Carstay株式会社
~ 最速約300キロ、距離計約170キロ(1周5.8キロ)を連続走行する選手の休息拠点に ~
キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリング・サービス、車両製造、改装支援など国内最大級のバンライフ※のプラットフォーム事業を展開するCarstay(カーステイ)株式会社(本社: 神奈川県横浜市、代表取締役: 宮下晃樹(みやした こうき))は、2025年8月1日(金)〜3日(日)に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催されたバイクのレース「2025 FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会(鈴鹿8耐)」参戦した鳥羽海渡選手が所属するチーム「Honda No Limits」に“動く休憩”や“動く宿泊”拠点として、大型キャンピングカー「LMC EXPLORER COMFORT(エル・エム・シー・エクスプローラー・コンフォート)I725G」を提供し、レースに完全集中できる環境を構築しました。




鈴鹿8耐の開催期間中は、例年、サーキット周辺の宿泊施設が早期に満室となり、宿泊料金も高騰します。さらに、レース終了後は宿泊施設までの移動に渋滞で1時間以上かかることも少なくありません。レース中と、移動時間の貴重な休息時間が奪われることの課題解消と、経費削減、レースに完全に集中できる環境構築を行うために、Carstayは「動く拠点」としてのキャンピングカーを提供し、選手のパフォーマンスの維持と向上、時間の有効活用をサポートする新たなソリューションを実現しました。



最高時速約300キロで、コース1周5.8キロを約1時間で約25周を走行する選手にとっては、体力的な休息だけでなく、精神面でも集中できる快適な“拠点”が必要となります。サーキット場内に“自分だけのプライベート空間”を確保できることは、レース期間中の心身状態を整え、安定したパフォーマンスを発揮するために重要な要素の一つとなります。特に、バイクレースのような極限状態の中で戦う競技では、一瞬の判断ミスが命取りになるため、身体だけでなく、精神面や心を休める場も必要となります。
周囲の喧騒や雑音から離れ、エアコンが効き、快適なソファーやベッドなどが完備された静かな休憩環境は、次の走行への集中力を回復させるために不可欠です。食事や打ち合わせ、休憩・仮眠・宿泊の拠点としてキャンピングカーは大きな役割を果たしました。
今回、鈴鹿8耐直前の7月29日から8月4日までの7日間、Carstayが提供するキャンピングカーをサーキット・ピットボックス後に設置、通常レース後に約1時間かかる宿泊施設までの移動時間を“ゼロ”にするなど、完全にレースに集中できる環境を構築しました。
GLAMPINGCAR(アジアキャピタルマネジメント株式会社)が保有し、Carstayプラットフォーム上で動かせる高級ホテルとしてカーシェアするフィアット・デュカトがベース車両の「LMC EXPLORER COMFORT I725G」は、バス並みの大型車両で、酷暑の鈴鹿でも快適な休息・宿泊スペースとして、利用することができます。今回の鈴鹿8耐で、この規模の大型キャンピングカーを導入していたのは鳥羽選手のチームのみ。
設置だけでなく、撤収も迅速に行えるため、次の遠征や活動にもスムーズに対応可能です。
欧州のレース会場では、選手が大型キャンピングカーを“動く拠点”として利活用する文化が根付いていますが、日本ではキャンピングカーは旅行用途が中心。今回の取り組みは、鳥羽選手とCarstayが“新たなレース拠点のスタイル”として提案するもので、Carstayは、鳥羽選手の「欧州での参戦レースのように、最高の状態で挑むための環境を整えたい」という熱い想いに共感し、今回の支援を決定しました。
「モビリティを基盤とした新しいライフスタイル」の実現を目指すスタートアップとして、Carstayと鳥羽選手の“挑戦”が合致したプロジェクトとなりました。
今後もCarstayは、「鈴鹿8耐」をはじめとするモータースポーツイベントのみならず、各地で行われるスポーツ大会や野外イベント、災害支援現場に至るまで、“動く拠点”としてのキャンピングカーの新たな活用方法を提案し、社会課題の解決に貢献してまいります。
Carstayはキャンピングカーという動くことが“可”能な“動産”「可動産」を活用し、旅行やレジャー用途だけに留まらず、ビジネス、医療、災害支援、スポーツシーンでの快適な環境提供を行うことで、暮らしや働き方の選択肢を増やし、モビリティ/移動性を軸に、場所に縛られない自由な暮らし方・働き方を実現する社会、新しいライフスタイルの基盤を築いていきます。



今回鳥羽海渡選手含む鳥羽海渡選手が所属するチーム「Honda No Limits」が利用した車両
https://carstay.jp/ja/cars/65fa6f214b59f02e53efce00/

※バンライフ: 車を通じた旅や暮らしにより“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家やオフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイル。
【Carstayのキャンピングカーに関する問い合わせ先】