hacks」は、Z世代をはじめとする脱炭素に関心がある方や、まだよく知らないという方にも脱炭素に向けた活動を身近に感じてもらえるよう、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォームです。CO2排出量*2を従来の製品と比較し、削減率(%)を表示するというユニークなアプローチ「デカボスコア」を企業や団体に提供しています。「Earth hacks」サイト内ではデカボスコアと共に環境価値の高い商品を紹介するなど、企業主体ではなく、Z世代をはじめとした生活者が楽しみながら脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。また、実際のビジネス課題を通じて社会課題の解決を考え、企業と学生が共創するビジネスコンテストプログラム「デカボチャレンジ」も実施し、企業とZ世代の脱炭素社会に資するビジネス共創を促進する取り組みも行っています。他にも、行政・地方自治体に向けソリューションとして「Earth hacks for Local」の提供を開始しています。

□ウェブサイト:https://co.earth-hacks.jp/

□Instagram:https://www.instagram.com/earthhacks.jp/

■デカボスコアとは

Earth hacks が提供する、製品やサービスにおけるCO2排出量*2の削減率をスコア化した指標です。従来の素材や手法を用いた商品等と比較し、環境に配慮した工夫によって変化するCO2排出量の削減率を表示し、製品やサービスの環境貢献度をひとめで、わかりやすく伝えます。2022年7月に提供を開始し、2025年7月時点で導入企業は265社以上、対象商品・サービスは1,000点以上にのぼります。

*2 CO2排出量とはCO2e(温室効果ガス相当量)を指します。

■デカボチャレンジとは

日本を代表する企業ならびに自治体が、Z世代の現役大学生とともに「脱炭素(“Decarbonization”=デカボ)社会」の実現につながる新規事業の創出を目指す、社会課題型ビジネスコンテストです。

2025年4月までに計7回のデカボチャレンジが開催され、延べ60社近くの企業・自治体、ならびに600名を超える学生のみなさまに参加いただきました。Z世代ならではのアイデアを起点に生活者が楽しく取り組むことができる社会実装アイデアを企業・自治体、学生、Earth hacksの3者で考案します。

□ウェブサイト: https://co.earth-hacks.jp/decachalle/

■代表取締役社長 CEO 関根澄人のプロフィール

Earth hacks株式会社 代表取締役社長 CEO 関根澄人

2009年東京科学大学大学院(旧:東京工業大学)生体システム専攻修了。
環境問題を生活者に伝えていくことを仕事にしたいと思い、博報堂に入社。
様々な企業のブランディングや商品マーケティング業務を担当。
2018年に博報堂従業員組合中央執行委員長を経て、2020年4月から三井物産に3年間出向。
2022年にEarth hacksを博報堂と三井物産の共同ビジネスとして立ち上げ、2023年にEarth hacks株式会社を設立。
同年5月より現職。
国連気候変動枠組み条約COP28、きさらぎ会、経団連をはじめ、国内外にて生活者×脱炭素をテーマに多数講演を行うほか、書籍「答えのない時代の教科書」や日本経済新聞「私見卓見」などでの執筆も行う。
経済産業省 『産業競争力強化及び排出削減の実現に向けた 需要創出に資するGX製品市場に関する研究会』の委員として企業や生活者の環境努力をわかりやすく伝えていくルール作りにも参加。
またJ-WAVE「offの日、どっちっち」では、MCとして日々の無理なく楽しい脱炭素情報を届けている。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年8月1日 11時00分)

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