日本財団スポGOMI連盟
2025年7月19日(土)横浜公園(横浜市中区)
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全31チームが、制限時間の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2025 神奈川県大会』を7月19日(土)に開催いたしました。
世界的に深刻化する海洋ごみの約8割は、陸(街)から流出しているとされています。生活者一人ひとりが意識を持ち、行動に移すことが解決への大きな一歩となります。スポGOMI甲子園は、私たちの生活と海洋ごみ問題のつながりに気づくきっかけとなることを目指して開催し、未来を担う高校生たちが「高校生ごみ拾い日本一!」を決める大会として、予選を勝ち進んだチームが後日全国大会へ出場します。

イベント概要
・日程:2025年7月19日(土)
・開催場所:横浜公園(神奈川県横浜市中区)
・参加人数:31チーム90名
・主催:一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
・運営:一般社団法人海と日本プロジェクトinかながわ
・共催:日本財団
・後援:横浜市中区役所
優勝は光明学園相模原高等学校「マッソー!光明バレーボール部」量とポイントで他を圧倒!
全31チームが参加した神奈川県大会。ごみ拾いのための「オリジナルアイテム」を制作し持参するチームが5チームになり、参加者の意気込みを感じることが出来ました。
入賞したチームのごみの重量で見ると、1位は10.33㎏(2,118.0ポイント)、2位は8.85㎏(1,579.5ポイント)、3位は15.14㎏(1,324.0ポイント)。重量だけで見ると3位が多いのですが、重量だけで勝負が決まらないのがスポGOMIです。優勝チームは高ポイントが見込める「ビン・缶」に集中し、結果6.44㎏(1,288ポイント)を獲得。「燃えないごみ」で重量を稼いだ3位チームでしたが、ポイント換算によって点差が大きく開きました。


オリジナルアイテムも5チームが持ち込み、意気込みを実感する大会に!
制限時間内でごみを効率的に集めるために、それぞれが考案した掃除道具「オリジナルアイテム」を持ち込んだのは5チーム。ごみを分別しながら集める背負子型や台車型、ポイ捨て禁止を訴えるデザインなど、それぞれ工夫を凝らしており、ごみ拾いを楽しくかっこよく行えるよう5つのアイデアが光っていました。会場となった横浜公園は横浜港に近く、集めたごみがそのまま「海洋ごみ」になることは想像に難くありません。スポGOMIを通じて海洋ごみ問題について考える契機にしてもらえたらと主催者一同願っています。


優勝チーム「マッソー!光明バレーボール部」コメント
「『ビン・缶』など高得点につながるごみをたくさん拾えたのが、勝利の決め手でした。まちを綺麗にできて、そして二年連続で同じ学校(光明学園相模原高等学校)で優勝もできて嬉しいです。東京でも頑張ります!」
<団体概要>
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
ごみ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらごみを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までごみを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に寄与することを目的としております。
一般社団法人海と日本プロジェクトinかながわ
本団体は、神奈川県の豊かな海を未来に残すため、海に関するイベントや広報活動を推進し、県民の意識や行動を変えて、次世代を担う子どもたちの海を大切にする心を育てることを目的としています。

■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/
※「スポGOMI甲子園」は、日本財団の助成事業です。
