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【バックオフィス業務のAI活用実態を調査】生成AIを業務に活用している担当者は約8割に 約7割が「文書の確認・校正・チェック」でAIの効果を実感

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株式会社エイトレッド

〜生成AIを活用していない担当者は、4割以上が「セキュリティ・機密情報漏洩のリスク」や「生成AIの回答精度」を懸念〜

 ワークフローシステムのリーディングカンパニーである株式会社エイトレッド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡本 康広 以下、エイトレッド)は、バックオフィス業務に携わりDX推進を行っている方110名を対象に、バックオフィス業務におけるAI活用に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

  • 01|バックオフィス業務の課題、「特定の人しかわからない業務がある」が57.3%で最多

  • 02|7割以上(76.4%)がバックオフィス業務で生成AIツールを活用

  • 03|AI活用者の約7割(69.0%)が「文書の確認・校正・チェック」で効果を実感

目次

■調査概要

  • 調査名称:バックオフィス業務におけるAI活用に関する実態調査

  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

  • 調査期間:2025年7月17日〜同年7月18日

  • 有効回答:バックオフィス業務に携わりDX推進を行っている方 110名

※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

■現在のバックオフィス業務の課題、「特定の人しかわからない業務がある」が57.3%

 「Q1.現在のバックオフィス業務で課題に感じていることは何ですか。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「特定の人しかわからない業務がある」が57.3%、「デジタル化されていない業務に時間がかかる」が47.3%、「複数システムでデータがバラバラに分散している」が43.6%という回答となりました。

Q1.現在のバックオフィス業務で課題に感じていることは何ですか。(複数回答)
  • 特定の人しかわからない業務がある:57.3%

  • デジタル化されていない業務に時間がかかる:47.3%

  • 複数システムでデータがバラバラに分散している:43.6%

  • ペーパーレス化が不十分で時間や管理にコストが生じている:38.2%

  • 月末月初に業務が集中する:34.5%

  • 業務量に対して人員が不足している:34.5%

  • システム間の連携が不十分で非効率が発生している:15.5%

  • 社内外からの問い合わせ対応に時間を割かれる:12.7%

  • その他:0.0%

  • 特に課題は感じていない:1.8%

  • わからない/答えられない:1.8%

■生成AIで自動化・効率化したい現在のバックオフィス業務、「文書の確認・校正・チェック」や「データ集計・分析」が上位

 「Q2.現在のバックオフィス業務において、生成AIを使って自動化・効率化したい業務は何ですか。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「文書の確認・校正・チェック」が56.4%、「データ集計・分析」が53.6%、「データ入力・転記」が51.8%という回答となりました。

Q2.現在のバックオフィス業務において、生成AIを使って自動化・効率化したい業務は何ですか。(複数回答)
  • 文書の確認・校正・チェック:56.4%

  • データ集計・分析:53.6%

  • データ入力・転記:51.8%

  • 文書作成(書類・報告書・マニュアル等):38.2%

  • メール作成・返信:31.8%

  • 問い合わせ対応・FAQ対応:28.2%

  • スケジュール調整・日程管理:22.7%

  • 会議サポート(資料準備・議事録等):22.7%

  • 翻訳・要約:15.5%

  • その他:0.0%

  • 特にない:4.5%

  • わからない/答えられない:1.8%

■情報収集における生成AIツールの活用状況、「多くの情報収集で活用している」が4割以上

 「Q3.あなたは、情報収集においてChatGPTやGemini等の生成AIツールをどのくらい活用していますか。」(n=110)と質問したところ、「ほぼ全ての情報収集において活用している」が7.3%、「多くの情報収集で活用している」が40.9%という回答となりました。

Q3.あなたは、情報収集においてChatGPTやGemini等の生成AIツールをどのくらい活用していますか。
  • ほぼ全ての情報収集において活用している:7.3%

  • 多くの情報収集で活用している:40.9%

  • 時々活用している:31.8%

  • ほとんど活用していない:6.4%

  • 全く活用していない:12.7%

  • わからない/答えられない:0.9%

■約8割が、現在のバックオフィス業務で生成AIツールを活用

 「Q4.あなたは、現在のバックオフィス業務で生成AIツールを活用していますか。」(n=110)と質問したところ、「ほぼ全ての業務に生成AIを活用している」が6.4%、「多くの業務で活用している」が40.9%、「一部の業務で活用している」が29.1%という回答となりました。

