ワンニャンの会
日本でのペットの飼い方やルール、外にいる猫たちへの関わり方、小さな命を守るということ。まずは知ってもらうことから始めよう!(市民団体「多文化共生いちご」が開催した学習支援イベントにて)

勉強きらい?
日本語がちょっと苦手な子供たち。勉強って面白くないよね。でも大好きな猫の話だったら、集中して聞けるかな?
遺伝学、動物生態学、世界史、動物倫理学、獣医学、公衆衛生学…そんな学問にもつながる話だよ。
猫はどうしてそんなことするの?
それは野生動物だったころの生態が、まだ残っているからだね。だからそれを理解して、猫にストレスがかからないように、お互い気持ちよく暮らしていけるといいね。


ノラ猫にエサをあげていいの?
魚加工の工場、港周辺など、ノラ猫がいるね。
かわいそうだから、エサをあげると、いつの間にか増えてしまうよ。
TNRという活動は、人間も猫も、気持ちよく暮らすために必要なんだよ。
歳をとっても家族
子猫を今から飼い始めたら、みんなが大人になって、働き始めるころ。もしかしたら結婚して、子供も生まれているかもしれない。猫たちは、おじいちゃん・おばあちゃんになるよ。
それでもみんなは、家族として可愛がってくれるかな?

「ノラ猫に外人が餌をあげて増やしてる」「ペット不可の県営住宅で猫を飼ってる」・・・そんなトラブルが市内で聞かれます。
昔は「ごみの分別をしない」とか「夜中まで騒いでる」などの苦情もありましたが、今ではみんなルールを知って、おなじ市民として暮らしています。

知ってもらうことから
日本で小さいころから暮らし、日本のルールになじみのある子どもたちだからこそ、猫との付き合い方も、すんなり入ってくれるのかな、と思います。
ペットも人間も、野生動物も。
みんな仲良く暮らせる街になるといいね。
NPO法人まち・人・くらし・しだはいワンニャンの会は、今後も動物保護活動を通じて、人と動物がともに幸せに暮らせる地域づくりに貢献していきます。