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ビジネスシーンにおける「検索行動」に関するアンケート調査~「AI Overviews」のリンク「クリックしない」4割超え~

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株式会社アスマーク

営業(28%)以外、所属する部署で生成AI「活用している」がいずれも5割付近

マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、ホワイトカラー系の特定職種に従事し、仕事で「ネットサービスやアプリを利用したことがある」かつ「情報を調べることがある」20~50代の男女に「職種ごとに見た、ビジネスシーンにおける「検索動向」に関するアンケート調査」を実施し、その結果を8月15日に公開しました。

※調査日は2025年7月29日(火)~7月31日(木)です。

目次

調査結果

近年、AI技術の進化は私たちの情報収集や仕事の進め方に大きな変化をもたらしています。

特に、Google検索に導入された「AIによる概要(AI Overviews)」は、皆さまの検索結果後の行動に影響を少なからず与えているのではないでしょうか。

そういった変化がある状況を受け、今回は多岐にわたる職種の方々が、仕事で使うツールやサービスを決定する際の情報源、信頼できると感じる情報源、「AIによる概要(AI Overviews)」の認知度などが異なるのか調査しました。

本調査では、仕事でネットサービスやアプリを使っており、情報を調べることがある方に聴取しております。

※注意事項

  • 本調査では、割付が性年代別ではなく職種別となりますので、ご注意ください。

  • 本調査では、性別や年代別といった一般的な集計軸とは別に、「職種別」、「選定スタンス別」「生成AI活用意向別」「ネットサービス・アプリ使用頻度別」という軸を用意しております。

    • 職種別は、SC2の回答から振り分けています。

    • 選定スタンス別は、SC3の回答から振り分けています。

    • 生成AI活用意向別は、Q11の「積極的に活用している + やや活用している」を「活用している 計」とし、「あまり活用していない + まったく活用していない」を「活用していない 計」としています。また、「どちらともいえない」と「よくわからない」はそのままです。

    • ネットサービス・アプリ使用頻度別は、Q3の回答から振り分けています。そのため、たとえば、Google検索「2~4回」かつYahoo!検索「2~4回」とご回答した方は、「検索エンジン(1日5回以上)」という層に含まれません。一方で、Google検索「5~9回」かつYahoo!検索「1回」とご回答した方は、「検索エンジン(1日5回以上)」に含みますので、ご注意ください。

  • 紹介する表の一部に背景色を入れている箇所がありますが、以下のルールのもと背景色を入れています。また、いくつか表を左と右に並べており、右側の「○○ 計」という表には、この背景色を適応しておりませんので、ご注意ください。

トピックス

  • すべての職種で「AIによる概要(AI Overviews)」の認知度「あてはまる 計」が過半数を超えた

  • エンジニア・技術職以外は「AIによる概要(AI Overviews)」の内容を読む「する 計」がいずれも4割を超えた

  • エンジニア・技術職以外は「AIによる概要(AI Overviews)」のお役立ち度「役立つ 計」がいずれも過半数を超えた

ピックアップ

■所属する部署の生成AI活用度

Q11.あなたが所属する部署の生成AI(ChatGPTなど)の活用について、あなたにあてはまるものをお知らせください。(1つ選択)

「積極的に活用している + やや活用している」を「活用している 計」としたとき、営業(28%)以外は5割近く(44~58%)あった。

特徴的なのは経営・企画・マーケティングで、「積極的に活用している」において26%と、他職種と比べ突出していた。

また、選定スタンス別では、革新・トレンド重視タイプと効率・タイパ重視タイプが他のタイプとの差が見受けられる選択肢があった。

革新・トレンド重視タイプは、「やや活用している」において約57%と他タイプと比べ高く、効率・タイパ重視タイプは、「あまり活用していない」において約29%と高かった。

所属する部署の生成AI活用度

 直近半年以内:決め手となる情報を得ることができた『ネットサービス・アプリ』

Q2.直近半年以内に、あなたが仕事で使うツールやサービスを使うことを最終的に決める上で、決め手となった情報を得ることができた『ネットサービス・アプリ』について、あなたにあてはまるものをお知らせください。(複数選択可)

いずれの職種でも検索エンジンがTOPとなった。やや状況が異なるのは、管理部門のSNS(約26%)、デザイナー・クリエイティブ職の生成AI(約32%)である。

また、選定スタンス別においても、検索エンジンがTOPではあるが、「革新・トレンド重視タイプ」は、SNSと生成AIで4割を超えており、他のタイプと比べて突出した。

さらに、ネットサービス・アプリ使用頻度別でもSNS(1日5回以上)は、SNSと生成AIで4割を超えている。なお、生成AI(1日5回以上)も生成AIで約65%ある。

