善光総研
株式会社善光総合研究所(所在地:東京都港区南青山6-6-22、代表取締役社長:宮本隆史、以下「善光総研」)は、この度、厚生労働省老健局高齢者支援課が実施する「介護デジタル中核人材養成に向けた調査研究事業」および「介護デジタル中核人材養成研修手引き改訂事業」に採択されたことをお知らせいたします。
高齢化の進展に伴い介護保険サービスの利用者が増加し、生産年齢人口が急速に減少していく中で、制度の持続可能性を支える介護人材の確保は喫緊の課題となっています。こうした課題に対応するため、厚生労働省は介護テクノロジーを活用し、職員の業務負担軽減や業務改善・効率化を進め、介護サービスの質の向上にも繋げる「介護現場における生産性向上」の取り組みを推進しています。政府のデジタル行財政改革会議においても、介護分野のデジタル化が重点事項の一つとされており、生産性向上のための財政支援や人員配置基準の柔軟化などが検討されています。これまで厚生労働省は「介護サービス事業における生産性向上のガイドライン」等を作成し、普及に努めてきましたが、今後は、ガイドライン等を活用し、業務改善・介護テクノロジーに関する知識・スキルを持ったデジタル中核人材の活躍が不可欠であるとされています。
善光総研は、「スマート介護士」資格試験の運営を通じて、介護DXに対応できる人材育成に貢献してまいりました。このノウハウは厚生労働省の「デジタル中核人材育成推進事業」の研修プログラムの企画・運営にも活用されています。
本事業では、介護分野における生産性向上を担うでデジタル中核人材の育成に向けた施策を実施し、その要点を整理・取りまとめます。
介護デジタル中核人材養成に向けた調査研究事業一式
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都道府県相談窓口における養成状況の実態把握
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デジタル中核人材養成研修の実施および地方研修の試行・検証
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調査検討委員会の運営
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成果報告書の作成
介護デジタル中核人材養成研修手引き改訂事業一式
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調査検討委員会の運営
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デジタル中核人材養成研修の手引きの改訂
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都道府県介護生産性向上総合相談センター等との意見交換会の実施
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令和6年度デジタル中核人材養成研修修了者を対象とするアンケート調査の実施
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成果報告書の作成
善光総研は本事業を通じて、介護分野における生産性向上を担う中核人材の育成に取り組み、介護現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させ、持続可能な介護サービスの実現に一層貢献してまいります。
【株式会社善光総合研究所について】
介護事業の生産性向上やケアの質の向上を目指すためには、介護事業のDXが重要な要素となります。善光総研は、業界最高水準の業務効率を実現する社会福祉法人善光会での知見を集約し、介護サービスの持続性を守ることを目的に、国内外に広く介護現場のDX化を普及させるためのDXプラットフォーム事業(SCOP)を展開しています。プラットフォーム上では、国立研究開発法人日本医療研究開発機構理事長賞を受賞したSaaSの提供や介護事業所の経営・DXの伴走支援事業を展開するとともに、介護事業所のDXをリードする現場視点とデジタル視点、そして業務変革のマネジメント視点を有する人材の育成のため、受験者数10,000名を突破したスマート介護士試験事業を進めています。また、プラットフォームを行政機関や地方自治体、海外向けに拡げ、生産性向上パッケージの提供を推進しています。
【株式会社善光総合研究所について】
企業名:株式会社善光総合研究所
代表者:代表取締役社⻑ 宮本隆史
本社所在地:東京都港区南青山6-6-22 事業内容:
・介護業務支援システムSCOP開発・販売
・介護事業所経営支援事業
・デジタル人材育成事業 等
ホームページ:https://zenkou-lab.co.jp/
E-mail : contact@zenkou-lab.co.jp