㈱IB／保険簿
株式会社IB（代表取締役CEO：井藤 健太、本社：東京都世田谷区、以下当社）は、Vision・Missionの再編成を発表いたします。創業以来掲げてきた「保険の請求もれをなくす」をVisionに位置づけ、新たにMissionを策定しました。また、業界全体との協力体制をより一層強化するため、保険会社向けの専用ページ（https://hokenbo.com/partner）を新たに公開いたしました。
■新Vision・Mission CEO井藤健太のコメント
Vision：保険の請求もれをなくす
国民のほぼ全員が加入している、保険。
しかし、その価値は、自ら請求しなければ手にできません。
「請求できる保険に、気づけなかった」
加入者やご家族のそんな状況が「請求もれ」という根深い社会課題を生んでいます。これは保険会社の視点に立つと、「届けられるはずの価値」を届けられずにいる、大切な機会の逸失です。この課題は、一社一社の努力だけで解決できるものではありません。 生命保険、損害保険、少額短期保険、共済…業界の垣根を越えた協力が不可欠です。
私たちは、すべての保険事業者を「請求もれをなくす」という共通の目的に向かう大切なパートナーとして、業界を横断した仕組みで解決を目指しています。そのために、あえて保険販売を生業としないことで、第三者としての立場を徹底しています。
保険は「人が人らしく生きる時間を、創り、守る」ために、リスクを経済的に支える仕組みです。その価値を漏れなく届けるため、できることから一歩ずつ急ぎます。
Mission：人が人らしく生きる時間を、創り、守る
災害、事故、病気、そして、大切な家族との別れ。これらの出来事は、それ自体が深く大きな悲しみを伴います。しかしそんな時ほど、煩雑な調べ物や手続きが、人らしい感情に浸る時間を奪っていきます。
この問題は、悲しみの時だけではありません。就職・引越し・結婚・出産といった、希望に満ちた人生の節目でさえ、心から喜びに浸る時間は雑務によって妨げられています。
私たちが目指しているのは、こうした「頻度が少なく、再現性のない、スキルにならない雑務」をなくすことです。その対象は、民間の保険にとどまらず、公的な申請手続きなどにも及びます。
悲しむべき時に、きちんと悲しめるように。喜ぶべき時に、心から喜べるように。
テクノロジーの発展により、そんな人間らしい社会を実現できると信じています。
■Vision・Mission再編成の背景
当社は創業以来、「保険の請求もれをなくす」という目標を掲げ、保険管理アプリ「保険簿」の開発・運営を通じて一貫して取り組んでまいりました。
しかし、保険の請求もれをなくすこと自体が最終的な目的ではありません。その先にあるのは、保険の請求もれをなくすことで「人が人らしく生きる時間を、創り、守りたい」という想いでした。保険加入者だけでなく保険業界に関わる人々、そして最終的には社会で生きるすべての人が、人らしく生きる時間を創り、守ることを目指しています。
この根本にある想いを今回あらためて言語化し、Missionとして明確に掲げることにいたしました。
「保険の請求もれをなくす」は、このMissionを実現するための重要な道筋の一つとして、Visionに位置づけています。
■保険会社向けページの公開について
このVision・Missionの再編成に合わせて、保険会社向けの専用ページ「パートナー保険会社について」を公開いたしました。
同ページでは、当社が目指す「共創型プラットフォーム」としての保険簿の運営方針や、パートナー保険会社との具体的な取り組み内容、パートナー限定のメリットなどを詳細にご紹介しています。ぜひご覧ください。
■今後について
当社は、新しいVision・Missionのもと、保険簿を軸とした取り組みをさらに拡充してまいります。
請求もれを防ぐ仕組みの要となる保険簿を、保険業界全体に、そしてすべての保険加入者に広げていくために、加入者と業界の間に立つ中立的なサードパーティとして、これからも取り組んでまいります。
【保険簿について】
株式会社IBが提供する保険管理アプリ「保険簿」は、自分や家族が加入する保険や共済の保険証券をアップロードすることで一括管理・共有ができる、無料で利用できるアプリです。
加入状況・予定を一目で把握できる「補償マップ」「年間スケジュール」「保険料グラフ」などの機能に加え、事故や病気・ケガ等の発生した事象を選択するだけで、登録中の保険から簡単に保険金請求ができる可能性がある保険をピックアップできる機能を搭載しています。
【株式会社ＩＢについて】
株式会社ＩＢは、「保険の請求もれをなくす」をビジョン、「人が人らしく生きる時間を、創り、守る」をミッションとするインシュアテック企業です。請求できる保険に気づくための保険管理アプリ「保険簿」を開発・提供し、保険加入者と保険業界の間に立つ中立的な立場で、保険の価値をもれなく享受できる社会の実現を目指しています。