Q4.あなたは、現在のバックオフィス業務で生成AIツールを活用していますか。
  • ほぼ全ての業務に生成AIを活用している:6.4%

  • 多くの業務で活用している:40.9%

  • 一部の業務で活用している:29.1%

  • ほとんど活用していない:12.7%

  • 全く活用していない:10.0%

  • わからない/答えられない:0.9%

■生成AIツール導入で効果を実感した業務、第1位「文書の確認・校正・チェック」

 Q4で「ほぼ全ての業務で活用している」「多くの業務で活用している」「一部の業務で活用している」と回答した方に、「Q5.生成AIツール導入で効果を実感した業務を教えてください。(複数回答)」(n=84)と質問したところ、「文書の確認・校正・チェック」が69.0%、「データ入力・転記」が53.6%、「データ集計・分析」が52.4%という回答となりました。

Q5.生成AIツール導入で効果を実感した業務を教えてください。(複数回答)
  • 文書の確認・校正・チェック:69.0%

  • データ入力・転記:53.6%

  • データ集計・分析:52.4%

  • 文書作成(書類・報告書・マニュアル等):40.5%

  • メール作成・返信:27.4%

  • 翻訳・要約:26.2%

  • スケジュール調整・日程管理:22.6%

  • 会議サポート(資料準備・議事録等):20.2%

  • 問い合わせ対応・FAQ対応:19.0%

  • その他:1.2%

  • 特にない:0.0%

  • わからない/答えられない:0.0%

■生成AIツールを活用していく上での課題、約7割が「期待する結果を得るための質問の仕方が難しい」と回答

 Q4で「ほぼ全ての業務で活用している」「多くの業務で活用している」「一部の業務で活用している」と回答した方に、「Q6.生成AIツールを活用していく上での課題を教えてください。(複数回答)」(n=84)と質問したところ、「期待する結果を得るための質問の仕方が難しい」が66.7%、「生成内容の確認に時間がかかる」が48.8%、「使い方や研修が不足している」が32.1%という回答となりました。

Q6.生成AIツールを活用していく上での課題を教えてください。(複数回答)
  • 期待する結果を得るための質問の仕方が難しい:66.7%

  • 生成内容の確認に時間がかかる:48.8%

  • 使い方や研修が不足している:32.1%

  • 最新のAI機能やアップデートについていけない:29.8%

  • AIと人の業務分担が難しい:27.4%

  • その他:2.4%

  • 特にない:1.2%

  • わからない/答えられない:0.0%

■生成AIツールを導入していない理由は、「セキュリティ・機密情報漏洩のリスク」や「生成AIの回答精度への不安」など

 Q4で「ほとんど活用していない」「全く活用していない」と回答した方に、「Q7.生成AIツールを導入していない理由を教えてください。(複数回答)」(n=25)と質問したところ、「セキュリティ・機密情報漏洩のリスク」が44.0%、「生成AIの回答精度への不安」が44.0%、「経営層の理解不足」が28.0%という回答となりました。

Q7.生成AIツールを導入していない理由を教えてください。(複数回答)
  • セキュリティ・機密情報漏洩のリスク:44.0%

  • 生成AIの回答精度への不安:44.0%

  • 経営層の理解不足:28.0%

  • 業務フローの変更に対する現場の抵抗:24.0%

  • 法的・コンプライアンス上の不安:24.0%

  • その他:4.0%

  • 特にない:24.0%

  • わからない/答えられない:0.0%

■今後の業務への生成AI活用については、約9割が「拡大予定」

 Q4で「ほぼ全ての業務で活用している」「多くの業務で活用している」「一部の業務で活用している」と回答した方に、「Q8.今後、業務への生成AI活用をどの程度拡大していく予定ですか。」(n=84)と質問したところ、「大幅に拡大する予定」が20.2%、「ある程度拡大する予定」が67.9%という回答となりました。

Q8.今後、業務への生成AI活用をどの程度拡大していく予定ですか。
  • 大幅に拡大する予定:20.2%

  • ある程度拡大する予定:67.9%

  • 現状維持:8.3%

  • 縮小する予定:2.4%

  • 活用を中止する予定:1.2%

  • わからない/未定:0.0%

■生成AIツールの導入により削減できた時間は、半数以上が「他部署との連携強化」に活用したい意向

 「Q9.生成AIツールの導入により削減できた時間を、どのような業務に活用したいと思いますか。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「他部署との連携強化」が52.7%、「業務プロセス改善・最適化」が50.0%、「新しいスキル習得・学習時間」が41.8%という回答となりました。

