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【荷主企業の物流実態調査】積載率を把握する企業の95%が「課題」と回答。一方、36.5%は現状すら把握できず、非効率輸送が常態化。

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株式会社Univearth

「見えているのに解決できない」根深い課題と、「そもそも見えていない」ブラックボックス化。利益と環境を圧迫する”空気輸送”の実態が浮き彫りに。

物流DXプラットフォーム『LIFTI』を運営する株式会社Univearth(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:谷口 臨太朗)は、荷主企業の物流業務従事者200名を対象に、「物流における積載率に関する実態調査」を実施しました。本調査は、物流コストの最適化と環境負荷低減の両面から重要性が増す「積載率」について、荷主企業の把握状況と課題認識を明らかにすることを目的としています。

調査の結果、積載率の状況を把握している企業のうち、実に94.5%がその状況を「課題」だと感じていることが判明。一方で、全体の36.5%の企業は自社の積載率を把握できておらず、改善の第一歩を踏み出せていない実態が明らかになりました。

※本記事を引用する場合には、出典の明記をお願いいたします。
URL:https://www.lifti.jp/news/20250801

出典:【荷主企業の物流実態調査】積載率を把握する企業の95%が「課題」と回答。一方、36.5%は現状すら把握できず、非効率輸送が常態化。

目次

調査サマリー

  • 荷主企業の 36.5% が、チャーター便や幹線輸送の「積載率を把握していない」(「あまり把握していない」21.0%、「全く把握していない」15.5%)と回答。コスト管理やCO2排出量削減の土台となるデータが欠落している実態が判明。

  • 積載率を把握している企業(63.5%)の中でも、「定量的(正確)に把握」しているのは 28.5% に留まり、多くの企業が感覚的な管理に依存している可能性が示唆された。

  • 積載率を把握している企業に絞って課題認識を尋ねたところ、 94.5% が「課題だと感じている」(「大きな課題」46.5%、「ある程度課題」48.0%)と回答。

  • 課題を「見て見ぬふり」はできず、積載率の可視化は、ほぼ全ての企業で問題解決の必要性に直結することが明らかになった。

調査概要

  • 調査主体: 株式会社Univerth

  • 調査期間: 2025年7月1日〜7月20日

  • 調査方法: インターネット調査

  • 調査対象: 荷主企業の物流業務従事者

  • 有効回答数: 200

調査結果詳細

3社に1社以上が積載率を未把握。データに基づいた改善が困難な実態。

「貴社では、チャーター便や幹線輸送における『積載率』を把握していますか?」という設問に対し、「あまり把握していない」「全く把握していない」を合わせた 36.5% の企業が、積載率を把握できていないことが明らかになりました。積載率の低迷は、燃料費や高速代など変動費の無駄遣いに直結するにも関わらず、その現状すら可視化できていない企業が多数存在することが浮き彫りとなりました。

また、把握している層の中でも「おおよそ把握している」が35.0%と最も多く、「定量的に把握している」は28.5%に留まりました。正確なデータに基づいたコスト削減やCO2排出量削減の取り組みが、多くの企業で実践できていない可能性がうかがえます。

 Q. 貴社では、チャーター便や幹線輸送における「積載率」を把握していますか?(n=200、単一回答) 

積載率を把握すれば、95%が課題を認識。可視化が問題解決のトリガーに。

次に、積載率を「定量的」または「おおよそ」把握していると回答した127名に対し、課題認識を尋ねたところ、「大きな課題だと感じている」(46.5%)と「ある程度課題だと感じている」(48.0%)を合わせ、 94.5% もの企業が積載率に問題を感じていることが判明しました。「特に課題とは感じていない」と回答したのは、わずか5.5%でした。

