株式会社サイバーフォートレス
〜従来の防御に加え、コピー&ペーストによる情報持ち出しも遮断〜
株式会社サイバーフォートレス(本社:東京都千代田区、代表取締役:中井貴大)は、2025年8月1日、PC画面からの情報漏洩対策ソリューション「xSecuritas ScreenWatermark(スクリーンウォーターマーク)」の機能強化を発表します。

本アップデートでは、従来の強力な「透かし(ウォーターマーク)機能」および「スクリーンショット制御機能」に加え、多くのお客様からご要望をいただいていた【新機能】「クリップボード(コピー&ペースト)制御機能」を新たに搭載しました。これにより、PCからの二大漏洩経路をカバーし、「悪意なき産業スパイ」による情報漏洩にも対応。より一層抜け目のないセキュリティ環境の構築が可能になります。
背景:巧妙化する情報漏洩と「悪意なき」脅威
近年、働き方の多様化が進む一方で、退職者による顧客情報や技術情報などの不正持ち出しや、在宅勤務中の情報漏洩が深刻な経営課題となっています。こうした行為は、本人に明確な悪意がなかったり、「後で参照するため」といった軽い気持ちで行われることもありますが、その結果として、企業の競争力を著しく損なう「産業スパイ」行為に発展しかねません。
課題:PCからの二大漏洩経路「スクリーンショット」と「コピペ」
PC画面からの情報漏洩における経路は、①スクリーンショットによる画面の画像化と、②コピー&ペーストによるテキストの抜き取りがありました。これまでの対策では、スクリーンショットは防げても、テキストのコピーまでは防げないという課題がありました。
解決策:新機能搭載で進化。「透かし」と「二大制御」で築く鉄壁防御
「xSecuritas ScreenWatermark」は、今回のアップデートにより、二大漏洩経路を遮断する機能を完備。製品の核である「透かし」機能と連携し、情報漏洩に対する防御を新たなステージへと引き上げます。
【第一の壁:抑止と追跡】 透かしで常に牽制
PC画面全体に、ユーザー名、IPアドレス、日時といった情報を埋め込んだ「透かし」をリアルタイムに表示します。
心理的抑止力: 「誰の、いつの画面か」が常に表示されるため、安易な情報持ち出しを躊躇させます。
漏洩元の特定: 万が一、スクリーンショットやスマートフォンでの画面撮影などで情報が漏洩しても、透かしが動かぬ証拠となり、漏洩元を正確に特定できます。
【第二の壁:物理ブロック】 二大漏洩経路を完全遮断
透かしによる抑止を突破しようとする直接的な操作を、物理的にブロックします。
撮らせない(スクリーンショット制御): 従来からの強力な機能です。
OS標準機能のスクリーンショットによる撮影操作を検知し、ブロックします。
【新機能】コピーさせない(クリップボード制御): 今回新たに追加された待望の機能です。機密情報からコピー&ペーストによるテキストデータの抜き取りを制限。これまで見過ごされがちだった漏洩経路を確実に遮断します。
【第三の壁:監視と記録】 すべての操作を可視化
追跡する(操作ログ): 「いつ、誰が、どのようなスクリーンショットを撮ったか、どのようなテキストをコピーしたか」を詳細に記録。不正の試みをすべて可視化し、セキュリティ体制の強化とコンプライアンス遵守に貢献します。
今回の機能強化により、「xSecuritas ScreenWatermark」は、「透かしによる抑止」から「機能のブロック」、「ログによる監視」までを網羅した、まさに「画面からの情報漏洩対策の決定版」へと進化しました。
詳細な仕様や導入方法については、公式ウェブサイトをご覧ください。
URL: https://screenwatermark.jp/
会社概要
株式会社サイバーフォートレスについて
所在地:東京都千代田区岩本町 3-4-3 リードシー秋葉原ビル 5階
代表者:中井貴⼤
設⽴:2014年3⽉
事業内容:セキュリティソリューション事業、システムインテグレーション事業