公益社団法人日本将棋連盟
あの鮮烈なデビューからの連勝記録を止めた 因縁の対決 8月9日(土)ツインメッセ静岡(静岡県静岡市)
本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」)二回戦第一局(静岡大会)は、7年連続7回目の出場でシードの藤井聡太竜王・名人と一回戦で羽生善治九段に勝利した佐々木勇気八段の対局。会場は静岡県静岡市のツインメッセ静岡。事前申込にて当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」参加者の目の前で、公開対局として熱戦が繰り広げられる。また、その模様は15時25分からABEMAでも生中継される。
二回戦第一局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/CSFN7LBZXGFY4P

■対局の見どころ
両者の対戦成績は藤井竜王・名人の9勝4敗。戦型を見ると角換わり7局、相掛かり3局、矢倉1局、雁木1局、角交換振り飛車1局。両者得意な角換わりが主戦場になっている。「JT杯」では初対戦となるが、昨年秋の竜王戦で対戦した際は、佐々木八段が毎局作戦を変えて臨んだ。中でも雁木や角交換振り飛車と、あまり実戦経験のない戦型で挑んだのが特徴的で、藤井竜王・名人対策がうかがえた。今回も角換わり以外の戦型になっても不思議ではない。無類の強さを誇る藤井竜王・名人だが、「JT杯」はトップ棋士との対戦ばかりということもあってか苦戦傾向が見られる。しかし、どの対局からも課題を見つけて克服していくのが藤井竜王・名人の強さであり真骨頂でもある。佐々木八段は藤井竜王・名人の棋士デビュー後の連勝記録を29勝で止めた棋士で、因縁の対決となる。竜王戦のときのように、普段の佐々木八段では見られない、いわば「とっておき」の作戦を本局にぶつけてくる可能性も高い。序盤から目の離せない一戦になることは間違いない。
■注目の対局を盛り上げる解説陣

大盤解説は、日本プロ麻雀連盟にも所属する将棋と麻雀の「二刀流」鈴木大介九段。「JT杯」出場は5回、タイトル挑戦2回の実績を誇る。昨年の王座戦で準決勝まで進んで健在ぶりを示した。生粋の振り飛車党で、さまざまな振り飛車の序盤戦術に大きな影響を与えてきた。早見え・早指しタイプで、「JT杯」のように早指し棋戦の解説でも歯切れよく明快な解説で注目の一戦を盛り上げる。
■「JTプロ公式戦」トーナメント表

■ABEMAでの生中継スケジュール

■大会協賛趣旨(JTグループ)
こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。
みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる
心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。
ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。
JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。
■大会名義
主催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛/ JT、テーブルマーク
■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html
「JT杯」公式X https://x.com/jt_shogi
■お問合せ
将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290 E-mail/info@jt-shogi.jp
〒104-6039 東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟 ㈱I&S BBDO内
※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします。