SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
4日間で3千人以上の”モヤモヤ”を晴れやかに!
「#令和のすれ違い 一斉調査」では”Z世代は意外と柔軟”という結果に!?
(特設サイト:https://cyber.promise.co.jp/contents/html/yell-project-moya.html)
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(代表取締役社長:髙橋 照正 以下、当社)が展開するプロミスは、昨年8月より始動した多くの人が前向きになれる社会を目指し、“応援”を世の中に届ける「プロミスエール!プロジェクト」の第2弾として、来場型のイベントとSNSでのキャンペーンを開催しました。来場型展示イベント「モヤりのち晴れ展」では、6月12日(木)から6月15日(日)までの4日間、計3,142名の方に来場いただきました。

近年では、文末の「。」が威圧的と受け取られる“マルハラ”という言葉に象徴されるように、世代間のコミュニケーションギャップが注目されています。当社が社内外で実施した調査からも、価値観や言葉の受け止め方にズレがあり、職場でのモヤモヤは上司・先輩世代、Z世代双方が感じていることが明らかになりました。
こうした背景をふまえ、「プロミスエール!プロジェクト」第2弾として、職場でのすれ違いによって生まれる“モヤモヤ”を“見て・晴らす”体験型展示イベント「モヤりのち晴れ展」を4日間実施。Z世代を始め、先輩・上司世代を含めた計3,142名が来場し、世代間のコミュニケーションギャップを見て体験し、“モヤモヤ”を晴らしました。また2025年6月5日(木)〜6月18日(水)の期間中、プロミス公式Xで発信されるキャンペーンポストの選択肢を選んで、「#令和のすれ違い」をつけてあなたがモヤモヤする一言を投稿してもらうキャンペーンも展開し、オフライン・オンラインで#令和のすれ違い 一斉調査を行いました。
● 各エリアコンテンツ
<1F:すれ違いの「見える化」>


Z世代の若手社員と上司・先輩世代との間に生まれる“すれ違い”を見える化したこの空間では、実際の職場で起こりがちなモヤモヤ体験を、印象的なグラフィックやオブジェを通じて再現し、多くの来場者の関心を集めました。「了解。」のように、文末の「。」が威圧的と受け取られる“マルハラ”をはじめ、双方が意図していないコミュニケーションギャップを来場者は自身の体験と重ねながら鑑賞しました。「これは自分のことかと思った」「部下にこうした対応をしていたかもしれない」といった声が多く寄せられ、世代を問わず“共感”と“気づき”を生むきっかけとなりました。
<2F:すれ違いの「自分ごと化」上司・先輩必見!「#令和のすれちがい 一斉調査」の結果>



「#令和のすれ違い 一斉調査」では、来場者によるリアルタイムの投票と意見共有を通じて、世代間の認識ギャップを明らかにしました。会場には“大型投票スペース”である「すれ違いボード」が設置され、来場者がその場で感じた違和感や共感を自由に表明できる仕掛けとなっており、まさに“共感の可視化”を体験できる空間となりました。その結果として見えてきたのは、“Z世代は思ったより大人で柔軟”という新たな一面です。
Z世代は「飲みニケーション」も短時間であれば歓迎。意外にも“飲みニケーション文化”に前向き
仕事上の「飲みニケーション」については、Z世代の3人に1人(33.0%)が「飲みニケーション最高」(選択肢A)と回答し、さらに「2時間で終わるならOK」(選択肢B:54.6%)を含めると、約9割が“飲みニケーション文化”を前向きに捉えていることがわかりました。一方で、30代では3人に1人(30.1%)が「会社で話せるでしょ」(選択肢C)と回答するなど、意外にも”飲みニケーション不要派”が多い結果となりました。

句点ハラスメント、意外と誰も気にしていなかった?
昨今、威圧的と受け取られる“マルハラ”が話題になる中、「よろしくお願いします→『了解。』の句点どう思う?」の設問では、各世代ともに「何も感じない」(選択肢A)という回答が最多で、Z世代では41.4%が選択。実際には“句点があっても気にしない”人が多数で、世代間で大きな溝はないことが浮き彫りになりました。

