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AI医療機器アイリス、NEDOの過去最大規模事業開発支援事業「ユニコーン・プロモーション・プログラム(UPP)」に採択

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アイリス株式会社

公的補助のもと、AIを用いた感染症診断プラットフォームの社会実装を加速

AI医療機器を開発するアイリス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:沖山翔、以下 アイリス)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する「ディープテック・スタートアップへの事業開発支援事業(ユニコーン・プロモーション・プログラム(UPP)事業)」※1の医療機器・ヘルスケア分野において、2025年度の公募に採択されました。

NEDOは、科学技術の発掘から事業化までを一貫して支援する行政機構であり、特にディープテック領域においては近年重点的な取り組みを展開しています。今回当社が採択となったユニコーン・プロモーション・プログラム (UPP) は、2024年9月2日にNEDO法(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法)が法改正されて実現可能となった政府による支援の新しい取り組みです※2 。2022年11月に内閣によって策定された「スタートアップ育成5か年計画」においては、5年間でスタートアップへの投資額を10倍に拡大し、将来的にユニコーン企業を100社創出するという国家目標が掲げられ、当該計画に紐づく行政施策の一つになります。

NEDOでは過去に、研究開発型スタートアップ支援事業、ディープテック・スタートアップ支援事業と名を変えながら、2015年から現在に至るまで、10年間で推計200件以上※3の事業に対して、資金支援という形でのスタートアップ振興が実施されています。特に近年ではディープテック・スタートアップ支援事業において、3-5億円のSTSフェーズ、5-10億円のPCAフェーズ、最大25億円のDMPフェーズが実施されていましたが、2025年4月に今回初公募となったのが、過去最大規模となる最大30-50億円のUPP事業開発支援事業です。

これら支援事業では、助成・補助対象費用の一部を民間のベンチャーキャピタル等による投融資で確保することが求められており、公的資金と民間資金の連携によってリスクマネーを供給する仕組みが構築されています。

【参考資料】

・NEDO UPP 公募説明会資料
(NEDO スタートアップ支援部「ディープテック・スタートアップへの事業開発支援事業(UPP事業)及びGX分野のディープテック・スタートアップへの事業開発 支援事業(GX_UPP事業) に係る公募説明会」 2025年3月版)https://www.nedo.go.jp/content/800023547.pdf

・NEDO UPP 公募要領
(NEDO  スタートアップ支援部「ディープテック・スタートアップへの事業開発支援事業」 及び 「GX 分野のディープテック・スタートアップへの事業開発支援事業」に係る公募要領 2025年3月)https://www.nedo.go.jp/content/800023543.pdf

※1 NEDO「ディープテック・スタートアップへの事業開発支援事業(UPP事業)」及び「GX分野のディープテック・スタートアップへの事業開発支援事業(GX_UPP事業)」に係る第1回公募について https://www.nedo.go.jp/koubo/CA2_100477.html

※2 NEDO 「ディープテック・スタートアップへの事業開発支援事業」基本計画 https://www.nedo.go.jp/content/800022249.pdf

※3 NEDOウェブサイト https://www.nedo.go.jp/ を元に、以下の定義で当社調べ:①2015〜2022年は「研究開発型スタートアップ支援事業」、②2023年以降は「ディープテック・スタートアップ支援事業」においてSTS, PCA, DMP, SCA, PCAの5事業のいずれかに該当するもの

■ 代表取締役 沖山翔のコメント

この度、国の策定したユニコーン・プロモーション・プログラム(UPP)の第1号事業として当社が採択され、身の引き締まる思いです。

ディープテックの社会実装には、科学性や技術力だけでなく、その技術を事業として展開する推進力と、医療制度や現場運用への深い理解が求められます。アイリスでは、医師、行政経験者、医療機器メーカー出身者など多様な専門性を持つチームを有し、AI技術の開発から販売・普及、制度連携までを一貫して推進できる体制を整えています。

近年のパンデミックが示したように、感染症は医療のみならず、経済や社会の基盤を揺るがす根本課題です。私たちは、最先端のAI技術を診療現場に実装することで、感染症診断と危機管理のための新たなインフラを築きたいと考えています。すでに10万人を超える患者さんが私たちのAIを通じた診断を受けており、医療現場でのAI利用は急速に広まっています。このような営みを通じたデータの蓄積は、将来的に未知の感染症の兆候をいち早く捉える公衆衛生のセンサーにもなり得ると信じています。

本事業の採択を一つの節目として、私たちは医療機器開発を超えて、社会や人類全体の課題に向き合う一企業として、より一層歩みを進めてまいります。

■ アイリスについて 

「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」をミッションに掲げ、2017年に創業。現役医師である代表・沖山をはじめ、医療従事者、厚生労働省・経済産業省ほかの行政出身者、AI医療領域に特化したデータサイエンティスト、大手医療機器メーカー出身者など多数のプロフェッショナルが揃い、深層学習技術(AI技術)を活用し、医師のもつ匠の技をデジタル化するAI医療機器を開発しています。

【会社概要】

・会社名:アイリス株式会社

・代表取締役:沖山翔

・事業内容:AIを用いた医療機器の開発・製造・販売及び機械学習技術の研究開発

・設立:2017年11月

・本社所在地:〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 八重洲セントラルタワー7階

・企業URL:https://aillis.jp/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年8月1日 10時09分)

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