株式会社BS朝日
「綾小路 翔のアンダーぶらウンド」【BS朝日】8月20日(水)よる11時〜11時54分

ヤンクロックバンド「氣志團」の團長、綾小路 翔。2001年に「One Night Carnival」でメジャーデビューして以来、数々のナンバーをヒットさせ、ミュージックシーンで確固たるポジションを築いた綾小路による、BS放送初冠番組が決定しました! 8月20日、よる11時から放送される「綾小路 翔のアンダーぶらウンド」は、綾小路が癒やしを求めて、さまざまな地下空間を訪れる、一風変わった“地下限定”散歩番組。地上の喧騒や暑さを忘れ、綾小路が地下を探訪し、そこで生きる人々と一期一会の出会いを繰り広げます!
最初に訪れるのは、東京都港区虎ノ門にある「虎ノ門実業会館」。東京メトロ銀座線の虎ノ門駅、10番出口と直結しているのが特徴です。本館と新館があり、本館の竣工は1955年(昭和30年)! 味わい深いビルの地下には何があるのか? 綾小路が好奇心いっぱいにめぐります。
収録冒頭、「生粋の“地下ヤロウ”綾小路 翔です!」と笑顔で自己紹介する綾小路。自身も10代のころ、出身地・千葉の木更津を飛び出して始めた “東京ライフ”の原点が地下にあったライブスタジオだったこともあり、「いまも地下は落ち着く場所です」と語ります。
さっそく訪れたのは、駅から数秒で到着する新館(竣工1965年:昭和40年)、中でも地下商店街一古いという「二木歯科医院」。「二木歯科医院」は現在新館にありますが、元々は本館にあり、ビルの変遷を知るまさに“生き字引”のような存在です。院長の二木さんは二代目で、開業したのはお父様だそう。親子二代で、ビル内部だけでなく、虎ノ門周辺の移り変わりを知る二木さんに時代ごとの思い出を伺います。二木さんには館内を案内してもらうことに。レトロならせん階段は歴史ある建物ならでは。綾小路は「ここでアー写(宣材写真)を撮りたい!」と一目で気に入った様子です。さらに、本館と新館が複雑な構造で繋がっているのを見て、「リアル“ダンジョン”だ!」と大盛り上がり。今回は特別に、普段は立ち入り禁止の地下3階も案内してもらい、ディープな地下世界を堪能します。

「虎ノ門実業会館」探訪の締めくくりに訪れたのは、地下通路の出口にある喫煙可能なショットバー「赤バス」。店内はどこでも喫煙可能と聞き、綾小路は「こんな場所がまだあるんだ」とびっくり。そんな綾小路を、店のスタッフや常連客のみなさんが熱烈歓迎! 中でも、“マダム”という言葉がぴったりの従業員の女性は、綾小路の優しい人柄に「ずっとお話ししていたい!」とベタ惚れ。「赤バス」の前身が、虎ノ門の地上で営業していた、赤い二階建てバスを改造した店だと教えてもらうと、綾小路は「知ってます!」と大声で。気になっていたものの、行かずじまいだったそうで、「あのとき、店に入っていたら素敵なみなさんと知り合えて、人生が変わっていたかも」と当時、行動に移さなかったことを悔やみます。

■「ここに入るの⁉」趣のあるビルの地下2階で綾小路を待ち受けるものとは?
日が暮れた頃、綾小路が向かったのは、新橋駅から徒歩数分で到着する「第四山田ビル」。竣工は1961年(昭和36年)。茶色いレンガ造りの外観は、“レトロ”という言葉がピッタリで、綾小路も「ここ⁉ 雰囲気あるな~」と思わず声を上げたほど。いざ、薄暗い階段を下りて地下2階へ。まず訪れたのは、こぢんまりとした雰囲気が居心地の良いビアホール「ビア樽ポルカ」。マスターが60歳の時に開店し、今年で28年目を迎えるこの店。店の運営だけでなく、毎年シャンソンのコンサートを開いているというマスターのエネルギッシュな生き様に、綾小路は大きな刺激を受けます。店を出た綾小路は、「この地下はまるで異次元への扉のようだけれど(笑)、知らずにいたら本当にもったいない。今まで素敵な出会いのチャンスを逃していました。今日から僕の人生が変わると思います」と充実した表情。
続いて、同じフロアのスナック「喜歌 Kikka」へ。扉を開けると、名物ママの「アハハハハッ!」という陽気な笑い声が響き渡り、店内はすでに大盛り上がり!「昭和チックというか…いや、昭和だ!(笑)」と、その雰囲気を一目で気に入った綾小路は、ママや常連客の輪にすぐさま溶け込んでいきます。矢継ぎ早の質問にも楽しそうに返し、まるでプライベートで飲みに来たかのようにリラックス。バラエティ番組の収録であることも忘れるほど、綾小路の素顔が全開の“ぶっちゃけトーク”は必見です!
収録を終えた綾小路は、「地下では、地上で身にまとっている鎧を脱ぐことが大切だと思っていました。それが地下に行くための“パスポート”のような気がして。みなさん、何でも聞いてきますね。『地下の奴らめ!』と思いましたけど(笑)、いや~楽しかった! 地下は怖いイメージがあるかもしれませんが、僕が先頭を行くので、ついてくる感覚でぜひ放送をご覧ください」と語ります。
番組ではさらに、汐留にある、中華料理屋が併設された珍しい地下駐車場も訪問。異なるタイプの地下3カ所をめぐり、綾小路が地下の魅力を満喫します。「地下って怖いかも…」という方も「綾小路 翔のアンダーぶらウンド」をご覧になれば、そんなイメージが180度変わること間違いなし! 氣志團・綾小路 翔によるワクワクと発見に満ちた“地下ぶら”にご期待ください!
綾小路 翔 コメント
「今回の番組のテーマが“地下”だと伺い、『翔さんは地下に興味がありますか?』と聞かれたので、『めっちゃ好きです!何でもやります。どこへでも潜りますので、連れて行ってください!』とお願いしました。
収録中も、『こんな場所があるのか!』『地下にはこんなに楽しい人たちがいるのか!』と、驚きと感動の連続でした。世の中には、おかしみや楽しみにあふれた未知の場所が至る所にあり、地下はまさにそういう場所。スマホを頼って歩いていてはダメですね。これまで大切なものを見逃してきたと思うので、猛烈に自分の生活を反省しています。
今回お邪魔したお店の方や常連客のみなさん、本当にざっくばらんでした。初対面の僕にも、まあ何でも聞いてくる(笑)。でも、それが心地良かったです。お互いの職業もほとんど知らないそうで、肩書きにとらわれず、人と人として付き合っている感じがしました。
僕はBSが大好きです。『よくぞ、こんなマニアックなことを取り上げてくれました』と思う番組が多くて、おもしろいんですよ。僕には“BS仲間”がいて、彼らとBS番組の素晴らしさを分かち合ってきましたが、“BS初冠番組”が実現して、その魅力を届ける側に加えていただけたことに感動と感謝しかありません。
大好きな地下を取り上げたこの番組で、第2弾、第3弾と続いてくれたらと願っています。」
番組概要
【番組名】「綾小路 翔のアンダーぶらウンド」
【放送日時】8月20日(水)よる11時〜11時54分
【放送局】BS朝日
【出演】綾小路 翔(氣志團)
【制作】BS朝日、ドキュメンタリージャパン
【プロデューサー】平野束紗(BS朝日)、新津総子(ドキュメンタリージャパン)
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