株式会社Dental Prediction
セミナーやイベント、簡易検査等、お客様のニーズに応じた様々な施策を含むオーダーメイドの支援を提供します。

株式会社Dental Prediction(所在地:東京都港区、代表取締役:宇野澤元春)は、健康保険組合・自治体・企業の歯科保健事業を総合的に支援する新サービス「歯科まもる 保健事業支援」の提供を2025年9月1日に開始します。
本サービスでは、歯科医師へのテキスト相談や受診勧奨ができる「歯科まもる 健康手帳(旧称:歯科の健康相談 mamoru)」アプリを活用し、セミナーやイベント、咀嚼チェック、歯周病の簡易検査等の様々な施策を提供します。
この度「歯科まもる 健康手帳」アプリがマイナポータルとの連携を開始したことで、利用者は歯周疾患検診情報、医療費通知情報、薬剤情報等および健診情報をアプリで管理できるようになりました。これらの情報を参考に歯科医師に相談することも可能となり、歯科健診だけでなく、継続的な健康サポートを受けることができます。
また、デジタル庁が公表する「マイナポータルの活用事業者一覧(注1)」において、当社は4つのAPI(自己情報取得API、医療保険情報取得API、利用者登録等API、および期間連携API)を活用する事業者として、1例目の掲載となります。マイナポータルと一度連携すると最大90日間、医療保険情報が自動取得され、利用者はアプリで常に最新の情報を確認できます。
当社は、本サービスの提供を通して、健康保険組合、自治体および企業の疾患予防、歯科受診率向上および医療費削減のための取り組みを支援してまいります。
■ 新サービスの概要
名 称:歯科まもる 保健事業支援
開始日:2025年9月1日
内 容:セミナー、イベント、歯科医師テキスト相談、受診勧奨、マイナポータル連携による健康情報の管理等
料 金:お問い合わせください。
<お問い合わせ先>
株式会社Dental Prediction
メール:bizdev@dentalprediction.com
■ 新サービスの開発の背景
近年、口腔の健康は全身の健康や生活の質(QOL)に密接に関係していることが明らかになっており、歯周病は糖尿病や心疾患のリスク因子とされ、咀嚼機能の低下は栄養状態や集中力の低下にも直結します(注2)。しかし、医療保険が整備された日本では、諸外国に比べて歯科予防への意識が低く、歯科健診の受診率はわずか13%にとどまっています(注3)。
政府は現在、国民皆歯科健診の実現に向けた様々な施策を推進しており、健康保険組合や自治体、企業においても受診勧奨等の個別支援のニーズが高まっています。そこで当社は、歯科保健事業を総合的に支援する「歯科まもる 保健事業支援」を開発しました。
■ 新サービスの内容
お客様の歯科保健事業のニーズに合わせて、複数の取り組みを組み合わせることができます。

1. 歯科啓発セミナー・イベント
歯科医師や歯科衛生士によるセミナー・イベントを実施し、歯周病の予防や口腔ケアの重要性をわかりやすく解説します。コラムやセルフチェックツールも提供します。


2. 咀嚼チェック・歯周病の簡易検査
咀嚼チェックや歯周病の簡易検査を実施します。歯科を受診するきっかけを作ります。
3. 歯科医師へのテキスト相談
アプリで歯科医師へテキスト相談ができます。気になる症状を手軽に相談できます。
4. 健康情報の管理
アプリをマイナポータルと連携し、行政機関等が保有する健康情報を取得できます。アプリでいつでも、医療費や受診履歴、健康診断の結果等を閲覧できます。

5. 受診勧奨
歯科の受診状況に応じて、プッシュ通知やメールで受診勧奨のお知らせを受け取ることができます。歯科を受診するきっかけを作ります。
当社から、アプリで収集した健康情報やアンケートの結果を分析したレポートを提供します。各取り組みの効果の測定や、今後の取り組みの検討にご活用いただけます。また、健康経営優良法人認定(ホワイト500等)の取得に向けた取り組みにおいてもご活用いただけます。
■ Dental Prediction について
世界中の人々が、どこにいても最新の歯科教育・相談・治療にアクセスすることのできるデジタルプラットフォームを提供しています。デジタル技術を活用し、国民の健康寿命の延伸および健康格差のない社会の実現を目指しています。
社 名:株式会社Dental Prediction
所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15F
設 立:2020年6月17日
代表者:代表取締役 宇野澤 元春(歯科医師、医学博士)
「歯科まもる 健康手帳」アプリについて
お口の健康に関する相談や歯科の受診勧奨を通じて、口腔機能の維持・向上を支援し、健康寿命の延伸に寄与することを目的としたサービスです。時間や場所を問わず、どなたでもスマートフォンやタブレット端末で気軽に歯科医師にテキスト相談をしたり、最寄りのクリニックを予約したりできます。さらに歯科医師と歯科衛生士が監修したAIモデルを活用することで、的確でスムーズな相談対応を実現し、利用者に役立つ情報を提供しています。
2025年4月時点で、120名以上の歯科医師が相談員として参加しており、様々な領域の相談に対応しています。2024年4月のサービスローンチ以降、利用者は10万人を突破し、相談件数は15,000件を超えています。(2025年8月時点)

※掲載の商品名称やサービス名称等は、一般に各社の商標または登録商標です。
※各社の商標記載においては、™や®等の商標表示を省略する場合があります。
(注1)マイナポータルAPIの活用事業者一覧
https://myna.go.jp/html/api/providerlist.html
(注2)厚生労働省 健康日本21(歯の健康)
https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b6.html
厚生労働省 歯周病疾患健診 新しいマニュアルの改訂案
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/05_2.pdf
(注3)公益社団法人日本歯科医師会 15歳〜79歳の男女10,000人に聞く、「歯科医療に関する生活者意識調査」
https://www.jda.or.jp/jda/release/cimg/2022/DentalMedicalAwarenessSurvey_R4.pdf