NECプラットフォームズ株式会社
ものづくりを支える人財育成を推進、製造業の原点に立ち返る2日間
NECプラットフォームズは、製造業の原点に立ち返り、ものづくりを通じて当社の目指す姿や人財育成について考える全社イベント「ものづくりの日」を本年7月9日から10日まで開催しました。

毎年開催される本イベントは今回で11回目を迎え、はんだ付け・装置組立の匠の技を競う競技セッションと、卓越した技能を保有する国内外の技能者及び次世代を担う若手技能者がプレゼンテーションを行う共有セッションで構成されます。生産現場で活躍する社員のモチベーションを高めながら、当社のものづくり力を支える技能・スキル・経験の継承と、ものづくりに携わる人・組織の成長に繋げています。
【ものづくりの日を開催する目的】
当社は、長年培ってきた「ものづくり」の活動を進化させ、製品・サービス・ソリューションによるお客さまの価値実現を通じて、その先にある安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し持続可能な社会の実現を目指しています。そのためには、事業を支える一人ひとりが成長し、最大限に力を発揮できることが重要であり、本イベントはものづくりにおける人財育成の一環で実施しています。
なお、本イベントには人工衛星などの宇宙機やロケットに搭載する機器の開発・製造するNECスペーステクノロジー株式会社(注1)と、通信・電子機器などを開発・製造するNECネットワーク・センサ株式会社(注2)が参加しており、NECグループ全体のものづくり力の底上げにも貢献しています。
【ものづくりの日の概要】
■競技セッション
各拠点から選出された代表者が、製品製造の核となるはんだ付けと電子機器組立て作業の技能を競います。はんだ付け競技は、一般社団法人 日本溶接協会が認定するマイクロソルダリング技術マニュアルソルダリングオペレータ(注3)実技試験相当の課題を設定し、挿入実装と表面実装を行います。電子機器組立ては、国家資格の電子機器組立て技能士(注4)2級相当の課題を設定し、省エネコントローラを製作します。
当社では本イベント参加とともに資格取得を推奨しており、2024年度には電子機器組立て技能士は2級14名が取得しています。また、マイクロソルダリング技術マニュアルソルダリングオペレータは1名が合格しています。


■共有セッション
国内外にある各拠点の卓越技能者と若手技能者が、自身の持つ技能や仕事に対する想い、今後挑戦していくことを発表し、経営層は発表者に対してフィードバックを行います。また本セッションは、オンラインで配信することで当社社員のみならずNECグループ社員にも共有します。参加者全員で現状を振り返り、ものづくりの未来を見据えることで、さらなる成長を目指します。


NECプラットフォームズは、今後も「ものづくり」があるからこその価値創造や「ものづくり」から連想されるステークホルダーの皆さまからの信頼感を大切にしながら、人びとが豊かさや生きがいを実感し幸福になれる持続可能な社会の実現に取り組んでいきます。
以上
<NECプラットフォームズのものづくりについて>
https://www.necplatforms.co.jp/blog/2025/01.html
(注1)本社:東京都府中市、代表取締役 執行役員社長:片桐 秀樹
(注2)本社:東京都府中市、代表取締役 執行役員社長:竹井 学
(注3)https://www.jwes.or.jp/qualifications/ms/mopr/
(注4)https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken.html#Anchor1
※記載されている商品名、サービス名、会社名は、各社の商標、登録商標もしくは商号です。