Q9.生成AIツールの導入により削減できた時間を、どのような業務に活用したいと思いますか。(複数回答)
  • 他部署との連携強化:52.7%

  • 業務プロセス改善・最適化:50.0%

  • 新しいスキル習得・学習時間:41.8%

  • 企画立案・改善提案業務:34.5%

  • 顧客対応の質向上:21.8%

  • その他:0.9%

  • 特にない:3.6%

  • わからない/答えられない:2.7%

■これからの理想的なバックオフィスの働き方について、50.9%が「人間は戦略的・創造的業務に集中」と回答

 「Q10.あなたが考える「これからの理想的なバックオフィスの働き方」を教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「人間は戦略的・創造的業務に集中」が50.9%、「リモートワークなど柔軟な働き方が定着している」が46.4%、「スキルアップに取り組める」が42.7%という回答となりました。

Q10.あなたが考える「これからの理想的なバックオフィスの働き方」を教えてください。(複数回答)
  • 人間は戦略的・創造的業務に集中:50.9%

  • リモートワークなど柔軟な働き方が定着している:46.4%

  • スキルアップに取り組める:42.7%

  • データや情報が一元管理されている:38.2%

  • ペーパーレス化が徹底されている:35.5%

  • ルーティン業務は生成AIやRPAで自動化:34.5%

  • 業務プロセスが標準化、明確化されている:32.7%

  • その他:0.9%

  • 特にない:1.8%

  • わからない/答えられない:0.9%

■まとめ

 今回は、バックオフィス業務に携わりDX推進を行っている方110名を対象に、バックオフィス業務におけるAI活用に関する実態調査を実施しました。

 まず、バックオフィス業務で課題に感じていることについて、「特定の人しかわからない業務がある」が57.3%で最多となり、「デジタル化されていない業務に時間がかかる」が47.3%、「複数システムでデータがバラバラに分散している」が43.6%と続きました。また、情報収集における生成AIツールの活用度は、「多くの情報収集で活用している」が最多の40.9%、バックオフィス業務においては、生成AIツールを活用している方が約8割にのぼります。さらに、生成AIツール導入で効果を実感した業務は、「文書の確認・校正・チェック」が69.0%で最多となった一方、活用における課題として、約7割が「期待する結果を得るための質問の仕方が難しい」を挙げています。最後に、今後のAI活用については、約9割が「拡大意向」を示しており、削減できた時間は、「他部署との連携強化」(52.7%)や、「業務プロセス改善・最適化」(50.0%)に活用したいという声が得られました。

 今回の調査では、バックオフィス業務に携わりDX推進を行っている方々の生成AIに関する活用実態と課題が明らかになりました。デジタル化が進む現代社会において、企業の競争力向上にはバックオフィス業務の効率化が不可欠である一方、属人化やアナログ業務が組織の生産性を阻害している現実が浮き彫りになっています。「これからの理想的なバックオフィスの働き方」の問いに対し、「人間は戦略的・創造的業務に集中」(50.9%)や「リモートワークなど柔軟な働き方が定着している」(46.4%)が上位に挙げられた点からも、生成AIやデジタルツールの活用による業務効率化の加速はますます重要になると言えるでしょう。


■中堅・大規模組織向けワークフローシステム「AgileWorks」

「AgileWorks」は、複雑な承認フローにも対応できる標準機能と高い拡張性を併せ持つ中堅・大規模組織向けワークフローシステムです。大規模かつ複雑な組織構造を考慮した設計で、人事異動や組織改編にも素早く柔軟に対応できます。R3.0では「Web API」を実装するとともに「全文検索」や「ビジネスチャット通知」などの新機能が追加されたほか、利便性が大きく向上する「スマホアプリ」も利用可能となりました。さらに「ワークフロー統計情報の取得」が新たに可能となり、社内の申請承認業務の状況が可視化され、単なる電子化に留まらない業務効率化を推進します。お客様の企業規模やニーズに合わせてパッケージ版とクラウド版をお選びいただけます。

▼詳しくはこちら

https://www.atled.jp/agileworks/


■株式会社エイトレッドについて

ワークフローシステムのリーディングカンパニーであるエイトレッドは、稟議書をはじめとした社内申請・承認業務の電子化を行うワークフローシステム「AgileWorks(アジャイルワークス)」「X-point(エクスポイント)」及び、クラウド型ワークフロー「AgileWorksクラウド版」「X-point Cloud(エクスポイントクラウド)」を開発・提供しています。企業規模や業種・業界を問わず、これまでシリーズ累計5,000社を超える企業・公共機関(特殊法人や行政、学校等)に導入いただき、ペーパーレス化や業務効率化の推進に貢献しています。

名称  :株式会社エイトレッド(東証スタンダード:3969)

所在地 :東京都渋谷区渋谷2丁目15番地1号 渋谷クロスタワー

代表者 :代表取締役社長 岡本 康広

設立  :2007年4月

事業内容:ワークフローシステムの販売・開発及びクラウドサービスの提供

URL  :https://www.atled.jp/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年8月5日 11時00分)

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