電話連絡、Z世代の約半数が「話すのが一番早い」と肯定派
「何かと電話してくれる先輩ってどう?」という問いに対しても、Z世代の約半数(44.5%)が、「やはり話すのが一番早い」(選択肢A)と回答し、電話を嫌がるイメージとは裏腹に“電話肯定派”が多い結果になりました。一方、40代以上は「正直メールで済ませたい」(選択肢C)を選んだ割合が約半数(49.4%)に上り、むしろ上の世代のほうが“電話を避けたい”傾向にあることがわかりました。

休日の業務連絡、Z世代も「急ぎならやむなし」
「休日に業務連絡、どう思う?」の設問では、Z世代でも63.4%が「急ぎならやむなし」(選択肢B)と回答。ワークライフバランスを重視し、休日対応に消極的なイメージとは異なり、“必要なら対応する”責任感ある姿勢が垣間見えました。

これらの結果から、Z世代は“短時間の飲み会OK”“電話対応も厭わない”“必要なら休日対応もする”など、柔軟かつ責任感のある世代であることが見えてきました。“Z世代は○○”というステレオタイプを超え、世代間の認識ギャップを前向きに埋めていくヒントが、今回のリアルタイム調査から浮かび上がっています。
<3F:すれ違いの「発信・発話」 約3千人の“モヤモヤ“を晴らした「モヤ晴れ坊主」>


1・2Fでの体験を通じて顕在化した“モヤモヤ”を言葉にして吊るす展示「モヤ晴れ坊主」では、来場者の“モヤモヤ”を晴らしました。本エリアは、来場者が自身の中に残る“すれ違い”や“ひっかかり”を可視化することで、感情を整理し、前向きな気持ちでイベントを締めくくる設計となっています。吊るされた“モヤモヤ”の中には、「何でもいいって言うくせに、提案したら否定してくるのは何?」や「そこはセンスで!って言うけど、言語化できず逃げているだけでは?」など、世代や立場に対する一般的なイメージとは異なる、意外な本音も垣間見えました。またエリア内には、メディア向け説明会に登壇したお笑い芸人のゆりやんレトリィバァさんと平成ノブシコブシ・吉村崇さんが吊るした「モヤ晴れ坊主」も特別展示。Z世代の部下・後輩世代を代弁したゆりやんさんは「ダメなことはダメと言ってください。」、一方で上司・先輩世代を代表した吉村さんは「もう下の若い世代でルールを固めてもって来てほしい。」と、それぞれの立場を象徴する “モヤモヤ”を言語化し、各世代の相互理解のきっかけとなりました。
● SNS「#令和のすれ違い 一斉調査キャンペーン」には約10万件の投票が集まる!
「#令和のすれ違い 一斉調査キャンペーン」は、職場で起こるすれ違いを明らかにするSNSキャンペーンです。
Z世代の若手社員と上司・先輩のモヤモヤしがちなテーマに関するアンケートに参加し、自分と他人の感じ方の違いを可視化しながら、お互いに理解し合うヒントを見つけることができるきっかけとして、実施期間中には約10万件の投票が集まりました。なかでも「若手が喜ぶ“褒め方”とは?」という問いでは、「二人の時にさりげなく」が最多票を獲得。若手世代の多くが「みんなの前で褒められるのは恥ずかしい」と感じていることが明らかになり、上司世代の「周囲の前で褒めてあげた方が良いのでは」という思いとの間に小さなギャップがあることが浮き彫りになりました。
● 主催コメント
今回の調査結果から見えてきたのは、Z世代だけが“新しい”のではなく、上の世代もまた時代とともに価値観を更新し続けているという事実です。世代間のすれ違いの正体は「理解の断絶」ではなく、互いに少しずつ更新され続ける“価値観のズレ”であるのかもしれません。だからこそ、こうした小さなズレをあえて可視化し、互いに気づき合うことが重要です。それは職場のコミュニケーションを見直すきっかけとなり、より働きやすく、多様な価値観を尊重し合える環境づくりへの第一歩となるはずです。
以 上