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東京都教育庁とともに推進する「都立AI」の取り組みが都庁DXアワード2025にて「知事賞」を受賞

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コニカミノルタジャパン株式会社

コニカミノルタジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:一條 啓介、以下 コニカミノルタジャパン)は、コニカミノルタジャパンが全都立学校向けに構築を行った生成AIサービス「都立AI」を提供する東京都教育庁が、2025年6月25日に東京都庁にて開催された「都庁DXアワード2025」サービス部門において、最優秀賞である「知事賞」を受賞したことをお知らせします。

 

東京都教育庁のプレゼン及び表彰式の模様は、以下の公式YouTubeよりご覧いただけます。

「都庁DXアワード2025」:https://www.youtube.com/watch?v=ddO9E4ieXQE 

【「都立AI」について】

「都立AI」は、児童生徒がこれからのAI時代において必要とされる資質・能力の育成、教職員の業務負荷軽減などを目的とし、2023~2024年度の生成AI研究校における実証を経て、2025年5月より全都立学校256校にて展開を開始した生成AIサービスです。コニカミノルタジャパンはこれまでの教育事業で培った知見とAI基盤構築技術を活かし、受注から約1ヵ月で、初等中等教育において国内最大となる約16万人が、安全かつ円滑に利用できる都立学校専用の教育用生成AI基盤を構築しました。

「都立AI」は、教育現場の様々な場面で即時的に利用できる機能を搭載しており、学習活動や校務をサポートします。児童生徒の入力した内容は生成AIの学習に利用されず、不適切なやり取りを防ぐフィルタリング機能を搭載しているため、安心・安全な利用が可能です。また最新の生成AIモデル GPT 4o-mini以上の仕様に対応しており、従来のGPT-4に比べ高速かつ低コストでの応答が可能で、円滑な利用を実現しています。

【「都庁DXアワード」について】

「都庁DXアワード」は、東京都が所管する局・部門の中で、特に優れたデジタル活用・業務改善の取り組みを表彰する制度です。生産性の向上や都民サービスの改善に向けたDXへの挑戦を都庁全体で後押しする組織文化を醸成するため、優れた実践を共有し、横展開する場として2022年から実施しています。サービス部門と業務改革部門で構成され、2025年度は政策連携団体含め全庁から43件の応募がありました。

【東京都教育庁 職員のコメント】

生成AIを教育現場にも活かしていくことは、教育の現場に携わる私たちが避けることのできないテーマです。一方で、民間企業と教育現場とでは、生成AI活用のスピードにある程度の差があるとも感じています。児童・生徒を取りまく社会に、生成AIがすでに浸透していることを考えれば、今できることから着手して教育現場に反映していくことがとても重要だと思っています。

「都立AI」の拡張性を生かし、これからも、現場の教員の声を聞いて、機能を随時アップデートしていきたいと考えています。「都立AI」の活用によって、児童・生徒にとって『楽しく、将来的にも役に立つ授業』の実現と、教職員の校務改善が両立されることを目指しています。

【コニカミノルタジャパンの教育業界における取り組みについて】

コニカミノルタジャパンは、学び方や理解のペースが異なる多様な児童生徒への学びの機会の提供と個別最適な学びの実現、また教員不足や多忙な職場環境といった教育現場における社会課題の解決を目指し、生成AIやデータ分析を活用した学習支援サービス「tomoLinks」※を2019年より展開しています。「tomoLinks」を学校の教育プラットフォームとして導入することで、教育におけるDXツールとして、デジタル端末の利用だけでなく教育データの効果的な活用が可能となり、児童生徒一人ひとりの力を最大限に引き出す個別教育の実現を推進します。

またコニカミノルタジャパンでは、学校教育におけるAI活用推進の取り組みを通じて得られた知見を整理し、「生成AI活用 実践アイデア集」として全国の教育委員会・学校へ無償提供しています。学校教育の質向上と教職員の業務負担軽減という社会的価値の創出を目的に、今後もテクノロジーを軸とした貢献を継続していきます。

 

生成AI活用 実践アイデア集(コニカミノルタジャパン):

https://tomolinks.konicaminolta.jp/casestudy/

【「tomoLinks」の生成AI機能について】

「tomoLinks」では、児童生徒向けの対話型生成AIとして、授業目的に応じたAIのふるまい設定で協働学習や探究学習の効果を高める「チャッともシンク」※、親しみやすいキャラクターを模したAIが一人ひとりの学習に寄り添う「学習伴走型AI」などを提供しています。「チャッともシンク」はトライアルプログラムへの参加校含め全国約140校で活用されており、授業で児童生徒の思考を深め、発想を広げる効果的な実践が多数行われています。いずれも文部科学省の「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver.2.0)」に準拠し、有害ワードのフィルタリングや児童生徒の利用状況・履歴確認といった安全性を確保する機能の搭載によって、教員と13歳未満を含むあらゆる児童生徒が、対話型生成AIを教育現場で安心して利用できる環境を実現しています。

※「tomoLinks」、「チャッともシンク」はコニカミノルタ株式会社の商標または登録商標です。

【関連リンク】

全都立学校256校の児童生徒及び教職員約16万人が活用する生成AIサービスの基盤を提供開始(コニカミノルタジャパン ニュースリリース):

https://www.konicaminolta.jp/business/information/release/250512.html

 

【お客様のお問い合わせ先】

コニカミノルタジャパン株式会社

ICW事業統括部 教育DX事業開発部

https://bs-offers.konicaminolta.jp/tomolinks/contact

(お問い合わせフォームよりご連絡ください)

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年8月1日 11時00分)

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