この結果は、積載率という数値を一度可視化すれば、それが経営や環境に対する課題として明確に認識されることを強く示唆しています。

 Q. 積載率について、どの程度課題と感じていますか?(n=127、単一回答) 

総括・考察

今回の調査は、物流業界における「積載率」という根深い課題を二つの側面から浮き彫りにしました。一つは、「見えているのに解決できない」課題です。自社の積載率の低さを認識しながらも、95%の企業が有効な対策を打てずにいるという現実。これは、日々の物量の変動に対して最適な車両をタイムリーに手配することの難しさや、自社だけの努力では解決できないサプライチェーン全体の構造的な問題を示しています。

もう一つは、「そもそも課題が見えていない」ブラックボックスの問題です。36.5%もの企業が、自社のトラックがどれだけの “空気” を運んでいるのか把握できていません。これでは、的確なコスト削減やCO2排出量削減の計画を立てることすら不可能です。

この「不都合な真実」から目を背け続けることは、企業の収益性を悪化させるだけでなく、環境に対する社会的責任を放棄していると見なされかねません。

当社が提供する物流DXプラットフォーム『LIFTI』は、この二つの課題に対する具体的な解決策を提示します。まず、『LIFTI』は輸送データを可視化し、ブラックボックスを解消します。これまで曖昧だった積載率や実車率をデータとして正確に把握することで、課題解決の第一歩を踏み出すことができます。

さらに、『LIFTI』の配車最適化機能や全国の運送会社パートナーとの連携により、「見えている課題」を解決に導きます。荷物の量や特性に応じて最適な車両をマッチングさせることで、無駄なスペースをなくし、積載率を最大化。これにより、燃料費をはじめとする輸送コストの削減と、CO2排出量の抑制を同時に実現します。

株式会社Univearthは、テクノロジーの力で物流の非効率を解消し、企業の利益創出とサステナビリティ経営の両立を強力に支援してまいります。


■お問い合わせ

資料に関するご質問やLIFTIに関する詳細は、以下よりお問い合わせください。

・株式会社Univearth

・電話番号:06-7712-2708

・メールアドレス:mkt@univearth.co.jp


■株式会社Univearthについて

株式会社Univearthは、物流業務の効率化と透明化を実現するためのDXプラットフォーム『LIFTI』を運営しています。
公式HPはこちら:https://www.univearth.co.jp/

■LIFTI carriers(運送会社向け)

運送会社の業務効率化を支援するプロダクトで、以下の機能を提供しています。

・受発注の効率化により、電話やFAX業務を大幅削減

・協力会社の輸送状況をリアルタイムで確認

・受領書をデジタルで自動生成・共有

・配車割り当てを直感的に操作可能にし、業務負担を軽減

・サービスの詳細はこちら: https://www.lifti.jp/carriers

■LIFTI partners(荷主向け)

荷主企業向けに設計されたプロダクトで、物流業務全体の透明化と効率化をサポートします。

・基幹システムと連携し、転記作業なしで配送依頼を可能に

・運送会社の配車状況を確認し、物流の透明性を確保

・請求書の一元管理で照合作業を効率化

・サービスの詳細はこちら:https://www.lifti.jp/partners

■LIFTI line(荷主向け)

荷主企業向けに設計された実運送サービスで、以下の機能を提供しています。

・実運送×システムの一体型で「ワンクリック車両手配」

・コスト削減と効率アップを両立する物流運用

・受領書・請求書も自動生成&Web上で一元管理

・配送状況の可視化とリスク管理で「責任所在」を明確化

・情報漏洩などのセキュリティ対策に対応

・サービスの詳細はこちら:https://www.lifti.jp/line

■運送会社パートナー募集

「LIFTI line」の全国展開に向けて、運送会社とのパートナーシップを積極的に構築していきます。

・募集ページはこちら:https://www.lifti.jp/line/contact-for-logistics

■会社情報

会社名:株式会社Univearth
代表者:谷口 臨太朗
資本金:2億1,900万円(資本準備金を含む)
設立:2019年2月15日
所在地:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田二丁目4番13号
事業内容:物流DXプラットフォーム『LIFTI』の開発

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月1日 09時50分)

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