直近半年以内:決め手となる情報を得ることができた『ネットサービス・アプリ』

■AI Overviews:認知

Q6.Google検索において、一部のワードで検索をすると検索結果上部に「AIによる概要」、別名「AI Overviews」が表示されます。
この「AIによる概要」の表示について、あなたにあてはまるものをお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
Q6-1.「AIによる概要」または「AI Overviews」を知っている
Q6-2.表示されていることを見たことがある

「AIによる概要」または「AI Overviews」を知っているかどうかについては、「とてもあてはまる+ややあてはまる」を「あてはまる 計」とすると、すべての職種で過半数を超えた。最も高いのは経営・企画・マーケティングの68%。

一方で、「あまりあてはまらない + まったくあてはまらない」を「あてはまらない 計」としたとき、「一般・営業事務」が最も高く、30%だった。

なお、「AIによる概要」または「AI Overviews」を見たことがあるかどうかについては、「あてはまる 計」で、すべての職種で6割を超えた。

AI Overviews:認知

■AI Overviews:行動(ネクストアクション)

Q7.「表示されていることを見たことがある」で「とてもあてはまる」または「ややあてはまる」と回答した方にお伺いします。
「AIによる概要(AI Overviews)」が表示されたとき、あなたがとった行動(ネクストアクション)の頻度について、あてはまるものをお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
Q7-2.「AIによる概要(AI Overviews)」の内容を読んだ
Q7-4.「AIによる概要(AI Overviews)」より、下に並んで表示されているWebサイトへのリンク

「AIによる概要(AI Overviews)」の内容を読んだかどうかについて、「よくする + ややする」を「する 計」としたとき、エンジニア・技術職(約38%)以外は4割を超えた。特に経営・企画・マーケティングは約61%となった。

また、「AIによる概要(AI Overviews)」より、下に並んで表示されているWebサイトへのリンクをクリックしたかどうかについて、「あまりしない + ほとんどしない」を「しない 計」としたとき、管理部門(人事・労務・経理・財務・法務)(約37%)以外は4割を超えた。最も高かったのは経営・企画・マーケティングの約47%だった。

AI Overviews:行動(ネクストアクション)

■AI Overviews:お役立ち度

Q8.「表示されていることを見たことがある」で「とてもあてはまる」または「ややあてはまる」と回答した方にお伺いします。
「AIによる概要(AI Overviews)」のお役立ち度について、あなたの評価に最も近いものをお知らせください。(1つ選択)

「非常に役立つ」と「やや役立つ」を「役立つ 計」とすると、デザイナー・クリエイティブ職(約44%)を除いた職種で過半数をそれぞれ超えた。TOPは一般・営業事務の約68%となり、2位の営業60%と約8ptの差があった。

AI Overviews:お役立ち度

調査概要

調査名

職種ごとに見た、ビジネスシーンにおける「検索動向」に関するアンケート調査

対象者条件

【性別】 男女
【年齢】 20~50代
【その他条件】
・ホワイトカラー系の業種でお勤めの方
・特定の職種の方
・仕事でネットサービスやアプリを使っている方
・仕事で情報を調べることがある方

調査項目

【スクリーニング】
・従事している業種
・職種
・仕事で使うツールやサービスを選定するときのタイプ
・仕事のために使ったネットサービスやアプリ
・仕事のために調べた情報の種類

【本調査】
・決め手となった情報を得ることができたネットサービス・アプリ
・信頼できる情報源
・AI Overviewsの認知度
・AI Overviewsのネクストアクション
・AI Overviewsのお役立ち度
・AI Overviewsの信頼度
・これから先の1年で、ネットサービス・アプリそれぞれ使う頻度
・所属する部署の生成AI活用度

サンプルサイズ

300

割付

職種別

調査期間

2025年7月29日(火)~7月31日(木)

調査方法

Webアンケート

調査機関

株式会社アスマーク

株式会社アスマーク

株式会社アスマーク

代表取締役:町田 正一
所在地  :〒150-0011 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー4F
電話番号 :03-5468-5101
FAX番号 :03-5468-5102
設立   :2001年12月21日
資本金  :139百万円(2023年12月31日現在)
加盟団体 :一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会
取得認証 :プライバシーマーク(登録番号:12390094)
      マーケットリサーチ製品認証規格(ISO 20252)

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年8月18日 12時00分)

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